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朝、不安で目が覚めてしまったときの対処法~私の復職体験談~

今日は体験談です。テーマは「朝、不安で目が覚めてしまったときの対処法」について。

軽く自己紹介すると、30代男性、教員です。メンタルダウンを経験して3年間休職しました。その後復職し、「5年後も笑って働いている」を目標にやっています。よろしくお願いします。

毎朝不安とともに目が覚めるってつらいよね

1回目の復職も、2回目の復職も、早朝覚醒と不安感に悩まされました。早朝覚醒というのは、早朝に1度目が覚める現象をさします。

自分の場合、4時30分に起きて、また寝て、6時くらいに再び目が覚めるのですが、この1時間半の間はあまり寝た気がしません。

仕事へのプレッシャーが原因だと思います。毎朝不安とともに目が覚めるのはかなり大きなストレスでした。

だからいくつか対処法を試しました。今日はその中でいちばん効果があったものをシェアします。

作戦名は「不安書き出し」です。

「不安書き出し」やり方

スマホのメモ帳を使います。なんでもいいです。自分はgoogle keepというアプリを使っています。

STEP1 朝起きて、不安に思うことを箇条書きで書き出す
STEP2 とりあえず1日がんばって働いてみる
STEP3 不安だったことが結果どうだったか書き出す

これだけです。

例えば、自分の場合

☑1年生ではじめてやる授業が不安
☑来週までに出さなきゃいけない書類が不安
☑同僚との飲み会が不安

こんな風に書き出してから出勤します。

それで、とりあえず働きます。

働き終わったら、朝のメモに追加します

☑1年生ではじめてやる授業が不安
→完璧ではないが終わった。
☑来週までに出さなきゃいけない書類が不安
→事務の〇〇さんにやり方を教わった。
☑同僚との飲み会が不安
→まだ未解決。不安。

こんな感じです。

大事なのは、「朝起きたときは不安だったけど、それがなんとか無事に終わったこと」を確認すること。

不安になりやすい脳に「大丈夫だったじゃん」と教えてあげるイメージです。

さっきの例で言えば、はじめてやる授業は無事に終わり、書類については見通しが立ち、同僚との飲み会については保留という感じです。2/3はなんとかなりそうだな~って脳に教える。すると少し安心します。

心配事の9割は起こらない

「不安書き出し」を毎日やると、まぁめんどくさくてやらない日もあるんですが、「心配事の9割は起こらない」というのを実感できるようになります。たいていの不安は「なんとかなる」と知ることで、ちょっと楽になります。

僕の場合、復職してから1年くらいは毎朝不安で仕方ありませんでした。

自分はうつ病ではなく、不安障害なんじゃないか。診断名が変わっているんじゃないかと思うくらいでした。

実際不安感に飲み込まれてしまって1度目の復職に失敗したので、みなさんもお気をつけください…

終わりに

不安は脳の警報装置です。不安があるから、人類は危険を回避してきました。ただし、復職にあたっての不安は、どう考えても「大丈夫なのに、警報を鳴らしすぎ」でした。

だから「不安書き出し」を使って、日々「大丈夫だった」を積み重ねることで、少しずつ脳の警報を小さくしていきました。

もちろん、頓服の抗不安薬を飲んだり、ちょっとストレッチしてみたり、いくつか試しました。ただ、一番よかったのは「不安書き出し」でした!

みなさんも自分に合った方法を見つけてみてください。

今日は以上です。読んでいただきありがとうございました。

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