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ロンドンでジョン・スノー詣で 40日間夫婦旅 ㉗

1854 年にロンドンのソーホー地区で8 月末に発生したコレラは、9月10日までに500名が死亡し、終息する9月末までに616名の死者を出すほどとなりました。

当時のロンドンは、まだ下水道が整備されておらず、排泄物の処理が十分でありませんでした。医師であったジョン・スノーは、丹念な調査を行い、ブロード・ストリートにある井戸の水を使っている住民の間に、コレラが拡がっていると考えました。
そしてコレラの拡大を防ぐために、この井戸のポンプをやめるべきだと考え、ポンプの柄の撤去を行いました。その結果、コレラの発症・死亡者は減少しました。コレラが、水を介して感染する事を証明したのです。

ロンドンの繁華街、ピカデリー・サーカスから、それほど遠くない場所に、このポンプはあります。ロンドンに着いた日に、真っ先にここを訪れました。

今でも、取っての無いポンプが残っています。



ポンプの前には、彼の名前が付けられたパブがあります。

私達も中に入ってビールをいただきました。


店の中には、ジョン・スノーの説明もありました。

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