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消雲堂 夢日記

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夢は見る者の精神状態を表しているといいます。精神的に不健康名僕も熟睡できないからか夢をよく見ます。たいていは起きた際に忘れてしまいますから、枕元にメモ帳にスマホやタブレットを置い… もっと読む
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記事一覧

夢日記「墜落」2024/4/28

屋上から、かみさんとふたりで外を見ている。 ジェット機と大型輸送機が横並びで30機ほどが飛んでいる。それにしても30機は多い、戦争だろうか? その中のジェット機と輸送機が接触して1機が墜落していく。大型の輸送機で煙を上げて空中で燃えている。僕は慌ててデジカメを取りに行き電源を入れるのを忘れてファインダーを覗いている。残念ながら録画も写真撮影もできない。 燃える輸送機は空中分解して操縦席部分だけ左右に揺れてゆっくりと落下していくのが見える。操縦席では操縦士らしい人影がシル

夢日記「花より女性」2024/4/20

道を歩いていると目の前の公園にきれいな花が咲いている。 ピンク色の大きな花で写真を撮りたい欲求にかられる。 見れば道の左に側に少しへこんだ空き地があり、そこで写真を撮ってる男がいる。ここは絶好の撮影場所かも? と考えて、空き地に降りる。 カバンから昔購入したCANONのコンパクトデジタルカメラを取り出して寝転んで花の写真を撮り始める。しかし、少し遠い。レンズを調整していると先に空き地で撮影していた男が気になり「一応挨拶しておこう」と思い、 男に「ここで写真を撮らせて下さいね」

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夢に現れる街

夢日記「浴室掃除」2024/4/15

しばらく記憶できなかった夢でしたが、今日は何故か記憶できたので以下に記録しておきます。 晴れた日に部屋の掃除をしていて、浴室に大量の絵の具で汚れている。 浴室だから水があって、そのまま掃除できるはずなのに、 どういうわけだか近くのガソリンスタンドまで水を溜める容器を借りに向う。 しばらく歩いて田舎町の国道沿いにある知人が経営するガソリンスタンドで 幅30センチ、長さ80センチほどの華奢なアクリルケースを借りる。 これが何の役に立つのか不明である。 自宅に戻ると浴室はキレ

夢の風景「九龍地獄横丁」完

「お孫さんを連れて来ましたよ」 地獄横丁の喫茶店「ヘル」に戻ると厚化粧の婆さんに言った。 「ん?婆さん、化粧してないじゃん」 婆さん、化粧を落としたのか?まるで別人じゃないか? 「普段は化粧なんかしてないよ」 「婆ちゃん、ごめん」孫が泣いている。 「ありがとう。助かったよ。まったくお前は何をしていたんだい?」 孫の頭を叩きながら言った。 「同級生が模型屋の双子姉妹でさ・・・どっちかはわからないけど、一目惚れしちゃったんだ」 「どっちかわからなくていいのかい? 双子だって、姉

夢の風景「九龍地獄横丁」7

婆さん書店の「リーディングガールズ」に気づかれないように、書店の奥から隣町の土津への抜け道を歩く。 目の前が開けた。土津の街だ。模型店を目指す。 土津の街は地獄横丁と違って明るい。しかし、これも所詮表面上だけで、本質は地獄横丁と変わらない。人に聞きながら模型店を目指す。店名は地域名をそのままとって「土津」らしい。 女の子のフィギュアがシンボルということだった。しばらく街を歩くとすぐにわかった。巨大なフィギュアの頭部が屋根に載っかっている。 「ここだ」 「何か御用かしら?

夢の風景「九龍地獄横丁」6

「30年前までは九龍地獄横丁は、超高層ビル街だったのよ」 「ヘル」のママは寂しそうに言った。 「ここは教会だったのよ」 「教会?」 「うん、世界統一強制洗脳教会の建物だったのよ」 「聞いたことないな」 「発祥地はムー大陸だそうよ」 「ああ、太平洋にあったっていう幻の大陸?そんな大陸の人間がいるわきゃない。作り話でしょう」 「そうかねぇ・・・」 「これ、知ってるかい?」と言ってママがテーブルの上に置いたのはミニチュアだった。ミニチュアといっても、高さは60センチくらいあり、か

夢の風景「九龍地獄横丁」5

奇妙な夢を見ていた。 何だこれは?僕は・・・夢の中にいるのか? 「あんたは気絶していたんだよ」気がついた。目の前には金色のミニスカートを穿いた若い女性たちがいた。 「あたいたちはコーラスグループの“黄金半分(ゴールデン・ハーフ)”だよ。そこのライブハウスでライブをやっているんだよ。大きな声がしたから外に出てみたらあんたが倒れていたんだよ」 「そうですか・・・ありがとう」 「こうしていると眠くなっちゃうから、あとでライブハウスにおいでよ」 「あ、はい・・・」 黄金半分とい

夢の風景「九龍地獄横丁」4

「あれ?」 黄泉がえり坂をのぼろうとしていたら目的の塔とは違う塔が目の前に見えた。目的の塔はどこなんだ? 「横丁の中から見上げているのでは皆目見当がつかない。ヘル・ナースの坂にのぼって上から見てみよう」 ぼんやりしていたら・・・。 「どけっ!」棺桶男に怒られた。 「バカだね、あんた・・・」声がする方を見るとオカッパの色白女性が立って笑っている。 「塔の主があんたをからかっていただけだと思うよ」 「どういうことですか?」 「あんたはこの地獄横丁から絶対にでられないというこ

夢日記「卑猥」2024/2/5

高齢者になっての性的な欲求不満というのは「分不相応」で恥ずかしい。まあ、そのようなものに縁がなくなってくると「年寄りは性的なものから隔離せよ」的な思いがある。

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夢の風景「九龍地獄横丁」3

「その坂をのぼれば塔に行けるはずよ、きっとね。うふふふふ」 そう言ってリーディングガールズたちが笑います。 「黄泉がえりの坂よ」 「黄泉がえりの坂?」 「坂の上には温泉街があってね。そこには土産物屋があるのよ」 「土産物屋?」 「うん、何軒かあるのよ。その前にはお婆さんたちが店番をしているの。そのうちのひとりに塔への入り口は何処なのか聞けばいいのよ。うふふふふ」 「うふふふふふ・・・」リーディングガールズたちが揃って笑います。 「でもね・・・」 「間違った婆さんに聞いた

夢の風景「九龍地獄横丁」2

僕は九龍地獄横丁から山頂の塔 「やっとヘル・ナースの群れから抜け出せた。それにしても、もの凄い数のヘル・ナースだったな。ヘル・ナース除けスプレーを持っていたから助かった・・・」 地獄横丁にはこれまで見たことのない新しい建物ができていたりする。目の前にあるのは何だろう? バラック小屋のようなバランスの悪い建物に白衣の女性達が屯している。白衣といってもヘル・ナースたちではないようだ。何かの選挙運動だろうか?それとも宗教関係なのか?いずれにしても危険な感じがしたので早足で歩を進

夢の風景「九龍地獄横丁」

昔、PlayStationに「クーロンズ・ゲート」というゲームの傑作がありました。僕はゲームが苦手なので、常に初っ端で挫折してしまうのです。このゲームも同じでしたが、ゲームをプレイすることよりも、ゲームに同梱されている陰鬱な香港の九龍の街並みの絵と、登場するキャラクターたちの絵が気持ちが悪くて僕の好みだったのです。ゲームの冒頭も陰鬱な路地(だったと思う)から始まっていたのが素晴らしかったのですが、僕は冒頭から少しも先に進めなかったのです。 僕の夢の世界は、その記憶を下敷きに

夢日記「洋服」2024/2/2

会社にいると爆弾が仕掛けられたことがわかる。上司のパソコンの上に置かれた小さな荷物が爆弾であることが判明して隣の部屋に逃げる。

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