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幸福の定義

プロセスエコノミの著者・尾原和敬氏が上の図のように、今は幸福の定義が変わってきたと唱えています!

かつて、モノが不足していた時代には、モノがあること、充足することが幸せの物差し、それも欧米諸国は敗戦国日本よりも充足していたからこそ、目指すそれが明確に見えていた、つまり「正解」がわかっていたからこそそこに向かっていく原動力があり、ゆえにそれに到達することが幸せだった定義できていたと・・・

しかし、今はモノが充足し、世界でも屈指の物質的には豊かな国になった・・・その実感をしている世代(私のような50歳代以下の人)は、そもそも幸福の定義が変わった・・・そしてバブル崩壊、リーマンショック、震災・・・などを受けてきた平成前後世代(Z世代)の人にとっては、それはより鮮明です。

そしてこの図にあるように、モノやコトなどに重要なのは「意味」とか「つながり=関係性」「没頭=夢中になれる、好きとか嫌いとか・・」といった個人に宿る感覚、感性みたいものが大事になっています。

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この画像にあるような「北欧暮らしの道具店」は、まさに文字通り、道具、というかモノを販売している店ですが、そこに来る人、ないしはネットで購入する人は、「そのモノ」でなく、そのモノを通じたライフスタイルに憧れや好き嫌いがある・・・だからファンになる・・・そんな風になっていると思います!

野球という領域においてはどう見ても技術、体力、そしてショーパフォーマンスにおいては大リーグが最高峰ですが、どれとっても劣っているはずの高校野球の甲子園大会には人(日本人)はそれ以上に熱狂するのか・・・それこそ「過程=プロセス」にある

「ハイクオリティ<ハイコンテキスト(高い文脈)」
そんな時代になってくると強く思うのです

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