3年半ぶりに祖国に帰って、日本ってギスギスしてんな〜っと思ったお話
誤解のないように言いますが、わたしは日本が大好きです。
31歳になるまで海外にいったこともありませんでしたし、行くつもりもありませんでした。理由は日本が好きで、日本のすべてを知ってもないのに海外に行く余裕なんてないと思ってたからです。
1度も海外へ行かなかった祖父も、海外へ足を延ばすのは日本のすべてを見たり経験してからで遅くないといつも言ってました。
わたしもその通りと思ってましたし、日本の魅力について語ろうと思えばいくらでも語れると思ってました。
そんなわたしが中国で約7年半過ごし、3年半ぶりに帰国した感想は以下の通りです。
もう一度、言いますが、わたしは日本のことが大好きです。そして昨年からずっと中国から完全に撤退して帰国することを念頭に計画してきました。
その気持ちにちょっと揺らぎが生じてしまいました。なぜなら、今回7日間の滞在で、日本はとっても要求的で、緊張を強いられる国なんだなと感じてしまったからです。
もちろん、お互いにルールを守ることで秩序がうまれ、それが静けさや清潔さを作り出しているのは良くわかります。
でも、自分にはそのルールが本当に必要なものなのかどうか理解できませんでした。
もしかすると、そこまでの静けさや清潔さはいらないのかもしれない。ルールを緩めたり、同調圧力を緩めても、満足できる程度の秩序は守れるのではないかと思いました。
つまり、人の目を過剰に気にせず幾らか自由に振る舞ったとしても、また、他の人の行動に干渉するレベルを引き下げたとしても、十分高レベルな秩序を守れるのではないかと思うんです。
言い換えると、外国人や、空気を読めない人の至らないところや、変なところを多少受け入れても、ある程度の秩序は守れるんじゃないと・・・。そういう寛容さあっても良いんじゃないのって思っちゃいました。
さらに、ルールをまだ知らない人、もしくは自分たちと同じ方向を向かない人に対して、助けようという姿勢ではなく、排除しようもしくは攻撃しようとしがちかもって思いました。
この姿勢がギスギス感の源になっているような気がします。
もちろん、中国の比較的何でもありなのも如何なものかと思います。
以前にも書いたように、親が子どもに排水口でオシッコするのを許したりとか、スーパーの通路に明らかにオシッコの水たまりがあったりとか、それはどうかと思います。
そういう極点なことは変えて行くべきだと思いますが、いくらか秩序を乱す行動があったとしても、なぁなぁの雰囲気を保つことで、それなりにみんな幸せに暮らせるのではないかなって思うわけです。
まぁ、日本だって先日のマラソン大会で植え込みに向かって立ちションする大人がいたと報道されていましたよね。
そういうこととしてしまった人を見て、如何なモノかと声をあげ攻撃したり、また、トイレを準備しなかった運営の準備不足を過剰に批判するのではなく、笑って受け流しても良いのではって考えてます。
次回どうするかを決めれば良いって思うんですよね。そして、今回の立ちションで公衆道徳が過度に損なわれたわけでも、病気が発生したわけでもないわけですし。
もしかするとちょっと臭かったかもしれませんが。
そんなわけで、自分って日本に帰って上手くやれるのかまたもや自信がなくなってしまいました。トホホ。
今日も最後まで読んでくれてありがとう。また明日。
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