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中国でコロナ陽性日記3日目 発熱外来にいくも診察は断念したお話

症状が出始めて3日目、高熱が続き解熱剤もほとんど効果なし。ただ不思議なことに辛い症状もなく過ごしていました。

すると妻がどこから持ってきたのか、血中酸素量を測る道具で調べて見ると91%くらいしかありません。わたしは苦しくないので気にしなかったのですが、妻様は大いに気になったらしく、わたしが寝ている間にボスに電話しており、朝8時ごろボス夫婦が車で迎えに来てくれました。

そして近くの大学病院の発熱外来に。

これまで、どんなに高熱がでても汗ひとつかかなかったのですが、なぜか3日目の朝は汗でびっしょりで、急いで着替えて病院へ行くことにしました。

久しぶりに外に出ると、真っ直ぐ歩くこともできずかなり消耗していることに気づき、それにも驚きました。

病院に着くと大勢の人が行列を作ってました。

検温のために並ぶ人々

見たところ、検温を待つ列に30人ほどしかいませんでしたので、すぐに診てもらえるに違いないとベンチに腰掛けて待つことに。妻様がわたしの代わりに列に並んでくれました。

しかし、ボスはあちらこちらを見て回り、ここにいてはいけない。いつになるかわからないと言いだします。そして、その時点で発熱していないことを理由に普通の急患外来に行こうと言います。

ただ、当然さっきまで発熱していた事実があるので、通常の急患外来では診てもらえませんでした。それで、ボスが今発熱外来は何人待ちなのかと受付に聞きます。

すると200人から250人待ちだといいます。そして恐らく10時間以上待つことになるし、昨晩10時頃から並んでいる人を今診ていると言います。

この時点で、もう帰りましょうと言って自宅に帰ってきました。

それにしても、発熱している人が10時間も横にもなれずに、順番を待つだなんてどうかしていると思いました。

ひとつの病院で、すくなくとも200人ほどの人が発熱のために列をなしているわけですから、政府の公式発表の23日新規感染者が4103人というのがまったく信用に値しない数値であることがわかります。

死者は5人と発表されたそうですが、ほぼすべての北京市民の個人的な知り合い5名がなくなったという意見もあるようで、全国での死者数ではなく、知人・家族内での死者数の間違いではと揶揄する日ともいるようです。

さて、それはさておき・・・

家に帰って来ると、またもや熱がぶり返し39度から40度の間をいったりきたいするようになりました。ただ解熱剤が効いている間は37度代まで下がるようになり、すこし楽になりました。

加えて、症状が出始めてからまったく近づこうとしなかったネコさんが、3日目のよるからベッドに潜り込んで一緒に寝るようになりました。

発熱は3日ほどで治まると大勢の人が言っていますが、この後どうなるのでしょう。それはまた明日。

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