ミニマリズムへの挑戦:中国人は身体を冷やすことを恐れる話
以前、衣類を10枚にまで減らしたことについて書きました。
このあと、冬服を出したので13枚程度まで増えたのですが、最近いっきに20枚まで増えてしまいました。
理由は「風邪をひいた」からです。
わたしは風邪を引いていても、家にいるときは短パンにTシャツで過ごします。
室内では薄着でも問題ありません。暖房をつけていますし、そうでなければ布団に入っていますからセーターとかは不要です。
では、どうして衣類が増えたのかというと・・・
中国人の友人が服を持ってくるからです。
彼らは身体が冷えることを恐れています。どんな理由があっても、冷気に身体をさらしてはならないと思っています。
彼らは、身体の内外から温めることに執念を燃やします。そして部外者であるわたしにもおなじ事をするように強く勧めます。
この時期にTシャツを着ているなんてとんでもないことで、わたしが快適に暮らしていることなんかおかまいなしに、口撃してきます。
そして、親切心から服を買うことをすすめ、もし行動しないようなら衣類をプレゼントしてくれます。
結果、わたしのクローゼットには着る予定のない洋服が増えてしまいました。嬉しいけど、ちょっと困ります。
さらに、多くの人が勘違いしていることがあります。
それは、服をミニマルにしているからといって、何でも良いってわけじゃないってことです。
毎日、同じTシャツを着ています。何でも良いので、適当に選んだシャツを着ているのではありません。いろいろ考えた結果、UNIQLOのTシャツを着ているんです。
でも、わたしの表面だけをみて、これでもいいでしょと、自分では絶対に着ないような洋服をプレゼントしてくれる方もいます。
お気持ちはありがたいのですが、お金がなくて服を買わないわけでもありません。
また、着たくない服を着るには人生は短すぎると思ってるので、遠慮したいのですが中国人の熱力に押され気味。
結局、いただいたモノのほとんどは、数回着たらお蔵入り。次の衣替えのときに処分となってしまいます。
さてさて、この干渉に関することで気づいたことがあります。
自分が完全に外側、つまり仲間と見なされていないときであれば、Tシャツでいようと、冷たい水をがぶ飲みしても干渉されることはありません。
しかし、一度内側に入ってしまうと、服装から飲み物まで、あれやこれやと世話を焼かれることになります。
ここのお世話の圧が強いので、圧を愛と感じられない人にとっては、生きづらい社会だろうなと思います。
さて、春節で友人たちがドンドン帰省しています。
彼らが幸せな状況で家族団らんを過ごすことを祈ってます。そして、僕らは大都市に訪れる静けさを楽しみにしてます。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!
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