すべてのことが面倒くさくなっているとき

今日はちょっと理由があってすべてのことが面倒くさくなっています。

その理由については、まだお話しするべきではないと思いますので、今日は面倒くさくなったときの対処法について書きたいと思います。

わたしは中国で暮らす日本人です。

中国には自分で選んで来ましたが、中国が大好きってこともありませんし、中国語が堪能ってこともありません。

ですから中国にいるだけで楽しいってことはありません。

ただ、友人たちのことは大切に思っていますし、彼らを心配させたくないと思っています。

心配かけたくないって思うことは良いことですが、言い換えると中国にはまだ愚痴を吐き出したり、本音を語り合える友人がいないってことです。

もちろん、日本には何を話しても大丈夫と思える友人がいます。

しかし、辛いことがあったときだけ連絡するなんてみっともないこともできません。

それで、辛いことは基本的に自分で解消するしかないのです。

では、異邦人として暮らすわたしは、どうやってストレスを減らし、気持ちを落ち着かせ、できるなら気分良く過ごせるように調整するのでしょうか。

今のところ、もっとも良い方法は街を歩くことです。

音楽を聞いたり、ポッドキャストを聞いたりせず、ただ街を歩き風景を眺める。行き交う人の様子を観察したり、路地を覗いてみたりします。

普段は移動にしか使っていないルートを目的もなく歩いてみると、気づかなかった人たちの暮らしに気づいたり、素敵なお店を見つけたり、表現するのも憚られる汚いものを見つけたりします。

そういう状況のなか、みんなそれぞれの悩みを抱えながら暮らしているんだろうなと考えたりします。

また、自分の置かれている状況が決して悲観すべきものではないと気づくこともあります。

そんなことを繰り返しているうちに、少しずつ心の中にへばりついたヘドロのようなものが減っていきます。

そして、少し気が楽になったら人のためになるようなことに取り組んでみます。

病気をした友人にお見舞いのメッセージを送ったり、しばらく連絡してなかった友人に最近どう？とメールします。

また、片付けなくてはと思いつつ手つかずだったことに、少しだけ取り組んでみます。

そんなことをしていると、少しずつ気分も楽になります。

でも、ちょっと気分が良くなっても無理をしてはいけません。

好きなものを少し食べ、好きな音楽を聞いたり、映画を見たりします。

そして、できるなら早めに眠ります。

朝になっても回復してなかった場合、もう少し街を歩き、もう少しだけ人のため自分のためになることに取り組み、そして自分を少しだけ甘やかします。

そんなことを繰り返しているうちに、いつの間にか回復できるように思います。

お酒や、娯楽も一時的な苦しみを和らげてくれます。

しかし、それに頼るとかえって疲れることもあるので要注意です。

それで、しんどいときはお酒は控えめにしておきましょう。

今日は、午前中は街を少し歩き、気になっていたバイク屋さんにお邪魔して、店長とおしゃべりを楽しんできました。

昼からも、外を歩こうと思っていたのでしたが雨が降っていたので、昼寝した後、気になっていた授業用のパワポを作成しました。

気持ちはまだ完全には晴れませんが、明日には回復していることでしょう。

自分の機嫌は自分で取るなんていいますが、結構難しいことです。

でも、難しくても、自分のため、人のために行動できるのが大人ですので、今日も努力したいと思います。

多分、明日には回復していることでしょう。

今日も最後まで note を読んでくださりありがとうございます。
また明日！