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日本語教師は生きる手段な自分

先日 KOTOIKU さんの note を読んで、ただただすごいな〜って

この日本語教師の仕事を「生き方」と考えると合点がいきます。
まさに、自分の好きな「生き方」なのです。
だから、こんなに薄給でも、好きで続けられるんだなあと。

日本語教師は生き方であり、好きだから薄給でも続けられる・・・

自分には無理だなって思いました。

だって、わたしが日本語教師を始めるきっかけは「就労許可(Zビザ)」を得ることだったからです。そして生活費を得ることでした。

多分、ビザがでなかったら日本語教師の道を選んでいなかったと思います。他の方法で生存できないか模索したと思います。

でもどうして日本語教師を新卒で選ぶことに関して議論になるのでしょう。

「給料」の問題

それは「給料」の問題なのだろうと思います。

大学で留学生に日本語を教えることができればいいでしょうが・・・日本で日本語を教えるとなると高給取りなることはないでしょう。

もし非常勤の講師だったらどうなのでしょう?

時給は1500円くらいなのでしょうか?オンラインの場合はもっと安い場合もあれば、もっと高い場合もあります。

専門的な知識が必要な割には、それほど高い時給とはいえないです。

「潰しがきかない」日本語教師

さらに日本語教師としての経験を生かしての転職って難しいって聞きます。

しかし他業種から日本語教師への転職は相当に有利です。

例えば・・・
営業マン→日本語教師(ビジネスマナー特化)
看護師→日本語教師(医療・資格特化)
塾講師・教師→日本語教師(留学生特化)

これらの組み合わせは素晴らしいです。しかし反対向きだったら相当に難しいです。

ですから新卒では日本語教師ではなく、他業種を選んだ方がよいという意見もそうだと思います。

「日本語教師を続けること」と「経済的成功」は両立できないのか?

経済的成功がどのレベルなのかによると思いますが、雇われている日本語教師がフェラーリを乗り回すってことはあり得ないと思います。

少なくとも知り合いの日本語教師にそんな方はいません。

ですから経済的な成功を追求するなら、日本語教師の仕事は茨の道になるかなって思います。

とはいえ、日本語教師が絶対にお金持ちになれないってこともないと思います。

ただ日本語教師が結局は時間を切り売りするスタイルであるので、単価が変わらない限り収入アップは難しいでしょう。

そうなるとカリスマ日本語教師となるとか、副業するとかそういった工夫も必要です。

日本語学校を作るとかは相当に難しいと思いますが、もし成功できれば経済的な目標を達成できるかもしれません。しかし学校経営と日本語教師の仕事はまったく違うモノなので、論点がずれてしまってますね。

「好きだから続けられる」

ですから日本語教師の仕事を選ぶと、心の中に矛盾を抱え込むことになります。

日本語教師の給料はこんなものだとわかっている。

でもこの仕事が好きなので続けている。なんとか暮らしていけるし、時々寂しく思うときもあるけど、まあいいか・・・なんて思うこともある。

こんな感じなのかな?

◇◇◇

わたしはというと、中国でそこそこの給料を頂いてます。

今までの人生で高給だったことことがないので、今の自分の生活レベルに相当に満足しています。むしろ日本へ帰ったら、今よりも経済レベルが下がるだろうと思います。

ですから、もしあなたが日本語教師を続けたいけど、生活レベルは下げたくないと思っているのなら、中国で日本語教師をするっていうのも手かもしれませんよ。

給料の50%くらいを貯金しているって日本語教師の方、結構多いです。わたしはおいしいものを食べまくるので、それほど貯金できませんけど・・・

もちろん、中国で仕事をすると、学習者が中国人限定になりますし、海外生活という別のストレスも抱えることになると思いますが、生活自体はとっても楽だと思います。

よかったらこういった note も書きましたので参考にしてください。

それと、誤解のないようにいいますが、わたしも日本語教師の仕事が好きですよ。できれば続けていきたいなと思っています。


ぜひぜひ、サポートをお願いします。現在日本円での収入がなく、いただいたものは日本語教材や資料の購入にあてます。本当にありがとうございます。