マガジンのカバー画像

虫ネタまとめ

97
一番近くで遊び相手になってくれる虫たちを紹介します!
運営しているクリエイター

記事一覧

ちょっと横から失礼|クマバチ

ちょっと横から失礼|クマバチ

スイカズラの甘い香りが漂っていたので、ついつい香りにつられて近づいてみたら、クマバチもやってきていました。

クマバチはよくこの花に馬乗りになるような姿勢で乗っかっています。花の蜜を横からかじりついて食べているのです。

これは花としては困った行為。ダメだぞー!

ゆりかご育ちのオトシブミ

ゆりかご育ちのオトシブミ

枝にこんな巻物のようなものがぶら下がっていることがあります。

これはオトシブミという虫のしわざ。

手前に描いた黒いのがその虫です。1センチもない小さな虫。この体で葉っぱの中に卵を産み、くるくると巻物を作るのです。

先日、ちょうど巻き作業中だったので、見学させてもらいました。
ぐいぐいと体全体を使って織り込んでいく姿は圧巻!

この巻物はゆりかごのようなもので、この中で幼虫はゆりかごに守られな

もっとみる
アブラムシ探してテッペンを目指す

アブラムシ探してテッペンを目指す

テントウムシは高いところに向かって登る習性があります。理由は諸説あるのですが、ボクが好きなのは

「テッペン目指してアブラムシがいなければ、この草は用済み。次へ行こう!」という考え。

登ったり下ったりあちこち歩いてしまっては、同じ道を行き来することになるから無駄ですもんね。しかも、テッペンまで行けば次の草へ渡る時の飛距離もかせげる!

合理的〜!

カノジョの出待ち中|クマバチ

カノジョの出待ち中|クマバチ

黒くてずんぐりしたクマバチ。
ちょうどこの時期、ずっと同じ場所でホバリングしている姿を見かけます。これはメスがやってくるのを待っているのだそうです。

体が大きいし、羽音も迫力あるので、襲われるんじゃないかと心配になると思いますが、追い払ったりせず、そっと恋の行方を見守ってあげてくださいね!

期間限定のモフモフ|ビロードツリアブ

期間限定のモフモフ|ビロードツリアブ

モフモフ好きなみなさん
こちらの虫もふわふわで可愛らしい姿です

アブという名がついていますが刺しません
花の蜜専門

春の初めだけに現れるモフモフなので
ご覧になるならお早めに〜

花の咲いているところでじっと待ってれば
きっとやってきます

ブンブンブンだんごの色が違う

ブンブンブンだんごの色が違う

ミツバチは気に入った花にだけ訪れる習性があるそうです。
なので、足についている「花粉だんご」には、その花の花粉の色が凝縮されています

ボクが観察したところ、これだけ違いました!

ナノハナとタンポポはどちらも黄色い花びらですが、花粉の色は違いました。タンポポの方が濃く、どちらかというとオレンジに近いようです。
意外だったのはホトケノザ。かなり濃い赤の花粉をお持ちのようです。

これからたくさん花

もっとみる
顔をゴシゴシ|ミツバチ

顔をゴシゴシ|ミツバチ

ミツバチにとって蜜も大切だけど
花粉も大切な食べものです

体についた花粉を上手にゴシゴシして
前足から、中足、後ろ足へと移動させて
後ろ足にある1本長い毛にくっつけて団子にします

花から花へ忙しそうなハチをじっと見ていると
こんな感じでゴシゴシしてる愛らしい姿が見られます

臭さで交流しようぜ|カメムシ

臭さで交流しようぜ|カメムシ

昨日、車の中にカメムシがいて
密室にあの香りが漂いました...

カメムシは、においでコミュニケーションをとっているそうです

①危険だ!のにおい
相手を追い払ったり、危険を仲間に知らせたり

②集まれ!のにおい
身を寄せ合って冬を乗り切ろう!

車のカメムシくんは①のにおいだったようで
ボクのバックの底についていたため
ドン!と置いた衝撃で噴射したようでした...

アスファルトの上はあったかい|カマキリ

アスファルトの上はあったかい|カマキリ

カマキリはどうして
道路の真ん中で仁王立ちをしているのでしょうか?

朝晩冷え込む季節
陽の光であたたまったアスファルトは
ホットカーペットのような感じなのでしょう
(実際温かいので、安全な場所で寝転んでみて!)

ふわ〜あったかいわ〜生き返るー!
ぬくぬく...

と、その時車が...(察し

小さな同居人はオス|ジョロウグモ

小さな同居人はオス|ジョロウグモ

ジョロウグモの姿が目立つ季節になってきました

巣の真ん中にいる大きなクモはメスです
同じ巣の中に小さなクモが同居していたら
それはオスです

クモの世界ではメスが大きく、オスが小さいことが多いようです

本当に同じ種類か?ってくらい体格差があります
ぜひ探してみてください

カマキリのカマはブラシ付き

カマキリのカマはブラシ付き

カマキリのカマにブラシがあるんですよ
矢印で示したところに細かい毛が生えていて
これで汚れを落とします

特に目は大切なので
この細かいブラシでピカピカにします

人間に例えると
ノコギリの側面の文字が書いてある部分に
ほおずりする感じでしょうか

かなりハラハラする洗顔ですね...

ボロボロでも飛べる生きている

ボロボロでも飛べる生きている

羽の半分以上がボロボロになっているアゲハチョウが飛んでいました
そんなになっても飛べることに驚きです

6月の投稿でアゲハチョウの体重は0.3gとお伝えしました
今はきっともっと軽くなっているだろうけど
それでも舞い続ける姿を見て感動しました

前にいるのがオス。後ろがメスです|赤とんぼ

前にいるのがオス。後ろがメスです|赤とんぼ

赤とんぼがつながって飛んでいるのを
見かけるようになりました

前がオスで、後ろがメスです

このように連結するのは午前中で
産卵が終わればペアは解消します

お昼過ぎには単独で飛んでいるアキアカネがめだってきますよ

ドングリの下処理は煮るorチンor冷凍

ドングリの下処理は煮るorチンor冷凍

拾ってきたドングリ
捨てたらお子の逆鱗に触れる
しかしこのままにしておくと...
左のようなベビーが出てきてきてしまいます
(ちなみに右が親です)
ということで、早めに下処理しておきましょう
(親のゾウムシには悪いけど...)

煮る場合、味噌汁の鍋でドングリを煮ろと言うのか?
って感じでしょうから
ボクはレンチンがおすすめ
ただし加熱しすぎによる爆発に要注意
(ドングリの量とレンジのワット数にも

もっとみる