10/22 演じる

私はずっっっと、楽器とともに育ってきたし、演奏することで自分を作ってきたような感がある。
学生時代に温泉旅館で働いて一度離れてみたのですが、そのとき、演奏していない私(ただ仕事をしている自分)の存在を受け入れてくれるところはあるんだな、と思った。嬉しかった。

ここ最近はどうだろう、

楽器からも離れているし、かといって受け入れられている(自分自身が、現実として・・・の意味でも)わけではない。
演劇に興味がある、唐突だが。

今年の5月に、東静岡というところで「ふじのくに⇆せかい演劇祭」という催しがあった。
私は旅の途中だったのですがたまたまポスターを見かけて、『これだ!!』となり、無料で行ける「ストレンジシード」という駿府城公園でやっていたフェスを観に行きました。


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何者にもなりたくない、そう感じていたここ数年。
それが持っていていい感情なのだと認めることができました。

演劇を観ているのは楽しくて”学び”があると何か感じたし、来ている人たちも、演じている方々、スタッフの方々も、なんというか、自分と同じにおいを感じたんですよね。笑

多分、考えていること一緒なんだろうな、みたいな。

フェス自体の雰囲気も、芸術系の学祭みたいで、手作り感があって、若返った気分になりました。
そして、「自由」という色の雰囲気、空気感、時間がそこにあって、
嬉しくなりました。

私と同じ人がいるんだな、
とか、

探していれば、好きになる人は見つかるんだな、とか、

心が軽くなるってこういうことなんだな、

とか。

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※会場で誰に話しかけたわけでもないし、話を聞いてもらったわけでもないですが、直感、直観(?)だけです。


好き、って、とてもシンプルなんだな╲(^O^)/

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さいごに、この「ふじのくに⇆せかい演劇祭2023」の芸術監督の方の言葉が、とても素敵なので、ぜひお読みください。

今更レポートでした(なぜそのとき書いていなかった自分・・・!)*

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