何もかも失ったとしても、生きていく上で大事にしたい3つの気持ち
何かを得ていくこともあれば、失っていくこともあります。
動けなくなったり、喋れなくなったり、自分の家に帰れなくなったり。
医療を通して、そのような方々とたくさん関わらせて頂きました。
その中で、教えてもらった生きていく上で大事にしたい3つの気持ちについて説明します。
1. ありのままの自分を大切にする気持ち
ありのままの自分って何?と、自分探しの旅に出てしまいそうですが
気づいていないだけで、今のあなたの中にあります。
どれだけ頑張っても、成果が出なかったり、失敗したり、役に立てなかったりすることが必ずあります。
例えば病気や怪我をしてしまうと、状況が一変します。
仕事が出来なくなったり、支援がないと生活できない状態になることもあります。生きていくので精一杯な状況です。
たとえそうだとしても、
ありのままの自分は、いつでもここにある
そう考えることで、また立ち直ることができるのだと
出会った患者さんの生き方から学びました。
自分は大切な存在だと思う2つの気持ち(自尊感情)について
2. そばにいる人を信じて頼る気持ち
私たちは、自立しているようで、実際は一人では生きていません。
必ず、他者とのつながりの中で、助け合いながら生きています。
一人ができることには限りがあるのです。
頭脳明晰で、成績優秀だとしても。
精神的にも身体的にも健康でも。
今生きている時点で、必ず誰かが助けてくれています。
もし、自分一人ではできないこと、うまくいかないことがあったら
できない自分を責めたり、体を壊すまで頑張りすぎず
そばにいる人を信じて頼ってもいいんだ!と学びました。
助けられていることに気づいていない
3. 助けてもらっていることに感謝する気持ち
「いやいや、お金を払っているのだから当たり前でしょう」という意見もあるかもしれません。
確かに、お金を支払う見返りとして助けてもらうこともあるかもしれません。
しかし、お金には反映されていない価値も受け取っているのではないかと思います。
おそらく想像ですが、どんな仕事であれ、担当している方の「思い」であったり「熱意」であったり、「目に見えない配慮」や「工夫」があるのではないかと思います。仕事じゃない時に一生懸命考えているかもしれません。
測れるもの、目に見えることが全てだとは限りません。
だから、私は誰かに助けられていることに感謝して生きる人生を選びたいと思います。
病院の場合
読んでいただけるだけでも感謝です😊変わらずnoteでの活動を続けてまいります。 もしサポートを頂けたとしたら、書籍や記事購入に使わせて頂きます。