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ちょっと反省ています。ウチの親父は右手の小指が途中からありません。

ギョッとさせたらごめんなさいw
ぶっちゃけた話が元極め道の方ですウソです
いや本当のようなウソですの反対の反対
地元の顔役で地回りなんかしたら
こぞってみんなが挨拶に来る
下町で昔気質のって違うから

船のレーダー作ってた会社のリーマンだったから
私が産まれる前は違う仕事をしていて
プレス機で指詰めたそう。
事故です。

こっわ!!◯玉がヒュンてなるよね、、
不思議とその時は痛みを感じずとにかく熱い!!となったらしい
ハードボイルド小説でも似たような表現をたまに見る
拳銃で命に関わらないところ撃たれて
痛みより熱さが先みたいな

今でもたまにあるらしいんだけど
唯一の趣味になったパチスロ
(昔は釣り4、パチスロ6 くらいの割合趣味だったのに
爺さんになって釣りはほぼ行かなくなったね)

居合わせた隣の知らない客に缶コーヒー渡されて
『どないですか?おやっさん』
とヤヤコシそうなおっさんに声かけられるとかw
こーゆーのは若い頃からあるそうです
とても面倒くさいらしい
手元見てるんだねえ指ねーなと

仲間だと思うなしwww
懐いてくんなしwww

まぁこんなのは笑い話のひとつでいいんだけど
ちょっとしたこと
病院で簡単な問診
今だと必ずコロナ関連のを書かされる
これはまだいい
ロビーで座って勝手に書いて持ってこいで済む

公の場ではそうは行かない
とにかく人前で文字を書くのがイヤ
右利きで必ず書く指に向かい合ってる人の目が右手の小指に行くから

確かに昔から
字を書くのをものすごく嫌がる人ではあった
あまり綺麗な字ではないけど普通に読めるのよ?

なにか書類に住所氏名年齢など書くのに私なんかは
サササと書いちゃう方なんだけど汚い字で
親父はメッチャ丁寧に書くからゆっくりではあるんだけど別にそれが悪い事じゃあない

筆圧とか丁寧に書いた字って気持ちが入ってるからわかるでしょ?それです

最近気づいたんですよね
恥ずかしながら、、

小指が途中からないからコンプレックスなんだなと
もう家族としては当たり前の事で
なんの抵抗もないんですよ

そうゆうもんなんだって

母ですら出会う前の事だったそうで
当然私や妹も存在する以前のこと

とにかく書き物は母に書かせようとする
字が上手じゃないからだけじゃないんだなあ
その都度ブツブツ言われている
自分の住所氏名年齢くらい自分で書けだの
今から字の練習しろだの
小3の孫より劣るだの
散々な言われよう

これは母にちゃんと言っておいた方がいいかも
コンプレックスだろうからあんまり言うてやるなと
きっとそんな事、微塵も気にしてないし気にしたこともないと思う

まだ仕事してた現役の頃そんな事言おうもんなら
烈火の如くキレ狂ってたであろう親父
つか口ごたえさせないオーラを纏ってたね

今はヘラヘラして笑ってるなんか嬉しそう
真性のドMなのかもしれない
年取ったなあ、、しみじみ

当たり前は当たり前じゃない

せめて家族にはもっと気を回してあげないとダメだな
知らない間に人を傷付けている事もある
完璧なんて無理だけど
繊細に人を思いやる気持ちは持っていたいと思う。

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