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戦い方

こんにちは!やっと楽しみにしていた
ディズニー旅行がこの土日にあります◎
こぐまちゃんは「ディズニー=誕生日」だと
思っているので、誕生日プレゼントも
もらおうとしてます!笑

今日は、私の2大戦争について少しお話したいと思います。
その戦争を通して、少しずつ自分にあった戦い方
自分の守り方を学んできました。


◆第一次大戦

いわずもがな、というか離婚の際は戦争でした。
産後6か月ほどで夜泣きもひどく、ほぼ寝れない状態に加え
不倫が発覚したのです。

深夜に気づいたので、朝6時ころになったら母に連絡しました。
金曜日でしたので、母は「明日の土曜日に迎えに行くから
荷造りをしておきなさい」と言ってくれました。

2020年の出来事で、新型コロナによる緊急事態宣言が出る
数日前だったはずです。
こういうことっていらない位、細かく覚えていますね。

またこの事は、別の記事でゆっくりしゃべります。

二重苦のなかの光

ちなみにこの時、育休からの復職も決まり
保育園も決まって慣らし保育中でした。(都内在住でした)
それを全部頭を下げて辞退させていただき、無職になりました。

また、元夫とは驚くほど話が通じませんでした。
今までの3年以上の時間、どうやってこの人と会話したのか
わからないレベルで嚙み合わず、最終的には警察のお世話に
なりました。(向こうが)

そんなこんなで気づけばうつ病になりました。

そして子育てに休みはありません。こぐまちゃんはとにかく
体力のある子供で、夜中だろうが寝ません、2時間サイクルです。
2時間起きて、2時間かけて寝かしつけて、2時間寝る。
このサイクルが生後半年から10か月ころまで続き、睡眠不足による
体調不良
にも襲われまくりました。

また、家族のおめでたい知らせも続きましたが、
自分の惨めさと照らし合わせてしまって卑屈にもなっていました。
週一回のペースで夜中にヒステリックに叫んで泣いて
母熊野にはとても迷惑をかけました。

当時の私にとって地獄のような半年のなかで
唯一の光はやっぱり、こぐまちゃんなのでした。

立ち直り方

人は、何を基礎エネルギーにしているか、それぞれです。
愛の人もいれば、怒りの人もいます。
負けん気の人もいれば、恐怖心の人もいると思います。

人生振り返ってみて、私の基礎エネルギーは【怒り】でした。

不倫の際は「私にも落ち度はあったかも」
「こぐまちゃんの為にも再構築するべきかな」など
メソメソしながら考えていました。
うつ病になったときも、結局私はメソメソしたまま
自分はなんて可哀そうなんだろう、と卑屈になっていました。

それがなにかのきっかけで「私、悪いことしてなくない?」
「なんで私が泣き寝入りしなきゃいけないんだ?」と
沸々と怒りが湧いてきたのです。

そこからはあっという間に手続きなどを進め、
弁護士さんに驚かれるスピードで離婚までこぎつけました。
家庭裁判所の人も笑うくらいの速さでこぐまちゃんの籍も
私の籍に入るよう手続きし、心療内科も通院終了となりました。

私は怒りを抱えたとき、行動力や活力にあふれ、
迷わず行動できるのだと気づいた期間でもありました。

◆第二次大戦

第二次大戦はこぐまちゃんが保育園で不適切保育
受けたときでした。

実家に戻り1年ほどうつ病で就業制限がかかったものの、
先生と相談して仕事には就いていました。

介護・保育企業で、私は一体施設の調理員でした。
こぐまちゃんは企業主導型の勤務先保育園にお世話になりました。

1年ほどして、新設園の調理責任者を任せて頂きましたが、
その新設園で不適切保育を受けたのです。(これもまた書きます)

不適切保育の実態

鏡付きのスライドドア1枚へだてた保育室と調理室でした。
わたしも仕事中はこぐまちゃんを見ないようにしていましたし、
こぐまちゃんもあまりこちらを気にせず遊んでいました。

新設園ということや、若手の保育士さん、新規職員さんなども多く
手探り状態のなか開園しましたが、給食関連の事に関しては
かなり認識が甘かったと思います。
伝えても、なかなか改善されている実感もなく
何度もミーティング依頼をして話をしながらの運営でした。

そんなある日、こぐまちゃんが車に乗ると大泣きしながら
「家に帰る‼保育園にはいかない‼怖いからやめて‼」と叫ぶのです。
ただ事ではないと思い、その日は母熊野にこぐまちゃんを預け
私だけで出勤しました。

そこから注意深く見ていると、
・こぐまちゃんのおやつ皿だけ早々に
片づけられてしまい、おやつが食べられない
・発育測定の際に片腕を掴んでひきづられる
・遊具でケガをして目に青あざができても説明なし
 →骨折してたら保険おろさなきゃなんで~ だけ言われる
・説明をしっかりしてください と頼んだらヒス持ちのモンペ扱い
 (そう記載のある書類をこの後見つけました)

そんなこんなで仕事自体辞めました。
保育園の365日運営実績の為だけ
こぐまちゃんを預からせろと言われたり、
逆に希望保育が多すぎるから、「子どもお得意の腹痛で欠席って
明日の朝にアプリで欠席連絡入れといて」
など
ありえない要求も多く、最短で辞めました。

ちなみに辞める際も管理職3人と個室面談をさせられたり、
まるで私だけの責任のように恫喝されたりもしました。
すべて録音しておきました。

反撃の仕方

この時ももちろん私の基礎エネルギーは【怒り】です。

とにかく情報と証拠を集めようと静かに動きました。
相手は一応、勤務先の会社になるので
事前に調べつくして違法ではないのか、
相手に上げ足を取られないかはしっかりと調べてから行動しました。

可能なかぎり、こぐまちゃんが不適切保育を
受けている写真
は残しました。
顔にあざのある写真や引きずられている動画、
夜響症の症状があったため診断書も書いていただき
その際の動画もあります。

当たり前ですが、私も泣きながら証拠集めをしました。
また、そういった行動のあった日は欠席させたり
カスタマーに迷惑をかけない状況になるよう
急いで仕事を終わらせて早退させたりしました。

大けがをして目に青タンが出来た日も、説明を
求めましたが謝罪のひとつもありませんでした。その日付や
保育士とのやりとりもすべてノートに書き留めました。

私が閲覧権限のある書類のなかにも、「モンペ気質」
「ヒステリック」「病気の疑い」など、目を疑う文言の並ぶ
ものもあり、すべてコピーしてあります。

当たり前ですが、保育士と話すときに怒鳴りつけたり
したことはありませんし、録音もしてあります。
私がヒステリックを起こした証拠もそちらこそ
提出してほしいレベルでした。

私が集めた証拠は、会社ではなく行政に提出するものなので
一切会社に通知することなく辞めました

管理職に辞職の意向を伝え、辞職願を出し、
辞職届を提出し、こちらに落ち度の無いように辞めました。

ちなみに私が辞職するのと同じ月に
20人ほど退職者がいたそうです。

◆誰が相手で、どうしたいのか

私が経験した2つの大戦はどちらも相手や自分がどうしたいのかが
違いました。

・元夫→離婚したい。養育費の支払いを未払いの対策。
    不倫相手の女性への慰謝料請求を希望。
・元勤務先→こぐまちゃんへの不適切保育を止めさせたい。
      及び私への人格否定を訂正させたい。
      会社が認めないのであれば、辞めて関連を無くす。

対個人と対企業でしたので、戦い方も違いました。
離婚の際はこてんぱんにしておきたかったので
弁護士さんも雇い、専門知識を持って公正証書を作りました。
私の納得のいくようにすべてやりました。

不適切保育のときは、正直いまでも解決したとは思っていません。
それでも私の最優先はこぐまちゃんの身心ともに健康でしたし、
恫喝もひどかったので、納得のいく結果(=謝罪と改善)よりも
身の安全を優先した結果の辞職と退園でした。

最後にはやっぱり【自分】

同じ【怒り】のエネルギーでも戦い方や結果を違います。
大事なのは、結果をどう受け入れるか、納得できるのか。
自分にも落ち度はないのか、あるならそこはしっかり認めたか。

戦ってる最中はやっぱり色々と苦しいことばかりでした。
でも、終わって深呼吸するとどちらも
「OK,頑張ったねわたしは」と思えるのです。

それは自分の要求を見つめて行動した成果だと思います。
とくに最近はなかなかに不条理なことが多いように思います。

ジェンダーや人権、コンプライアンスなどを耳にすることも多く
自分の発言や他人の発言に対するリアクションが
かなり敏感になっていると感じます。

自分の意図しないリアクションとの向き合い方。
無視するのか対話を試みるのか、逃げるが勝ちか。
要求する結果の許容範囲をどう設定するか。

戦いながら、自分と向き合うのは本当に大変です。
私自身、その最中にできていたかというと
ちょっと自信のないところもあります。

でも大なり小なり自分のなかでの戦いを繰り返していくうちに
自分の戦い方が確立されてきました。
どのラインを超えられたら宣戦布告するのかも決まりました。
そのラインを超えてこなければ基本的にへらへらしてます。

みなさんはどうでしょう?わざわざ戦わないよというか方も、
基本的にはいつでも買うよ、という方もいるかと思います。
どんな方にもやっぱり「戦い方」ってあると思います。

いつか来るかもしれない戦いのときにそなえて
自分の戦い方と向き合ってみるのもいいかもしれません。
結構、新しい自分が見つかって面白かったりします。

ちなみに私はもともと怒りのパワー強い自覚はありましたが、
この2大大戦を終えて火力と瞬発力が格段に上がりました笑

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