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1年経ってからの遅すぎる起業報告。

こんにちは!株式会社BUFFの熊谷です。

この記事は今までお世話になった方々への近況報告を兼ねた、会社と自分の紹介です。
タイトルの通り、会社を設立したときから書こう書こうと思って気づけば早1年...今更すぎる起業のご報告でもあります。

筆不精というか本当にこういうの書くのが苦手すぎまして、、ただこの1周年の機会すら逃したら多分一生書かないと思って、頼れるメンバーにインタビュー形式にして書いてもらうことにしました。

結局自分で書いてねぇじゃねーか!というツッコミはどうかご容赦を。次からは自分でもがんばって書きます。きっと。



はい、というわけでここから先を執筆しているのは2ヶ月前に入社した西方です。
こんにちは。以後お見知り置きをいただければと思います。

今回は1年間ずっと筆が進まなかった熊谷に代わって、西方がインタビュー形式で起業の経緯や思いを綴らせていただきます。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

まずは簡単にプロフィール紹介

熊谷 一宏(くまがいかずひろ) 37歳
岡山県出身、埼玉県在住
3児のパパ
(最近はSwitchのスマブラにハマっている息子さんに勝てないことに悩んでいるそうです。ちなみに持ちキャラはFFのクラウド。)

この記事を書こうと思った理由は?

-なぜこのタイミングで?

ほぼ冒頭で書いた通りですね。
2023年4月にこのBUFFという会社を始めて、周りへの報告も兼ねて何かしら文章で発信しようと思っていたんですが…。
まぁ書けない。発信することとかほんとに得意ではないです。ひっそり生きていたい。
タスクリストにずっと入れたままになっていて、気が付いたら1年が経っていました。
起業したタイミングは逃したけど、1周年の節目で書きたいと思っていたら、ちょうど文章を書けるメンバーが来てくれたのでこれ幸いとお願いしました。感謝。

起業に至るまで

-新卒から教えていただきましょうかね!

1社目は新卒で自動車メーカーの本田技研工業(ホンダ)に入社しました。
ちょうど2008年にリーマンショックが起こって、翌年2009年入社だったのでギリギリ就活で影響を受けなかった世代です。
なので同期が1,000人くらいいました。ほとんど会ったことないです。

ホンダでは、日本の本部で経営企画の仕事に携わっていました。
ざっくり言うと、日本市場での事業計画を作成し、実績を集計して予実差異の分析をして経営陣に報告、という感じのことをひたすらやってました。四半期ごとに祭りやってる感じです。

最後の3年は、日本の中長期戦略を作ってました。
営業、生産、開発といった同じ会社の中でも文化や利害関係の全く異なる部署の、しかも当時社内で一線級の活躍をされていた方々と一緒に仕事できたのは、若手だった自分には得難い経験だったと今でも思います。

-その後スタートアップに転職したと

30歳になると人生の区切りとか言って転職考えるのは何なんですかね?
あとは憧れとか、停滞することへの不安とか、人との出会いとか引っくるめて決めました。
自分で決めたくせに会社辞めるのが本当に怖かったです。起業するより、最初の会社を辞める方がよっぽどハードルが高かったです。

スタートアップに飛び込んで、無我夢中で仕事しました。とにかく濃かったです。
特に1社目は入社当時15人くらいの規模で、何も分からないところから事業、経営企画、人事とあらゆることに挑戦させてもらえました。その時の経験が今の自分の基礎になっています。
結果的に、その会社と次の会社でもバックオフィスや人事の責任者をやっていました。

で、
スタートアップ2社目(累計3社目)でも、目まぐるしく仕事していたのですが、なんやかんやあって起業しました。

-なんやかんや???端折りすぎでは?

そこは「なんやかんや」です。
もしご興味があれば、直接お話できる機会に質問いただければ。
何と言うか、肝心な場面での無力を痛感する出来事をきっかけに、次は小さくても良いから全て自分の責任の持てる範囲でやりたいと思って起業することにしました。
元々、起業に対する興味もあったので良い機会だろうと。

なんというか前向きなような後ろ向きなような…

そうかも。だから起業して世の中を変えたいとか全然ないです笑
自分自身と、一緒に仕事してくれる人が少しでも幸せになって、お客さんの役に立てれば十分だと思っていました。
そういう意味では、最初からスタートアップではなくスモールビジネスを目指していますし、起業に対する世間一般のイメージからすると「ちょっと志の低い起業」かもしれません。
でも、そんなのも悪くないんじゃないかと思ってたりします。

株式会社BUFFについて

-社名の由来は?

ゲーム用語です。攻撃力アップとか防御力アップとか、自分や味方を強化・支援する効果のあるものをまとめてバフといいます。(反対に、弱体化したり妨害したりするものはデバフです。)
会社を作るときは半ば語感と勢いで決めましたが、会社のやっているバックオフィス支援とも合っていて結果的には気に入ってます。

-何をする会社ですか?

スタートアップ企業のバックオフィス支援をしています。
バックオフィスというと広いですが、経理が一番多くて、次に採用、労務です。
立ち上げもやりますし、既存の仕組みを再構築して効率化することもあります。どちらの場合も、BPOとして運用まで携わります。
(会社紹介のリンクを置いておきますのでご覧ください。)

バックオフィスBPO自体は独自性のあるものでは全くなく、大手含めて同業他社は相当多いです。なので敢えて自社の特徴を挙げると、自分の経験とマッチした創業〜シリーズA前後の会社に強いです。更地でもカオスでも何とかします。

-なぜそのサービスにしようと思ったんですか?

ぶっちゃけ自分が出来ること、役に立てそうなことをそのままサービスにしました。
あとは単純にニーズがあると思ったのも大きな理由です。
特にフェーズの若い会社は、事業を拡大させる方が緊急度も重要度も高く、しかも資金制約もあるのでバックオフィスに十分なリソースを回せないことが多いです。
経営者が片手間に給与計算とか振込をやっていたり、1人目の担当者が経理も労務も全部を手探りで回していたり…。
採用するにも難しいポジションですし、何より早めに整えておかないと後々に負の遺産を背負うことになります。
だったら必要な分だけアウトソースで専門家の力を借りた方が絶対良いだろうと。コスト面でもリーズナブルですし。

-もう1年経ってますけど…ぶっちゃけ起業してどうですか?

月並みですけど、起業して良かったです。
志の低い起業という表現をしましたが、会社をやるからには急成長とまではいかないまでも事業をきちんと伸ばそう、一所懸命やろうと思っていました。

現在、累計で20社の支援をさせていただいています。まだまだサービスとして改善すべきところはたくさんありますが、同時に、実際にお役に立てている手応えやニーズの高さも実感しています。

そんなこんなで、周りの人に助けてもらいまくって何とか1年間生き延びました。右も左も分からない状態からのスタートだった思えば上出来ではないかと。関係各所への感謝しかありません。

あと1年間やってみて、自分はやっぱりスタートアップ企業やそこで挑戦している人たちが好きなんだなと思いました。間接的にでもそんな人たちのお手伝いが出来るのはとても誇らしいし楽しいです。

さいごに

-これから会社どうします?

引き続き自分たちのペースでやっていきます。そこは変わらずです。
ただ、1年前と比べると、頼りになるチームメンバーも増えて、出来ることも拡がってきました。

さらに、最近は経理だけでなく、事業計画や予実分析などの経営管理領域をお手伝いするケースも増えてきました。今後さらに会社として出来ることを増やしていきたいです。



ここまでお読みいただきありがとうございました!

もし経理をはじめとするバックオフィスでお困りの方がいれば、以下のURLから無料相談も受け付けているのでぜひご連絡ください。

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