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不妊治療専門助産師が実際に不妊治療を受けることに、、、〜治療開始のきっかけ〜

こんにちは(^ ^)クマです!
今回から数回に渡り不妊治療体験談について書いてきます。
治療について記事を書くか正直すごく迷いました。
しかし、不妊治療は情報が少なく、患者自身がしっかりリサーチしないと何をすればいいのかわからないことが多い分野、、、
私が治療した体験を公開することで誰かの役に立つ情報があるかもしれない。
その思いから今回記事を書くことに決めました。
初回は治療開始となったきっかけについてです。それではどうぞ!


◎低用量ピル

私はもともと月経周期は順調でした。しかし、ある時からPMS(月経前症候群)の症状を強く感じるようになってしまいました。
それがきっかけで低用量ピルを内服し始めました。
低用量ピルを飲むことでわずかですがPMSの症状が改善し、多少生活がしやすくなり、数年にわたり内服を続けていました。
結婚後も夫婦で話し合い子供は数年後にしよう、それまではピルを続けようという話でまとまっていたので、二人合意の上でピルの内服を続けていました。


◎ピルをやめるきっかけ

結婚して数年。そろそろ子供が欲しいなと思いながらも夫婦での意見が合わなかったり、仕事の兼ね合いで中々妊活が始められずにいました。
ある時、ピルを1シート内服し終わっても月経が来ない月がありました。いつもなら内服終了後3日ほどで出血があったのに、、、今まで10年近くピルを内服していてそんなことは1度もなかったのでおかしいなと思いかかりつけの婦人科を受診しました。
そこで衝撃的な診断をされました、、、

「多嚢胞性卵巣症候群の疑いが強いですね。エコーの所見だけなので確定診断ではないですが、結構ひどいかもしれないので妊娠を望むなら排卵誘発剤を使わないと厳しいかもしれません」

冒頭にも書きましたが、今までピルを飲まなくても月経は順調にきていたので自分が多嚢胞性卵巣症候群であるなんて微塵も思っていませんでした。

私自身、不妊治療専門の病院で働いているので多嚢胞性卵巣症候群が排卵しにくいというのはわかっています。内服の排卵誘発剤を使用しても中々排卵しないケースもあるため、そうなってくると注射が必要になります。注射での排卵誘発は卵胞の発育数の調整が難しく、体外受精にステップアップするケースも多いです。

私はちょうどそろそろ子供が欲しいと思っていたので、これらのことを考えると早めに治療を開始したほうがいいということは明白でした。
受診後すぐに夫と話し合いをしました。
そしてまずはピルをやめ、次の月経から不妊治療を始めようということになりました。


◎治療の開始に向けて

治療の開始のため、かかりつけ医でもらった黄体ホルモン剤の内服を開始し、月経を起こさせました。私の場合、デュファストンを10日分処方されましたが内服開始5日目で出血が始まりました。
デュファストン内服中は治療開始に向けて様々な準備を始めました。
まずは夫に不妊治療につい説明をしました。不妊治療は夫婦揃っての治療になるため、夫にも不妊治療についてわかっていて欲しかったので。
治療について説明したのち、夫婦合意の上まずは一般不妊治療から不妊治療を開始しようと決めました。
そしてその希望にあった病院選びをしました。
また、職場の同僚へも不妊治療をすることになったことを伝え、通院のための休みが必要になるかもしれないということも伝えておきました。
不妊治療の病院で働いているため、同僚の不妊治療に対する理解は非常に高く、かなり助かりました。

ここから私の不妊治療が始まりました、、、

次回は病院選びについてまとめます。
病院選びってすごく重要ですが、どこがいいのか正直わからないですよね、、、
私も一番悩んだのが病院選びでした。
不妊治療専門の病院で働いているからこその視点で病院を選んでみたつもりなので、次回はそこを詳しく掘り下げていきます!


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