カジノ紀行 第17回「マニラツアー《後編》」

 前回からの続きです。
 マニラ(フィリピン)のツアーでは、オカダマニラというカジノに行きました。

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 このカジノはその名の通り、岡田さんという日本人が経営していますが、雰囲気はラスベガスに似ています。夜に始まる噴水ショーもベラージオ(ラスベガスの1番人気)を思い出しました。

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 その後は食事、軽くカジノで遊んでから、翌日は自由行動。

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 フィリピンはスペイン→アメリカ→日本と移り変わった歴史があり、見所も沢山です。今回はちょうどポーカーのトーナメントも開催されていたので、私は観光せずにトーナメントに参加しました。

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 参加費は8000ペソ、日本円で16000円くらいです。優勝すると40万円、参加者は170人ほどいて、上位20位まで賞金がありました。

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 私は開始早々にATでストレートを引き当て、AJでもストレートを引きました。しかし10ペア以上のポケットは一度も来ず、AKが2回来るも、2回ともショートスタックのオールインを受けて負けました(QQとJJ)。

 そこからはジリ貧で、最後は99を457レインボーのボードでオールインしたら、チップリーダーにA6でコールされ、リバーでAが落ちて終了しました。運勝ちありの運負けあり。数を参加しないと入賞は難しいですね。残念でした。

 ちなみにこのトーナメントでは日本人の参加者が多く、以前に行ったラスベガスとは一風変わっていました。同じテーブルの右側2人が友人同士らしく、日本語で会話しているのを黙って聞いていました。途中、私がK9sでリンプインして、アグレッシブな黒人がレイズしたのでコール。フロップはAK2と落ちました。Aを持たれていれば負けですが、私がレイズすればA持ちに持っていかれるだけなのでチェックすると、黒人はオールインしました。これは逆にAを持っていないと判断して私もオールイン。すると10のペアでした。隣の日本人が「なんで今のコールできたんだろ?」と驚いていました。最近はあまりポーカーをしていないですが、勘は衰えていないと感じました。

 ポーカー以外ではブラックジャックとバカラをしました。

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 どちらもローカル・ルールがややこしいですが、ツアー主催側は60万円ほどの勝利となりました。ただ、事前におこなったカジノ講座だけでは理解し切れるわけもなく、結局は運頼みで勝った人と負けた人に大きく分かれ、私の立ち位置も難しかったです。今後は国内で先に実施練習などをしたいと思っています。

 それでも、ラスベガスに行ったときよりも楽しかったですね。私は「みんなで愉しく遊ぶ仲間が欲しかった」ということが分かりました。

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 カジノツアー最高!
 乾杯して翌日の朝には帰路に向かいました。
 日本でも改めて会おうと約束して。

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 土曜の朝から月曜の夜までという2泊3日のツアーでしたが、有意義な旅行となりました。

 と、こうして愉しいばかりなら良かったのですが、実は初日の夜にアクシデントがありました。ツアー主催側がスリに遭い、iPhoneを盗まれました。しかも私の目の前で起きました。女2人組(実際には片方はオカマ?)が両側から腕を組んできて、何をやっているんだと笑っていたのですが、笑いごとではなかったわけです。本当に迂闊でした。

 マニラではホテルの周囲でも物乞いやホームレスが多く、野犬もいました。タクシーはぼったくろうとしてきますし、ショッピングモールに入るとすぐにセールスを仕掛けてきます。路上で偽ブランド(時計や財布)を売っている人たちに至っては映画に出てくるゾンビのように延々と付き纏ってきました。こうした治安が悪さは「国が何をしようとしても国民性や品性はどうしようもない」ということを認識させられます。カジノのセキュリティが厳しい理由でもありますね。

 今回、反省点も沢山ありましたが、「カジノでの攻略法や賭け方」だけでなく「海外での危機管理」もしっかり案内したいと思いました。その上で、愉しんで勝てるツアーとなれば最高ですね。7月は私もかなり忙しい状態だったので、次回は少し間を空けて11月にマカオを予定しています。

行き先:マカオ(中国)
日程:11月16日(土曜)に出発して18日(月曜)に帰国

 参加をご希望される方はお気軽にご連絡ください。
 一緒にわいわい愉しんで、縁があれば日本でも何かやりましょう!

Mail:makabe0530@gmail.com

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