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『揚芋集』というアンソロジーに参加しました🥔

noteに直接記事を書くのは久しぶりです…!
最近、いい感じのアンソロジーに参加したので、お知らせをしにやってきました。
『揚芋集』といいます。
「阿賀北ノベルジャム」という創作イベントに参加しまして、私が所属したチーム「揚芋衆」による合同誌です。
阿賀北という、新潟の北部地域を舞台にした小説が3編収録されています。

A5サイズの同人誌版は、BOOTHで販売中。700円。
お家にA5サイズの本や薄い本がたくさんある方にお勧めです。

だれでも電子書籍が発行できてしまうサービス「BCCKS」からは、電子書籍もですが、文庫判の紙本も購入できます。POD(プリントオンデマンド)で、1100円。手に取りやすくてかわいいですよ。
電子書籍は複数の電子書店で扱っています。税別500円。

KindleのPODを別途準備中です。
いろんな揚芋集が買えるので、好きな体裁のものをゲットしていただけたら…とてもうれしいです🥔🍠

そして、こちらに載っている作品の一篇、私が書いた『新発田まで、傷心旅行に行ってきました』という短編なんですが、先日の閉会式&表彰式で、「あがきた未来賞」という特別賞をいただきました!
小説を書いて褒められることってこれまでなかったので、調子に乗ってしまいそうです。
とある苦労を抱えた少年と、恋人に手ひどくフラれたばかりのアラサー女子が新発田の街で出会う、ボーイミーツお姉さん小説です。
推してくださった審査員の鈴木先生からは、「登場する少年と祖母が、ちょっと阿賀北っぽくないのが惜しかったわね…都会的すぎました」とコメントをいただきました。
そうでした。情報収集のために新発田にいって、街をぐるぐる歩き回ったけれど、方言までは取材できなかったのでした。バレてる。
新発田には、その時含めて3度行ったのですが、これから常連になりたいようなバーもできたし、日帰りで遊びに行けないこともない距離だし、また伺おうと思います。

今回の阿賀北ノベルジャムは、「『Xaris』という生成AIを編集者として活用して小説を執筆する」というのが課題という、ほかの文学賞よりも先を行く感じのイベントだったのですが、いちおう現役の編集者としては「AIに編集ができてたまるか、どんな小説が生み出されるのか見届けてやろうじゃないか…」という後ろ向きな動機で参加したのでした。
終わってみるとまあ、メンバーにも恵まれて楽しかったのですが、AIの使い方は人によって全然異なり、本文にXarisが生成された文章を取り入れた作品、校正とか話し相手として利用した方、調べものに、宣伝動画の作成にもフル活用た方…いろいろでした。
私は、Xarisくんには登場人物の名前やプロフィールを作ってもらった(悩む時間がいらないので、とてもよかった)のと、プロットを出してもらい、それをステレオタイプ的なものと判断し、わざと使わないという逆張り的な方法をとりました。編集者のアイデアをとことん却下する作家、相手が人間だったら怒らせてしまいそうですが、AI編集者なら気を悪くする心配がないので、そこはいいな…と思った。

長くなってしまいました。
ようするに言いたいのは…「揚芋集」よかったら買ってね!…ってこと!
どうぞよろしくお願いいたします🍠💕

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