【古事記project】古事記の神さま〜💫5️⃣〈三貴神〉須佐之男命(すさのおのみこと)〜
須佐之男命はどんな神様?
⏪⏪⏪これまでの話
伊邪那岐命が黄泉国から帰った際に行った禊で、天照大御神、月読命に次いで鼻を洗ったときに産まれた神です。
須佐之男命は、父神伊邪那岐命から海を守るように命じられますが、母神伊邪那美命のいる根の国に行きたいと泣き、伊邪那岐命の怒りをかい、高天原を追放されてしまいます。そこで根の国へ向う前に姉の天照大御神に別れの挨拶をしようと高天原へ上りますが、天照大御神は弟が攻め入って来たのではと思い武装して出迎えます。そこで、須佐之男命は疑いを解くために誓約を申し出ます。その結果、須佐之男命が持っていた剣から女神が生まれたことから潔白が証明され高天原に留まることが許されます。ところが次々と粗暴を重ね・・・天照大御神は天岩戸に隠れてしまいます。そして高天原を追放されます。
高天原を追放され、出雲に降り立った須佐之男命は斐伊川の上流で嘆き悲しむ老夫婦の足名椎命と手名椎命に出会い、生贄にされそうになっていた娘の櫛名田比売を助けます。
酒に酔った八岐大蛇を須佐之男命が切り倒した時にその尾から立派な剣(天叢雲剣)が出てきます。この剣は天照大御神に献上され、草薙剣と呼ばれ、三種の神器の一つになっています。
その後、須佐之男命は櫛名田比売を妻として、出雲に留まります。櫛名田比売を妻として迎えたときに詠んだ歌が我が国最初の和歌といわれています。
『八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を』
系譜(家族👪)
須佐之男命の家族
父👨伊邪那岐命
姉🧑天照大御神
兄🧑月読命
妻👰♀️櫛名田比売
義父👴足名椎命
義母👵手名椎命
娘婿👨大国主命
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須佐之男命が祀られている神社
武蔵一宮氷川神社
須佐之男命が祀られている主な神社
八坂神社(京都市東山区)、須佐神社(島根県出雲市)、八重垣神社(島根県松江市)
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