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エンジニアに転職したくてプロサーに入ったらハウスクリーニングを開業することになった話

ご無沙汰してますクジにゃんこ(@KujiNyanko)です。(誰だよ?って方は、はじめまして)

昨年7月にプロサー(主宰者:むらっしゅ(@MSmurash)さん)に加入し、未経験からのエンジニア転職を目指して勉強を続けていましたが、年明け以降ぱったりプログラミング学習が進んでいませんでした。
といいますのも、実は今僕はハウスクリーニング事業を始めるための研修を受けているからです。本年6月には今の会社を辞めて独立、開業を目指しています。

「は?急展開すぎるわ!」
「どういうこと?プロサーでエンジニアと違う会社を勧められたの?」

ってなると思いますが、実は僕もいまだに気持ちの整理ができていません笑
以下、ことの経緯や展望、僕自身の野望など書き殴っていきますので、興味のある方は読んでみてください。(※プロモーションを含みます←)

0.はじめに

最初に言っておくと、プロサーはプログラミングスクールですが、スクールの実績作りのために会員をブラック企業に斡旋したり、なんのサポートも受けられずに望まない転職をすることは一切ありません。
プロサーには

・ヒッチハイクで日本中を周りパン職人になったトレーナー
・チャリで日本一周を目指す元板前さん
・大学休学してホームレス店長になるも、現在は不動産業に携わってタワマン暮らしをしている大学生

等々、個性的というか尖り過ぎな面々が多いですが、みんなやりたいからやってます。なので、

未経験からエンジニア転職したくてプロサーに入ったら脱サラしてハウスクリーニングを開業する平凡なサラリーマン

がいても目立たないでしょう(←おかしい)
ともあれ、以下の話は僕が「自主的に行動した結果こうなった」のであって、決して「怪しいスクールに入って洗脳されてエンジニアと全然違う仕事をやらされている」わけではない、ということを念頭に置いて読み進めていただきますようお願いいたします。

1.転職から起業へ方針転換した理由

なぜこのタイミングで転職を辞めて起業しようと思ったのか。
一言で言うと
「今の仕事を続けるつもりはないが、エンジニアが自分のやりたいことなのか?」
「“雇われる側”ではなく、“雇う側”に挑戦してみたい」
という思いが強くなったからです。

そもそも僕がエンジニアに転職したかった理由が
「今より稼げるようになりたい」だったのですが、
この「稼ぐ」という点に価値を見いだせなくしまったのです。

私はうつ病で休職&FXにハマって300万を超える借金を作ってしまい、今も返し続けています。
借金返済とプロサーの会費捻出のため、昨年初めから極貧生活を現在進行形で送っています。
具体的な方法はまた別の機会に書きますが、「毎月の固定費」は5万を切っており、奨学金の返済と食費を合わせても8万ほどです。
残った給料で借金とプロサーの会費を払っています。
望んでこんな生活をしているわけではないのですが、人間の慣れってすごくて、この極貧生活が1年過ぎた今年、

「あ、この生活全然余裕だし、何なら今が人生で一番幸福度高いわ」

って気づいてしまったんです。
それは幸運なことではあるのですが、同時に「何が何でも稼ぎたい」という、これまでの強力なモチベーションを失ってしまいました。

だってエンジニアに転職しなくても、今の会社であと1年働き続けたら、借金完済して”実質”年収が倍以上に増えるんですから。

加えて、むらっしゅさんや転職に成功したプロサーの先輩の仕事の話を聞いてるうちに

「エンジニアに転職しても、僕がやりたい仕事じゃない気がしてきたぞ?」

という思いも強くなっていきました。
そんな思いをむらっしゅさんに相談したら、

「プログラミングは気が向いた時に勉強すれば良いんじゃない?」

とアドバイスをいただき、随分気が楽になりました。(むらっしゅさんのプロサー生に対する情熱は半端じゃないです。今回は割愛しますが、15期生の募集が始まったら別途noteに書こうと思います。)

こうしてプログラミングから距離を起き、自分が何をやりたいのか、自己分析をする時期が続きました。
そしてある時、

「僕がやりたいのは、モノ作りじゃなくて仕組みづくりなんじゃないか?」

と気づきました。
元々僕はモノづくりがしたくてメーカー(現職)に入ったのですが、工場研修で実際に製品を作った際、めっちゃつまんなかったんです。
今は製造ラインではなく、エクセルで書類を作る事務作業をしているのですが、これも死ぬほどつまんなくて、猛烈に仕事辞めたくなってます。

しかし一方で、アイデアをだしたり、チームのメンバーが働きやすい仕組みや環境を考えるのはとても楽しかったことに気付きました。

「これって、会社員として“雇われる”側じゃなく、“雇う”側になる、ということではないか?」

専門スキルを身に付けたいくてプログラミングを勉強しエンジニアとして“雇われたい”と思っていたのに、今まで考えもしなかった「起業」という選択肢が自分の中で日に日に大きくなっていきました。

2.運命の出会い

「起業するったって、資金もスキルも人脈もなかったら無理じゃない?」

って思いますよね?
僕も同じことを考えました。
そんな時、ふと大学の同級生がハウスクリーニング会社を起業していたのを思い出しました。

「別にハウスクリーニングに興味ないし卒業以来会ってないけど、求人送ったら起業した時の話とか聞けるかも」
「今の職場より楽しく働けるなら、本当に転職してみようかな」
「本当に転職して、そいつ(同期)から経営のノウハウ学んで数年後独立する、とかできたりして」

相手側からすれば冷やかしみたいな動機ですが、2月半ば思い切って求人に応募しました。

すると、応募して2時間たらずで社長(同級生)から直接電話がかかってきました(早すぎてマジでビビったのを今でも覚えています)。

何年も会ってないのに相手は僕のことを覚えてくれていて、思い出話に花を咲かせたのも束の間、僕の思いを伝えるなり、

「雇う側に回りたいなら、うちに転職しても変わらない。今すぐ起業した方が良い」

と叱咤されました。

「いや、起業って言われても借金あるしエクセルくらいしかできること無いんよ」

と言うと、

「まさに今、会社で働いてる人がハウスクリーニングを開業できるような『週末起業支援サービス』の準備を進めてるけど、受講しないか?」

と、思いがけない誘いを受けました。
起業を考え始めたドンピシャのタイミングで
「うちの新サービスのモデルケースになってくれ!」と誘われる。
いやー運命の出会いってあるんですね。

そしてその誘いに対して直感的に「やってみたい」という気持ちが湧き、
自分の直感を信じて新しい挑戦を始めることに。
現在特例で新規サービス第1号の受講生となり、未発表(当時)の教材を使ってハウスクリーニングの研修が始まりました。

3.具体的なサービス内容

「『週末起業支援』って、具体にどんなことやるの?」

と言う方のために、既にリリースされたこちらの動画をご覧ください。

こちらの鶴原社長が、僕の同級生です。
フランチャイズとは異なる、全く新しい独立支援事業です。
僕はこのサービスの受講生第1号ということになっています。
より詳細が知りたい方、説明は、こちらから資料請求、説明会を申し込んでください。

4.ハウスクリーニングは成長産業

「ハウスクリーニングで起業って、お前はそんなに掃除が好きなのか?」

と思った方もいるでしょう。
正直言いうと僕は
「掃除を仕事にしたい」
と思ったことは1度もありません。
なんなら使った食器を1週間放置しても全然平気なくらい超ずぼらな性格でして、むしろ僕は掃除のサービスを受ける側な気がします。

※不快に思われた方すみません。
※大前提としてこれはプライベートの話で、ハウスクリーニングはお金をもらうプロとしてやっていきますので、お客様に満足いただけるようスキルを磨いて掃除の価値を提供していきます。

ではなぜ今ハウスクリーニングを開業するのか?
それは、今ハウスクリーニング業界が超絶ボーナスタイムで超絶稼げるからです。
僕も鶴原に聞くまで知らなかったんですが、特に繁忙期の夏(6~8月)だけで1,000万円稼ぐことも不可能では無いそうです。
夏だけ働いて他の季節は遊んでる同業者もいるとか。
そんなに稼げるチャンスならやらない理由がないですよね。

「いやお前矛盾してない?最初のほうで『稼ぐ気なくなった』って言ってたじゃん。」

と思いましたか?
ここでいう「稼ぐ」というのは、自分の生活のためだけではありません。
もちろん早く借金は返したいし、
経済面でも親孝行したいし、
将来家庭を持った時家族に金銭的に不自由させたくないし、
成り上がって一定のステータスを得たい欲は今もあります。

しかし、先ほども言った通り、単に生活するだけなら今の極貧生活でもやっていけますし、「今より稼ぎたい!転職してやるー!」というエネルギーとしては物足りないです。
僕が“稼ぎたい”一番の理由は、
「ビジネスで自分の選択肢を増やすため」です。

例えばゲームだって、通貨となるコインや石をたくさん集めるほど、便利なアイテムやスキル、有能なキャラクターをたくさん集めて使えますよね?
僕はそれを現実の資本主義社会でやりたいんです。
先ほど僕は「仕組みづくりをやりたい」という話をしましたが、ゲームで例えるなら、
「今までは魔法使いや戦士としてレベルアップしたいと思ってたけど、戦い方を考えて有能なキャラやアイテムを配置して指示を出す司令官になりたくなった」
といったところでしょうか。

では、どこで新規事業を始めるか?
その基準となるのは「成長産業かどうか」
という点だけだと思っています。

衰退産業で新規事業始めたってしょうがないのは説明不要でしょう。
起業するからには、お金が集まって”上昇気流”が発生している場所、つまり「成長産業」に飛び込むべきです。
“仕組みづくり”の成功体験を得るには、「成長産業」で稼ぐのが一番効率的だと考えたのです。

今脱サラしてハウスクリーニング業を始めれば、その”上昇気流”に乗って大きく稼げるチャンスがある。
そして実際に結果を出している同級生が独立支援サービスを始める。

もう1回言いますよ。
やらない理由がなくないですか?

5.欲しいのは稼ぎではなく成功体験

「掃除なんて、仮に今は稼げたとしても、すぐに稼げなくなるでしょ」

それは否定できません。
プログラミングのような高度なスキルならいざしらず、動画を見ればできるくらいのスキルでそんなに稼げるなら、
「ハウスクリーニングってメッチャ稼げるらしいぞ!」
と聞きつけた新規参入者がどんどん増えて価格競争が起き、レッドオーシャン化するでしょう。
しかし仮にあと数年でレッドオーシャン化するとしても、その時選ばれるのは口コミがたくさんついた業者です。
今ならその選ばれる会社を少しの努力で作ることができます

もう一点、僕が欲しいのは“経験”であって、ハウスクリーニングで稼ぐというのは経験を得る“手段”に過ぎません。

・「目の前のお客様に価値を提供し喜んでいただいた」という経験
・「サラリーマン時代には考えられない月収、年収を叩き出せる業界があるんだ」と身をもって知る経験
・「安定した立場から未知の業界に飛び込んで結果を出した」という経験

これは、終身雇用で会社に飼いならされ、単純なルーティーンワークを日々こなし、スキルアップも大幅な年収増も望めない僕の今の職場では絶対に得られない経験だと思っています。

「やりたくもないことを『稼げるから』という理由だけで始めるのはどうなの?」

という方もいるでしょう。
ではこう考えてはどうでしょうか?
個人でのビジネスを手軽に始められるようになった昨今、
会社員の生活がつまらなくて、
「いつかは起業したいな」
「こんなサービス作りたいな」
とアイデアをあたためている人は多いのではないでしょうか?

でもいざその事業を始めようとすると、脱サラして面倒な書類手続きやってガムシャラに働くけどノウハウがないから何ヶ月も収入がなくて、、、

そんな生活、不可能ではないけど、
メチャメチャハードルが高くないですか?
会社である程度出世してたり、家庭を持っていたりしたら、これまで手にしてた生活を捨てられますか?
これで本当に行動できる人はごく一握りだと思います。

一方、自分が今失うものが殆ど無い状態で、
「好きなこと」とか「作りたいこと」とか、自分の思いは一旦置いといて、
成長産業に飛び込んで、お金を稼ぐ成功体験を得ていれば、

将来自分のやりたいことで新規事業を立ち上げる時、経営者ならではの知識、マインド、人脈、お金を稼げる業界への嗅覚なども磨かれているから、心理的なハードルは超絶下げられるのではないでしょうか?

成長産業で事業を起こす
→お客様を満足させ、その対価をいただく
→ガムシャラに働いて稼ぐ
→法人化して雇用を生み出す
→事業拡大する
→自分が働かなくても動く仕組みを作る

この一連の成功体験があれば、新規事業に挑戦し続ける“無限ループ”を生み出すことができます。それはきっと、本当の意味で
「一生お金に困らない自由な人間」
なんだと思います。

※ちなみに、「それならプログラミングの勉強を続けてIT企業立ち上げても同じじゃないのか?」という思いも湧きましたが、むらっしゅさんのお話だと
「転職して実務経験を積まないとまずエンジニアとして仕事を獲得するのは難しい」
ということで、自分がコードを書くキャリアから経営者に回るのはかなり遠回りだと感じたのが、IT分野で起業しない理由です。
とはいえ今後ITはどんどんアナログ業界に進出していくでしょうし、プログラミング自体を仕事にしないにしても、改めて勉強するタイミングが来るかもしれません。

6.最小限のリスクで超絶リターンを得る

「夢ばっかり見んな。世の中そんな甘くねーよ」

という意見もあるでしょう。
確かに挑戦に失敗はつきものですが、今回の僕の挑戦は、以下の理由でリスクを最小限に抑えることができます。

・ハウスクリーニング業界が成長産業であること。
・既に一定の成果をあげている同級生のサービスを利用すること。
・現職を続けながら研修を受けるので、無収入になる期間がないこと。
・研修中に適正がないと思ったら撤退可能なこと。
(じゃあ受講費が無駄になるじゃんと思うかもしれませんが、最悪業者呼ばずに自宅を掃除できるようになれば、それだけで元取れます)
・最低限必要なの生活費は月10万ほどであること。

最初に述べた借金は年内には完済の目途が立っていますし、プロサーの会費もまもなく払い終えます。
そして今極貧生活している僕は生活費+借金の利息=10万円ほどで生活できます(借金は利息しか返せなくなりますが)。
万が一、脱サラしてから稼げなくて挫折しても、鶴原社長に「お前の会社で働かせて!」と言って転がり込みます(←コラ)

これだけ条件が揃っていて
「年1,000万稼げました!」
という未来が射程圏内に入っているなら、
やらない理由がなくないですか?(←3回目)

7.野心と決意

「じゃあプロサーとやらに入ってプログラミング勉強したのは無駄だったんだな?」

と言う方へ。
プログラミング学習や転職活動からは離れてしまいますが、プロサーには残ります。なぜならむらっしゅさんは起業&会社経営の大先輩ですから、離れるメリットが一つもありませんから。

研修や開業のことなどは、noteかブログなどで発信していこうかと計画中です(集客にも使うかも?)。

もっと言うと、法人化して軌道に乗せられたらプロサーの皆さんとコラボして「ハウスクリーニング×IT」と謳ったWebサービスの開発につなげられるんじゃないか?とか企んだりしてます。プロサーで学んだことは1つも無駄になりません。

そもそも、起業という道を選択できたのは間違いなくプロサーのおかげです。
僕は社会人になってから10年日記をつけてるんですがある日ふと読み返したら、

「一生この会社(現職)に勤め上げるんだ!頑張っていこう!」

とか書いてました。
たった3年前の記事ですよ?

「周囲5人の平均が自分」とはよく言ったもので、プロサーに入って以降、自分の価値観と行動がものすごいスピードでアップデートしているのを実感しました。

そもそも鶴原が起業したことも、風の噂で知ってました。
しかし聞いた当初は

「社会人経験も積まずに起業とかよーやるわ」

ぐらいにしか思いませんでした。
1年前、プロサーに入る前の自分だったら、まず求人に応募してません。
もし仮に全く同じ話を聞いたとしても、

「え?起業とか自分には無理無理」

と全力で拒否していたことでしょう。
3年後には「不動産やるぞ!」「海外移住するぞ!」とか言い出してるかもしれませんね笑。

ともあれ僕はこれからも、鶴原と、そしてプロサーの皆さんと一緒に自分自身を“アップデート”し続けていきたいと思ってます。
「ハウスクリーニング俺(私)もやりたいんだけど!」と興味を持った方がいらっしゃいましたら、こちらのリンクから申し込むか、私のTwitterまで気軽にDMください。

以上、ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました!


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