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SNSは恋愛と似ている(…と思う) コメディ小説


SNSに対する気持ちが恋愛に似ていると感じたので、私の恋愛遍歴(SNSへの想い)をコメディ小説にしてみた。
※以下は、私の主観であり、何かを否定したり断定するものではありません。

コメディ小説「彼と私の物語」(SNS擬人化)

登場人物

スタ―: Voicy
彼: standfm
男友達:note
先輩:X(Twitter)


第一章 「スター(Voicy)に恋して」

ある日のこと、SNSを始めようと思って検索していたところ、スター(Voicy)の存在を知ってしまった。
「カッコいい」そう思って、告白(パーソナリティ申請)をしてみたが、いつまで待っても返事は来なかった。
スターにあこがれる人は大勢いるのだ。
私など相手にされるはずもなかった。

第二章 「彼(standfm)との出会い」

待てど暮らせど、スターからの来ない返事を待つ私に、
「誰でもウェルカムだよ」という彼(standfm)。
次第に私は、彼にのめり込んでいった。
朝起きた瞬間から連絡が来ているか確認(いいね、レター、コメント)。
夜寝る間際にも彼の姿を見ていたかった。
毎日でも会いたい(配信したい、聴きたい)し、なんなら一日に何度でも存在を確かめたいと思った。
しばらくすると、彼からモラハラ(アンチ)を受けた。
でも、恋をしているのだから冷却期間を置けば大丈夫。
連絡を取り合わない日があっても、修復するのが恋人同士。
そんなある日、彼から言われた。
「君を僕のパートナー(SPP standfmpartnerprogram)にしてあげる」と。
それまで、毎週のように書いていたラブレター(配信の為の原稿)で、私の本気度が伝わった瞬間だった。
喜んでいたのもつかの間、半年も経たないうちに、こう言われた。
「やっぱりパートナーを特定の誰かに決めるのは辞めたよ」と。
彼には、私以外にも複数人のパートナーがいたけれど、それでも、
彼が選んだ人たちだから納得していた。
今まで、プレゼント(ギフトやポイント)を何度もくれた彼。
それを急に渋るようになった(再生1時間あたり5円が1ポイント=円に改悪)。
そんな彼に、私は少しずつ冷めていくのを感じていた。
そう言えば、彼に褒められたことなど一度も無かった。

第三章 「先輩(X)が変えてくれた恋の方向性」

彼に冷め始めていた私は、新しい恋を探そうとしていた。
突然現れたのが、顔だけは知っていた先輩(X)だった。
「私の書いた童話が本になったら嬉しいな」と先輩に相談したら、
「いつもきみのそばにいる男友達(note)なら叶えられるよ」
と教えてくれた。
先輩は素敵だけれど、私には合わないと察知してすぐに先輩の元を去った。

第四章 「本命はすぐそばにいた男友達(note)だった」

そう、私のそばにはいつも男友達(note)がいて支えてくれていたのだ。
恋心など全く抱いていないのに、いつもそばにいて私を褒めてくれた。
「2週連続投稿おめでとう」とか「君の記事がたくさん読まれたよ」とか。
私が何かを書くだけで、「お疲れ様」「次回作も楽しみ」などと、いつも私のやる気を起こしてくれたのが、男友達(note)だった。
私が、記事を削除しても、私だけは読めるように、そっと保管しておいてくれる男友達。
いつもその優しさを当たり前のように感じていた。
そんな男友達が、私「童話の本を出版したい」という夢を叶えてくれた。

大五章 「これからの恋(SNS)の行方」

今のところ、本命が彼(standfm)から男友達(note)に移ったので、
彼(standfm)との関係は清算(アカウント削除)しようと思っている。
けれども、心変わりの激しい私のことだから、いつまた冷めるかわからない。
もしかしたら、独り身が心地よいと思う日が来るかもしれない。
何があっても揺るがないのは自分自身。
自分(鵠更紗のホームページ)にはお金(レンタルサーバー代)もかけていることだし、メンテナンスしながら、大切にしていきたいと思っている。

最後まで、お読み頂きありがとうございました。
※特定の誰か(配信者、noter)を指すものではありません。

この度、ウミネコ童話集(一)に鵠更紗の「ふしぎなくつ」を収録して頂きました。お買い求め方法など詳しくはウミネコ制作委員会様の記事をご覧ください。
そして、2年1か月に渡って配信してきたstandfmは2024年5月末日をもってアカウントを削除することに致しました。
完全に気持ちが冷めてしまい、配信したいとも聴きたいとも思えなくなってしまいました。恋が冷めるかのように興味が無くなってしまいました。
今後は、noteと鵠更紗のホームページでよろしくお願い致します。

↓ウミネコ制作委員会 様


↓鵠更紗ホームページ
https://kuguisarasa.com/

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