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#184 新人類ですがなにか【思考整理】

2023年10月18日(水)の日記


モヤモヤの原因

3週間前から少し顔に困り事がおきて、昨日はバスに乗って隣町の皮膚科に行ってきたのだが、その道中になんだか気持ちがもやっとなるLINEがきた。問診票を書いたりトイレに行ったり受付の人と話している間に一瞬そのことを忘れていたのだが、しばらくしてから、なんだろう?この胸のざわつきは…と考えてモヤモヤの原因を思い出す。
「そうだ!嫁からのラインだ!」

息子の嫁から、息子と喧嘩ばかりでもう別れたいだの、今まで息子夫婦が使っていた(正確には居座っていた)私の両親の実家に息子が戻りたがっているだの…またいろいろな難題をふっかけてくる。そして、息子の悪口的なこともつらつらと…。
いつまでたってもろくに就職できない息子への苛立ち、家事と仕事と息子の面倒とで嫁もいっぱいいっぱいで、愚痴を言ったり吐き出す場所がないため、姑の私に八つ当たりしてきているかのような少し感情的な長文LINEが2件。

嫁とのLINE交換は、息子と同棲する前くらいから始まっているので、もう4年ぐらい経つのか?何かというと私に相談してくるのだが(主に経済的援助)、嫁は息子よりはまだマシというだけで、ADHD傾向の強い女性だ。まだ無職の息子との結婚を反対したにもかかわらず、20代のうちに結婚したいという一心で、「結婚しなきゃ別れる」と息子に詰め寄り、半ば強引に押しきって一緒になった。

もちろん、息子が悪いのはわかっている。あれもかなりひどいASDだし、あの息子と一緒に暮らすのは親の私だって精神的に耐えられず逃げ出したくらいだから、ましてや他人の嫁が暮らすことがいかに大変かというのもよくわかっている。
今は私自身、解決しなくてはいけない大きな問題(兄の件)があるのに、毎度毎度何かあるたびに私に言ってこられてもしんどいんだよ〜!!と思いつつも、嫁の気持ちもねぎらってあげないとなと思い「息子が苦労かけて申し訳ないです」と最初に一言添える。
その上で、私自身も抱えているものが多いし、相談相手として当事者の親族より第三者の方が客観的に意見を言ってくれるかもしれないからと、他の相談窓口を勧めてみた。おそらくどこに相談すればいいかと聞いてくるだろうから、聞かれる前に、行政の婦人相談窓口(男女平等推進センター)の情報をネットで調べて、合わせてLINEした。

一応それで嫁の気持ちも落ち着いたのか、嫁からも「お母さんに無理を言って申し訳ないです」と低姿勢なLINEになった。そして、紹介した相談窓口に相談してみると書かれていた。
あれ?何ヶ月か前、離婚だなんだと騒いでいた時は、私のことを下の名前で「ひなたぼっこさん」と書いていた時期もあったんだけど…。いつの間にか呼び方がお母さんになってるわ。

ひなたぼっこの吐き出し場所

まぁこの2人も、当事者同士の似た者夫婦なので別れるのかこのまま続くのかはわからないが…。どちらにしても私に負担がかかってくるのは間違いない。この因果は死ぬまで続くのだろうな。

嫁には相談相手の紹介をしておいて、考えてみたら私自身が抱えているストレスを吐き出す場所や相談できる相手はいなかった。でもこの人なら言ってもいいかなと思い、インドア派のオタクくんに、こんなことがあったんだと少し長めのLINEをしてみる。
それに対して「うわわ、それは大変だ💦」と、ひと言。
ズコッ!それだけかいっ😅
すると、しばらくしてもう一件、LINEが来る。
「あとで電話で話せる?」

えぇ〜っ!?マジで〜!!超うれしいんですけどー😆
この前初めて通話で話してみて、また話したいと思っていたけど…たびたび長話しも悪いなと思ったので、もしかしたら通話が嫌いな人かもしれないし、本当は声聞きたかったけど遠慮していた。
そう…ひなたぼっこはちょっとだけ、この人に恋し始めているのかも?

オタクのSと2度目の通話

初めてお互いの声を聞いたとき、Sからは「しっかりした声だね。よく通る声でうらやましい」みたいなことを言われたっけ。
そんなひなたぼっこに対して、ちょっとぼそぼそ暗めのトーンで話す彼の声は聞き取りづらい。さらに、相手の携帯電話のマイクの調子が悪いらしく、声がぶつぶつ途切れて何度も聞き返さなくてはいけなくて、少しいらっとした。

以前、風俗産業で10年ほど働いていたことや、服装や髪型が少し派手めのプロフ画像から、遊び人でチャライようなイメージをもつが、2回話しての私の印象は、人に対して優しいし、素直で真面目な性格だなと感じる。この人なら、信用できるかなと(決して明るい人ではないけど)。

そして、精神科のクリニックでADHDの診断を受けたようで、服薬もしているらしい。自分が大人の発達障害だと気づいたのはここ数年のことで、周りの人から変だとか普通じゃないとか散々言われて受診に至ったようだ。「普通の人と違う」ということを、本人はすごく気にしている感じがした。

ひなたぼっこなんかは、1回目のアイデンティティとか自己同一性の確立とか、そういう悩みは20代の時にもう終わっていたし、人から何言われようと
「はぁ〜?普通って何?普通なんて超つまんないじゃん!」
「変人?変わってる?人と違う?上等だよ〜っ!!」
ってな感じで、開き直ることにした笑。
ていうか、だめなところ全部ひっくるめて、それを認めて自分を受け入れたと言ったほうが正確かな。何しろ20代前半の時の葛藤なので、当時の感情は少し忘れてしまったけど、自分が人からどう思われているかとか、自分の内面についての悩みは若い頃は誰しも通る道だろう。

周りからどう思われようが、はなから周りに迎合しようとはしないひなたぼっこだから、人と違う自分を気にしているSが少し気の毒になった。

ひなたぼっこの20代

小学生くらいまでさかのぼると、よく女子のグループからも、あっちではぶかれ、こっちではぶかれ。そういえば、塾や学童でもそうだったなぁ。仲間外れにされることがわりと多かった。理由はわからなかったが、おそらく私にそういう原因があったのだろう。
中学校はそうでもなかったが、高校ではそういう経験もあり、大学でもたしかにそうだった。浮いていたとか、いじめられてたとか、そういうのとはちょっと違うが、あまり人が寄ってくるタイプではなかった。
学生時代は、面と向かってはっきり言ってくれる人がいなかったからかもしれないけれど、思い知らされたのは、新卒で入社した職場だ。

先輩から意地悪されたり、いろいろ私のことに対して意見をしてくれる人がいたので、なんとなく自分について考えるようになった。
ただでさえASD傾向もあるのに、その上世間知らずときたもんだから、周りからもさぞ驚かれたことだろう。そもそも、躾けるべき親が私のことを放置状態だったから、家庭の教育も何もあったものではない。世間知らずな両親の子供はやはり世間知らずになる。

そして初めて入った職場で、ひなたぼっこは「新人類」と先輩や上司から呼ばれた。でも、ひなたぼっこの良いところは笑、人の意見を聞く耳を持つところだ。いろいろ意見してくれたり、指南してくれたりする人は、自分の為を思って苦言を呈してくれているのだと思って、たとえ厳しい言葉でも言われたことは受け止めてきた。

でもそれは20代だったからいろいろ言ってくれる人がいたのだが、30代、40代となってくると注意してくれる人も意見してくれる人もいなくなる。失敗して学んで自分で気がついていかなければいけない。
職場では言ってくれる人が徐々にいなくなってしまったが、プライベートでは元カレのアキヒコが、いちいち細かい事で文句を言っていたひなたぼっこを甘やかすことなく厳しくしつけてくれたので、それはそれで有り難かったなと思う。

ちなみに、2回目のアイデンティティ(自分が何者か)について気づいたのは、父が要介護になった8〜9年位前のこと。その時初めて、ひなたぼっこ含め、自分の家族や親族についてのいろいろが見えてきて腑に落ちた。
そんな話はいいとして…。

煮え切らないS

「後で電話で話せる?」というLINEがきた後、私からは
「もちろんだよ!!私も話したかったからうれしい!」
と、素直に喜びを表現した返事を送る。おそらく、息子夫婦のことでいろいろ大変そうだから、話を聞いてあげようとしてくれたのかもしれない。でも、ひなたぼっこ的には単純にSの声が聞きたかった。

「今からそっち行こうか?」と、せっかちくんみたいなことを言い出すので、いやいやいや、急に夜来られても私だって困っちゃうし、もちろん初対面の人を部屋にあげるわけにもいかないし、夜の外出は得意じゃないから、それはお断りした。
ADHDのSは、こんな感じでその時の気分で急に行動を起こしたり、なかなか起こさなかったりなのかな。

「いつ会えるとか約束はできないの?」と聞くと、約束はしたくないそうだ。付き合いが始まれば週に1回位はデートしてくれるみたいだが、初動に時間がかかるとか。スローペースらしい。
私はかなり気持ちが上がってきてるのに、どうも相手はいまいち煮え切らないし、まだ温度差があるようでペースが噛み合わない。
ひなたぼっこから男性に押すなんてことは、アプリで知り合った人に対してはほとんどなかったのだけど、気持ちが抑えられなくて思わず口走る。
「私はあなたに興味があるよ」と言うと、Sは驚いたように
「え?ほんとに?」と、ちょっと意外そうな少し喜んだ返事だった。
「興味がなかったら電話で話さないよ笑」
「自分はまだ(ひなたぼっこのこと)掴みきれてないなぁ」
「それはまだ会ったことないんだから当たり前だよ」

自分はいろいろ変わっているから…と人と違うことをまた気にする発言。例えば、どんなこと?と聞くと、
「ひとりでいることが好き」と言う。
「それは、私だって1人は好きだよ。でも、Sくんは誰かと付き合いたいんでしょ?」と聞くと、それは素直に認める。
「それに、1つの布団に2人で寝るのは眠れないから無理」
「それは私だって同じだよ〜。別々の布団じゃなきゃ無理だし、元カレだっていびきがうるさいから別の部屋に寝てもらってたもん!」
と言うと、少し驚いていた。

ていうか…Sは過去に付き合った彼女たちから、いちいちそんな些細なことで文句を言われてきたのだろうか?私なんか、ちょっとでも文句言おうものならアキヒコにブチ切れられるから、ほとんど言わなくなった。ていうか、若い頃は気になっていたいろんなことが気にならなくなった。年の功かな。
「浮気とかする人?」と聞くと、少しムキになって
「そんなのするわけないじゃんっ!!」と、強い口調で返されたので少し安心した。口先だけでなく、多分本心だと思ったから。

そして、インドア派のSは出かけるのはあまり好きな方ではないようだが、見聞は広げたいらしい。歴史に詳しいSといろんな場所に行きたいし彼を楽しませてあげたいと思ってるひなたぼっこは
「私といろんなところに行ったら絶対楽しいと思うよ!」とか、
「私は(相手の性格とか事情とか多少問題があっても)簡単に投げ出したくないし、付き合いは長く続けたいと思ってるから」
なんてちょっと力強く語ってしまったが。押しが強すぎたかな〜😥

ひなたぼっこ的には早く会って気持ちを確かめたいんだけど…相手は約束をしてくれないし、Sがその気になるまで待つしかないってことか。

暗い気持ちの目覚め

20代に2年ほど付き合っていた年下の彼氏が夢に出てきた。ほんとに久しぶりで懐かしい。あともう1人、1番最初の彼氏アキラだったか、私の一推しの筒井道隆くんだったか忘れたが、それも夢に出てきた。
そんな夢を見て目覚めた朝、なんとなくSのことを考える。
昨日の彼は、1度も通話で笑いもしなかったし、暗かった。元々そういう性格かもしれないが、そんな人と今まで付き合った事あるかと考えると…私が5年以上付き合ってきた3人の男性は、よく笑う人だったり、陽気な人だったり、テンション高めで豪快だったり。そしてお出かけとか旅行に付き合ってくれる人たち。インドアでおそらく静かなことを好む寡黙そうなSのようなタイプと付き合った事はないかも?
そういう人とひなたぼっこって…果たしてうまくいくの?
そう考えると、もう会う前からダメなような気持ちになってしまった。

そして、今朝送ったLINEは既読スルー。
夕方送ったLINEには既読がつかず。
まぁ、何かに没頭してると誰かとLINE交換してることすら忘れてしまうらしいから、そういうことなのかもしれないけど、もしかしたらひなたぼっこに引いちゃったり嫌われたりして、もう返事が来ないのかも?なんて悪いように考えてしまったりもする。
(Sがマッチングした人と自然消滅するというのもなんとなくわかる)

SからのLINEの返事を待っていても、来るのは食品会社勤務のMと、SEのTからのみ。ごめん、今2人とも興味ないんだわ💦
今日はどうやら待ってる人からのLINEはこないようで…またモヤモヤが1つ増えてしまった。
まぁ〜なるようにしかならないから、ダメならダメで仕方ない。この人とは縁がなかったということだ。

ポタリングと映画

今日も好天だったので、はじめての場所にポタリングも兼ねて映画を見てきた。ドラマの時から好きだった「ゆとりですがなにか」。
何年か前のドラマにもかかわらず、当時の出演者が皆さんご存命で、何か不祥事とかで退場してしまった人もおらず、また劇場で懐かしいメンバーに再会できたのが何より嬉しい。
上白石萌歌のちょっともったいない使い方と、クレジットで加藤清史郎も出演していることがわかったが、ずいぶん大きくなっちゃったので本編では気がつかなかったわー。

映画的には動画配信で見てもいいような内容だったが、劇場でみんなと一緒に笑うっていうのも、久しぶりでよかったかも。

ポタリングルート

こんな道を走って
こんな道を走って
目的地に到着
お向かいの建物のデザインが面白かったので
チャリで来れる映画館を発見したので、また利用しよう!

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