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僕たちのくふうカンパニー新卒入社物語~前編~

みなさんこんにちは。
くふうカンパニー人事の池森です!

くふうカンパニーのnoteがスタートし、はや3ヶ月。
2023年も終わろうとしています。時が経つのは早いですね。

今回はそんな時の流れを感じる季節にピッタリの内容です。
2023年4月入社の新卒メンバー3名をお呼びし、入社してから今日までの怒涛の!?9か月間を振り返っていただきました。


本配属以降、怒涛の9ヶ月間を振り返る~失敗・学び・経験~

-酒井
私は経営者候補枠での入社です。
当初から経営者候補枠に関しては3ヶ月ごとにくふうカンパニーグループの事業会社を回り様々な配属先を経験するとお聞きしていました。

  • RETRIP 2023年4月~6月

  • くふう住まい 2023年7月~9月

  • くふうAIスタジオ 2023年10月~

と、上記の3社を経験しました。
現在は、くふうAIスタジオで技術研究部に所属し、エンジニアとして働いています。

まず、RETRIPではお出かけ情報メディアを運営しており、私は主にメディアに掲載する記事のライティングやSEO対策などの業務からスタートしました。
くふうカンパニーグループ全体がAIシフトしていますが、私たちも生成AIを使用しながら記事を試しに書いてみようと挑戦しました。
例えば、「バスで何分」というようなお出かけ先までのアクセス情報が各HPで記載方法が違うことがあります。
そこで、記事にする際にはChatGPTに「書き方を統一してください」と渡し、全てのアクセス方法の記載方法を統一にしました。
また、お出かけ先の記事を書く前に、まずはChatGPTで要約したものを作成してもらい、そこに私たちの手で肉付けしていくというような方法も取りました。
記事の精度も上がるうえに効率的で、早速業務内にAIを取り込んでいると感じました。

次はくふう住まいです。
くふう住まいではインサイドセールス、いわゆる営業活動におけるテレアポ業務に従事しました。
元々バックボーンはエンジニアで営業はおろか、コミュニケーションに苦手意識を持っており…正直かなり苦戦しました。
特に社内での情報の出し方です。
くふう住まい代表の長井さんとの1on1をしていただいた際に、「もっとやれたことはあったのに…」と思うことが沢山ありました。
先輩方は私の業務に関して改善提案をしながら教えてくれるのですが、その際に自分からどのような情報を出すべきかを事前にすり合わせる必要があったんだなとその時に学びました。
より良いコミュニケーションを取るための方法を学ぶ良い機会だったと考えています。

そして、その後メンターであるくふうAIスタジオのCPO前田さんとお話する中で、「自分の武器はコレだというものを一つ作り、そこから自分がどう貢献していけるのかを探っていくというやり方が良いのではないか」とアドバイスをいただき、やはり自分はエンジニアリングを武器にしていくべきではと考えくふうAIスタジオでエンジニアをさせていただくことになりました。

-遠藤
私はエンジニア枠での入社です。
SREとして内定をいただきました。
現在はくふうAIスタジオのインフラ基盤部に所属しながら、結婚事業部でサーバー部のお仕事もしています。

半年間、インフラ基盤部としてくふうカンパニーグループの全体的なインフラ運用や、個別のプロジェクトに参加しました。
元々私は「エンジニアの開発体験を上げたい」という想いからSREを希望しています。
インフラ基盤部のお仕事は楽しかったのですが、インフラエンジニアとして業務をしている時は、開発側のことがわからないという理由から自分事ではない部分が多少ありました。
そこから「開発者の開発体験を上げられるようなSREとして成長するには、一度開発の視点に立つことが重要なのではないか」と考え、人事の方に相談しました。
その後、トントンと話が進み、1ヶ月もしないうちに現在の結婚事業部のサーバー部も兼務できると決まったのです。

実際にサーバー部に入り、インフラ側から見ているよりも、「見ることのできるレイヤー」と「触ることのできるレイヤー」が格段に増えたと今回の修行で知ることができました。
そして、どこが開発体験を妨げる要因なのかをわかるようになったというのが非常に大きいです。

そして私は配属3日目にして、操作ミスにより既存インフラを一部吹き飛ばしています。
失敗をしてしまったその瞬間、私の隣にはインフラ基盤部部長の山本さんがおり、すぐにミスを報告したところ
「あ~あ、やっちゃったねえ」
と言いながら笑っておられたのです。
ちなみにそのミスの改修にはインフラ基盤部全員で3時間ぐらいかかるほどの大きなものだったのですが、私がおろおろしながら落ち着かないのに笑い飛ばしてくださったという点で、「心理的安全性が守られている環境だ」と感じました。

もちろん、それ以降は同じミスをしないようにしており、自分への失敗の教訓として心に刻んでいます。
再発防止策としては、今回の失敗としてコマンドを知らずに作業していたという部分が大きく、失敗以降は初見のコマンドであれば作業に入る前に一通り調べるという確認作業を行うようになりました。

また、今までLT会で「〇〇で失敗しました」というテーマについて、どこか他人事のように聞いていたのですが、この失敗があってからは全て自分事として聞けるようになり、「そういうこともあるよね…ウンウン」と他人の痛みをわかることができるようになりました。

-中野
私はデザイナー枠での入社です。

  • Da Vinci Studio 2023年4月~6月

  • くふうAIスタジオ 2023月7月~現在

まず最初に同じくふうカンパニーグループの事業会社であるRETRIP社の「BUZMA!<バズマ>」※というプロダクトでUIアシスタントやアプリストアのスクリーンショットデザインを担当しました。

このアプリではインフルエンサーさん向けの画面と店舗オーナーの方向けの画面があります。
インフルエンサーさんは割と若い方が多い中、店舗オーナーの年齢層は幅広く、しっかりと画面の文字が読めるようにどちらにも適した文字サイズにするなど、ユーザー体験にこだわって作りました。

※BUZMA!<バズマ>はこちら↓↓↓


中野さんがデザインしたアプリストアのスクリーンショット

また、当プロジェクトではRETRIPの方、ディレクター、同じチームのメンバーなど参加者が多く、コミュニケーションの仕方や提案の方法、また自分の仕事だけで完結するのではなく前工程・後工程を考えてデザインを行うということを学びました。

その後、くふうAIスタジオでは新規事業に携わらせていただいたあと、現在は結婚事業部のサービスサイトに関するデザイン変更を担当しています。
BUZMA!や新規事業の経験から、コミュニケーションの仕方やヒアリングの要点などを結婚事業部においても活かすことができています。


デザイン担当は中野さん・フロントエンドの実装は遠藤さんが担当

デザインだけではなくコーディングも少し経験していたので、今はデザイナーでありながらエンジニアリング部分にも力を入れています。

元々学生時代にUnityを経験していたのである程度コードを読めました。
そこから今はFlutterを独学で習得したく、先輩のアプリエンジニア八谷さんに聞きながら勉強中です。
エンジニアリングにも力を入れている理由は、エンジニアの方にデザインの修正依頼を出した後に戻していただくよりも、自分でエンジニアリングを把握しながらデザインした方が早いと考えたからです。
くふうAIスタジオにはエンジニアリングに精通している方が沢山いるので、すぐに聞ける環境というのも独学が進む大きな理由だと考えます。

先輩や仲間との関係性は?~進化したコミュニケーション力~

-遠藤
一番上司との関係性がいいのは僕です!
「どんどん飲み会に連れて行ってもらおう!」という気持ちでいます。
Slackには【proj-毎週新人を歓迎する会】というチャンネルを作っていただき、こちらでグループCTOの吉川さんやCPOの前田さんにも気軽に声をかけ、情報交換したいときにお誘いしています。

-酒井
基本的にこの飲み会のとき「仕事に関係ない話」はしないですね。

-遠藤
気になっている技術トピックを話しながら飲んでいることが多いですね!
私がSREになりたいなと伝えたら「サーバーサイド側に行けばいいじゃん!」とアドバイスをいただいたのもこの飲み会でした。
相談の場でもあり、自分の技術力を試す場でもあり、更にフィードバックをもらえる場でもあります。

-酒井
「最先端リモート組織の作り方」の本について山本さんが熱く語ってたこともありましたね。

-遠藤
皆仕事というかエンジニアリングが好きですよ。
二日前も先輩方と飲みに行きましたが、ラーメン屋さんでPC開いてRailsについて語りました(笑)


先輩エンジニアとの楽しいひと時

-中野
Slackにはエンジニアやデザイナーの「room」を見ることができて、それも楽しいですね!

-酒井
そうなんです。
くふうAIスタジオでは基本的にオープンチャンネルにするルールという決まりがあるため、他の方のチャンネルでも気軽に見たり会話したりすることができます。
特にこの「room」は具体的には自分だけの「何を書いてもいいオープンチャンネル」で、一人1つずつ持っています。

例えば、中野さんのチャンネルだと「デザイナーだと〇〇がいいですよ」と中野さんが記載し、そのスレッドに違う部署のエンジニアがコメントをしたりして。
チャンネルを見ながらその方がどういう人なのかを知ることができるため、オフィスで話す代わりになってるのかなと感じます。


同期とISUCONに出ました!~仕事だけの関係性ではない!~

-遠藤
そういえば、同期でチームを作ってISUCONに出ました!

ISUCONとはお題となるWebサービスを、決められたレギュレーションの中で
限界まで高速化を図るチューニングバトルです。

同期メンバーは楽しいことを感じるセンサーを持っている人の集まりなのですが、若干控えめなところもあります。
「ISUCONは面白い」とみんなもわかっているものの、誰かが音頭を取らないと進まないと思い、僕からSlackで声をかけました。

毎日ISUCONのために、時間を作って本を読むことから始めました。
今年は来年に繋げる基盤作りとして参加しているので、「また来年も同じチームを組もうね!」と言っています。


内定式にデザイナーとして参加しました~ユーザーファーストを意識するようになった最初のできごと~

-中野
デザイナーとして関わったものの中に、内定者に渡すプレゼントのデザインを企画段階から入らせていただきました!
同期のデザイナー山川さんも一緒です。

「くふうカンパニーブランドであることを示すもの」かつ「ずっと使っていただけるもの」というテーマで作成しました。

-酒井
正直、プレゼントを見た時「めっちゃいいな…!」と思いました。
リブランディングがあった中でモダンな雰囲気になって良い形で落とし込まれていましたし、模様としてくふうカンパニーらしいアイデンティティがあり、見た目も可愛い。
これならその場限りじゃなくずっと使えるなと。

-中野
デザイナーも含め、そもそもプレゼントとして「何を作るのか?」という企画から入りました。
くふうカンパニーグループ全体的に言えることですが、「デザイナーは言われたことをやるだけ」ではなく、企画や提案をしやすく受け入れてくれる雰囲気なんです。
このような環境なので「サービスをもっと良くしていこう!」という考えが生まれやすい、だから理念でもある「ユーザーファースト」に繋がっていくのだと考えます。

今回の内定式ノベルティも同じです。
モバイルバッテリーやトートバックは去年もあったので私たちもいただきました。
他には自分自身が実際に研修を受講した際に、意外と紙のノートを研修で使うことが多く、「せっかくなら文房具があった方がいいんじゃないかな?」と考えました。
そこで自分たちの経験を活かし、残り一つのアイテムはB6ノートにしようと決めました。
「研修期間中はこのノートを使ってくれるといいなぁ」と、内定者の方が入社後実際に使っている姿をイメージしつつ、研修中「文房具ノベルティがあって良かった」と思ってもらえるように内定者の方を想いながらデザインしました。

-酒井
この話を聞いて、より細かいところまで配慮が行き届いており、デザインの持つ力がとても重要なんだと感じました!

上記写真の他に同期や役員との距離を近づけるためのアイテムとして、名刺を作成しお渡ししました。入社後に使用する社外用のものではなく、好きな事や自己紹介を記載した名刺です。「こんな会社に入社するんだよ」とお友達や周りの方にも配ってもらいたいという想いも込めています。

2024年4月入社の内定式についてはこちら↓↓↓


後編では彼らの就職活動時代のお話を紹介します!
ぜひお楽しみに…!

くふうカンパニーでは一緒に働いてくださる仲間を募集しています。
一度お話を聞いてみたいという方はぜひご連絡ください!


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