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3社目のSaaSとしてIVRyを選んだ理由

SmartHRを退職してIVRyに入社しました

こんにちは、IVRyの工藤(@kudok779)です。6月1日に約5年半勤めたSmartHRを退職し、株式会社IVRyに入社しました。社員番号は32です。

ウワサのボルダリングができる壁の前で記念撮影

IVRyは2023年3月にシリーズBを発表し、13.1億円を調達したばかりです。詳しくは代表の奥西さん(@onishiki_plus)のnoteやプレスリリースをぜひご覧ください。

SmartHRでは約40人規模の時に入社し、今思い返せば当時約ARR1億円から100億円に到達するまでのプロセスに1メンバーとして携われた経験は唯一無二のものになりました。社内外で多くの方と関わり、仕事ができたこともかけがえのない経験になりました。本当にありがとうございました。

このnoteでは、なぜIVRyを選んだのか?SaaS企業の経験は3社目になるが、他の選択肢はなかったのか?など、今後の転職を考える人の何か役に立てばと思い、入社エントリーとしてのnoteの場を借りてお話できればと思います。

改めて、簡単に自己紹介

今までの私の経歴を簡単にまとめます。

・みずほ証券(1年3ヶ月)
  ・個人・法人営業
・freee株式会社(1年4ヶ月)
  ・インサイドセールス
  ・(ちょっとだけ)Ops・Enablement
・SmartHR株式会社(5年6ヶ月)
  ・インサイドセールス立ち上げ
  ・
Salse Ops(現セールスプランニング)立ち上げ 
  ・(最後に)オンラインコミュニティ立ち上げ

基本的には、セールス組織の中にいながらインサイドセールスという役割を軸に、Opsの部分にプライオリティと楽しさを感じながら歩んできたキャリアとなっています。Opsを始めた当初はこの領域が得意だから始めたのではなく、プレイヤーとしてプロフェッショナルになることよりも仕組みで解決することで攻めの部分をより強化するような役割への好奇心が強かったこともあり、段々とOps的な仕事や役割が自然と増えていったように思います。

次の転職は自分という商材の投資である

SmartHRで働く中で、次の2点を段々と強く考えるようになりました。それは以下の2点です。

・自分のスキルを活かしながら・磨き込みながら、更に成長したい
・20年後を振り返った時に本当に自分の手でこの会社は大きくしたんだと思えるようなそんな経験をしたい

文字にすると、良くある理由ではありますが、Opsという分野を日本で広めたいという思いから始めたTwitterやnoteを通じて多くの経験、出会いや知見を得ることは出来ました。しかし、自分としてもやりきれなかった部分や問題発見・課題発見という観点で、もっとビジネスに対して影響力のある仕事ができるようになりたい。まだまだOpsという役割のプロフェッショナルにはなれていない、という思いは日に日に強くなっていきました。

また、SmartHRに入社した当初はスキルもまだまだなく、一方でこの5年半の期間を通じて一定の実力はついたもののPLに対して責任を持つ、であったり1つの事業を担う、や、0→1のbizdevをした経験はありません。事業を作るという経験ができれば、本当の意味で会社や事業をグロースできるのでは?と考えるようになり、転職を決意しました。

次の転職は32歳という年齢に鑑みても、自分という商材の投資であり、仕事にコミットすることで、自分にも会社にも大きなリターンをもたらすものにしたいと考え(当たり前ですが)、自分が本当に納得できる転職をしたいと考えました。

次の会社にわたしが求めること / やりたいこと

コンサルやアドバイザーとして自身で仕事をしていくことも考えましたが、結論SaaSのスタートアップにチャレンジすることを決めました。

コンサルやアドバイザーは40歳を超えてもおそらくできるし、ハイリスク・ハイリターンな転職はどうせやるなら、早い方が良い。

そんな、私が考えた「次の会社にわたしが求めること / やりたいこと」は次の4つでした。

① Horizontal かつ 企業規模に囚われないプロダクトのスコープ

freee・SmartHRともに、Horizontal かつ企業規模に囚われないプロダクトのスコープでした。このメリットは何と言っても、日本全国ほぼ全ての法人(内容によっては個人も)がセールス・マーケティング活動の対象となることです。

Vertical SaaS が国内でも台頭してきている2023年のこのタイミングでこのHorizontal 且つ 全従業員規模をターゲットにチャレンジしている企業は段々と少なくなっており、まだこのスコープで圧倒的に成長している会社があるのかとIVRyを初めて知った時には驚きました。

また、「自身の成長」と「今までの経験・アセットを最大限活かすこと」を50%50%で考えた時に、freee・SmartHRと同じターゲットの企業で働くことは、個人的には後者にとって大きなアドバンテージになると考えていました。

② 適正なトラクションで資金調達を実施しているか

見出しの通りですが、急成長をしている中で抑えるべきKPIメトリクスは達成ができているか、また入社時点でトラクションにおける現時点で解決できているか、まさに投資を行うという観点で定量的にチェックしました。

各社のエクイティ戦略を自分で理解して納得できるか、自分なりに整理をして検討をしました。

③ SOの設計をダイリューションや今後の資本政策に鑑みつつ、従業員目線で考えられてるか

冒頭でも記載した通り、自分という商材を投資するということは具体的には6〜8年は最低でも働き続けることだと決意して、今回転職検討をしました。

その投資に対するリターンとしてのSOは「自身の成長」と「今までの経験・アセットを最大限活かすこと」と同じく自分にとっては重要です。

また、自分自身が働くことはもちろん、今後拡大する会社組織において、継続的に働くインセンティブをどのように戦略立てているのか。昨今のトレンドでもありますが、自分自身でも納得の行く制度になっているかどうかをチェックしました。

④ 会社・プロダクト・サービスを自分事として捉えられ続けるか

カルチャーフィットという言葉では簡単には言い表せないくらい、個人的には重要視したポイントです。自分ごと捉え、熱中できる環境、サービスがそこにあるか。また、本当につらい時に立ち返ってやり続けたいと思えるかどうか。

そして、究極的にはバイブスが合うか、など「なんとなく良さそう」と思って入社をしても6〜8年という期間を走り続けるためには、本当の意味で大事にしたいポイントでした。

3社目のSaaSとしてIVRyを選んだ理由

かなり時間をかけて、様々な会社やお知り合いにご相談をさせていただきました。本当にお忙しい中時間を割いていただいた皆様にはとても感謝しています。

最終的に、先述の①〜④を全て満たせたと感じた、IVRyに入社をさせていただくことになりました。

やりがい

詳細なARRやChurn Rateについてはもちろんここでは記載できませんが、今回の転職活動に際して奥西さんと再開してIVRyのお話を聞いた時に見た内容には正直驚きました。

「え?社員20人ですよね?マジですか?」と、本音で驚きを隠せず言葉が先に出てきたのを覚えています。

またIVRy自体のデータ構造やそのマネジメント、また社内ツールのデータのあり方や流し方など、この初期フェーズにおいて整理がされており、Opsの経験を活かす環境としてはとても魅力的でした。これからのワクワク感と、バランスの取れた重心と安心感のようなものを同時に感じました。

また、急成長ゆえのペインも当然あり、まさにスタートアップのカオスさを求めていた整え屋さんの自分としては、カオスであればあるほどそれも魅力に感じ、最終的に入社を決めました。

「工藤さんのやりたいことをやらないと面白くないので、その環境を用意したいし、ずっと楽しいと思えるようにしていきたい」と奥西さんが言ってくれたのも、とても嬉しいオファー内容でのコメントでした。

一緒に働く仲間のレベルの高さ

IVRyは、一言で言えば少ない人数で驚きのトランザクションを生み出せる集団がいるコミュニティであると感じました。

代表の奥西さんはリクルート出身です。そこで培ったbizdev力は凄まじいと感じました。市場の可能性や事業成長としての将来性の観点、そして何よりプロダクト戦略がこの事業フェーズとは思えないくらい将来図が描けており、直感で「絶対伸びるし、可能なら1メンバーとして更に急角度で成長できるように貢献したい」と思えました。

また、他のメンバーも同様でセールスやマーケのみなさんも、事業を伸ばす総合力を持った方が多く、実際に働くことでメンバーの皆さんから日々勉強させてもらっています。

ロマンだけでなく、ちゃんとそろばんに変えてくれる、給与設計

通常の給与だけでなく、SOの仕組みも上手く活用して、事業成功の結果リターンが生み出される合理的な仕組みが整っていました。

これについては体外的に出せる情報が整い次第、外部公開していきたいです!※今はまだ出せないのでお待ち下さい!

カルチャーフィット

お客さんの役に立ち合いという想い、そのための解決策を合理的に追及しようとするプロダクト・Bizdevのマインド、心理的安全性溢れる&いつまでも維持しようとする職場が肩肘張ることなく心地よく感じました。

自然と仕事を楽しもう、またIVRyを提供した顧客にもその楽しさをわかってもらおう、こうした考えが光るアイデアに変わったり、開発のスピードに良い影響をもたらしているのだなと思います。

IVRyで何をやるの?

このnoteを書いている段階では、以下を担当することになりました!

・SMB のインサイドセールス / セールス / カスタマーサクセス のプロジェクトオーナー
・Sales Ops のプロジェクトオーナー

1→10で言うと、5くらいの組織作りのフェーズです。一緒に10までを作っていただける仲間を探しています!

あえてプロジェクトオーナーという書き方をさせていただきましたが、IVRyでは組織図を作らずプロジェクトを組成してクォーター毎にプロジェクトを再構築して、課題に向き合っています。

7月以降は上記の役割はすぐに変わり、また別の役割を担っていく予定です。

IVRyで一緒に働きませんか?

IVRyでは全ポジション、積極採用中です。このnoteを読んでIVRyに興味を持っていただけた方、ぜひ一緒にIVRyで一緒に働きましょう。

特にインサイドセールスは積極採用中です!
ご自身でご興味ある方、他薦も問いませんので転職を検討されている方がいらっしゃいましたら、TwitterなどにこっそりDMいただけると嬉しいです!



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