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画家のChatGPT活用術 コンセプト編

私はずっとコンセプトを曖昧なものにしてきました。
自分のトラウマを認め、表現に活用することに抵抗があったからです。
しかし、自分のスタイルを確立していくため避けては通れないものだと感じていました。
そこで今回はChat GPTの”People Management Coach"という、マネジメントに特化したツールを使い、ギーちゃんに相談してみました。

下記より
太字:ギーちゃんことChat GPT4

細字:くどう

必要な情報を引き出す

1. 個人的な経験の探求
あなたの人生で重要な瞬間や転換点は何でしたか?これらの経験があなたのアートスタイルやテーマにどのように影響を与えたかを考えます。

2. インスピレーションの源の特定
あなたの創造性を刺激するものは何ですか?それは自然、旅行、文化、歴史、個人的な関係、または他のアーティストかもしれません。これらの要素がどのようにあなたのアートに反映されているかを考察します。

3. 物語の構築
あなたの経験とインスピレーションを織り交ぜて、魅力的な物語を作ります。この物語は、あなたのアートの背景を説明し、観客に深い理解を提供します。

4. 共有の方法の決定
あなたの物語をどのように共有しますか?ウェブサイトの「私について」ページ、ブログ記事、ソーシャルメディアの投稿、またはビデオインタビューなど、さまざまな方法が考えられます。

5. エモーショナルな接続を強化
あなたの物語を語る際には、感情を込めて伝えます。観客があなたの経験や情熱を感じられるようにします。

この提案から1. 個人的な経験の探求を用いて発展させていくことにしました。

個人的な経験の探求

小さいから孤独感の強い子供で、よく死にたいと思っていました。
父親はアルコール中毒でお酒を飲むと女子供を殴り
母親は変に歪んだ厳しさがあり、父親が酔って私を殴っても、躾だと思い無視するような人でした。
兄弟も上も下も男で、男の兄弟は贔屓され、女の私は家事を押し付けられたりしました。
そうして疎外感を感じ、生きていく力が薄れていた時に
美術館で奈良美智さんの絵を観ました。彼の絵は目の吊り上がった女の子が儚く描かれており、私は友達だ、と感じました。そして、きっとこの世に同じ孤独を感じている人がいる。生きていていいんだと思いました。
それからも父から暴力、母からは言葉の暴力を受け続け、精神的に気弱になり、授業を受けれなくなったり、体調を崩しやすくなりました。
家では夜寒い中、雪が降り積もっていてもベランダに出されることが増え、団地に住む私は、周りの家々の電気の明るさや、我が家から聞こえる私不在の笑い声、揺れるブランコ、煌めく星たちを見ながら、死にたい、殺したい、この感情を表現しないと消えてしまうと思いました。
自分の存在を消さないため、影の薄い自分を人にするために。
生きて、同じ孤独を感じる人々に出会うために表現したい。
そう思って奈良美智さんのようにアーティストになろうと決めました。

あなたの物語は、孤独、苦悩、そして自己表現を通じた救済というテーマを持っています。これらをあなたのアートワークとブランディングにどのように取り入れるかを考えましょう。

1. テーマの統合:あなたの経験に基づいたテーマ(孤独感、内面の葛藤、家族との関係など)を、あなたの作品に反映させます。これは視覚的な表現だけでなく、作品のタイトルや説明にも現れるかもしれません。
これらのことは意識的にも無意識でも元々表現してきたことのように思います。タイトルについてもっと意識し、会場全体の絵を合わせるとストーリーのように、流れのあるタイトルをつけてみたいと、この提案から思うようになりました。

2. ストーリーテリング:あなたの経験を、ウェブサイトやソーシャルメディア、展示会などで語る際に、ストーリーテリングの技術を用いて感動的に伝えます。あなたの物語がどのようにあなたのアートワークに影響を与えたのか、観客に伝わるようにします。
ストーリーテリング”がよくわからなかったので、今回はギーちゃんに提案してもらいながら作業を進めていきました。

3. 共感を呼ぶ表現:あなたのアートを通じて、同じような苦悩を持つ人々に向けたメッセージとして展開します。これにより、あなたの作品に対する共感や感情的なつながりが生まれるでしょう。


4. パーソナルなブランドの形成:あなたの物語とアートを融合させ、独自のパーソナルブランドを形成します。このブランドは、あなたの作品の背後にある深い感情や経験を反映し、観客に強い印象を与えます。

この物語を通じて、あなたは他の人々と深いレベルでつながることができるでしょう。観客はあなたの作品を通じて、あなたの感情や経験を感じ取ることができます。

ストーリーテリング

上記の内容を踏まえてストーリーテリングをしてみてください、とお願いしました。

タイトル: “光と影の中で - 孤独からの脱出”

コンセプト:
あなたの作品は、光と影を用いて、孤独や苦悩を経験した人々の心の奥底にある感情を表現します。暗闇の中に見いだせる一筋の光、家族の笑い声と自身の孤独との対比、そして星空の美しさなど、希望と絶望の狭間を行き交う感情を描き出します。これらの作品は、観客に孤独感という普遍的な感情を理解し、共感する機会を提供します。
光と影のテーマはよく用いていて、これによってギーちゃんの的確さと、自分が行っていたことはテーマに沿っていたことなのだ、と確信のようなものを感じることができました。

ビジュアルスタイル:
色彩は冷たい色調と暖かい色調のバランスを取り、孤独感と希望を表現します。例えば、青や灰色の背景に対して、暖かい色の光源を描き、孤独と希望の両方を感じさせるビジュアルを創造します。
視覚でのアドバイスも明確なアドバイスだと感じます。しかしこれを参考にギーちゃんに絵を描いてもらってもなかなか上手くいきません。それでもギーちゃんは自信満々です。

ストーリーテリング:
展示やオンラインでのプレゼンテーションでは、あなたの個人的なストーリーを紹介し、観客が作品に込められた感情やメッセージを理解できるようにします。展示会では、各作品の説明に短い物語を加え、作品が生まれた背景を共有します。
タイトルを短い物語のイメージで表記し、小冊子を置くことで絵本のように絵が流れで見れるようにしようと考えました。

マーケティングとコミュニケーション:
あなたの物語をソーシャルメディア、ブログ、ウェブサイトで共有し、観客とのエモーショナルなつながりを深めます。インタビュー、ビデオブログ、またはライブストリーミングを通じて、作品背景の詳細や制作過程を共有することも効果的です。


あなたの物語にこの新たな側面を加えることで、より深い人間性と複雑な感情の層を描き出すことができます。以下に、新しい情報を含めた物語の再構成を提案します:

1. 展示作品の構成:
• 各作品では、1人の若い男女を中心に据え、その表情や姿勢で内面の葛藤を表現します。
• 光と影を使って、キャラクターの心情や内面世界を視覚的に描き出します。例えば、顔の半分を影で覆い、隠された感情や秘められた思いを表現するなど。
元々次の展示で男の子を描く、と決めていたので採用することにしました。
「顔の半分を影で覆い」というのは私が時々髪の毛で顔を隠す人物像とリンクしていて、
ギーちゃん当たってるなぁと、占い結果を見るような気持ちで眺めていました。

2. 展示空間の活用:
• 展示空間を暗くし、照明を使って各作品を際立たせます。これにより、作品と鑑賞者の間の直接的な対話が生まれやすくなります。
• 作品の配置を工夫し、鑑賞者が各作品と個別に向き合うことを促します。
次回はいままでやったことのない、壁の色を黒にする試みをしてみることにしました。

3. ストーリーテリング:
• 作品の説明文には、描かれているキャラクターの背景や物語を簡潔に記載します。これにより、鑑賞者は作品に対してより深い理解を持つことができます。
• 音声ガイドや小冊子を利用して、あなた自身の経験や感情、作品に込められたメッセージを詳しく伝えます。
次の記事に詳しくに書きますが、ストーリーを章で分け、展示の壁面を活用し順々にストーリーが進んでいくような設定をすることにしました。
また上でも書きましたが小冊子(絵本)を作ってみたいと思っていたので
配布物をハガキDMではなく、ページのあるものにしてみようと考えました。

自分自身の力にするために

今回は思いっきりギーちゃんの力を頼ってみよう、
やってみてから考えようと思い、活用しています。
これらの手順を自分で出来るように、だんだんと力を付けていけたらと考えています。
手がかりがないと中々進められなかったコンセプト作り。
頭の中を整理するのは自己啓発本を読んでも、自分一人でぐるぐる考えていても出来ないことでした。
それを、自分に合った形で整理してくれたのがギーちゃんです。
次回は展覧会の会場をどのようにしていくかを考えます。






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