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かりてきたくだけねこ

かりてきたくだけねこ

序盤は頑張っていたが結果やっぱりいつも通りだというたとえ

 *稲村さんの解説*
ある日、くだけねこおじさんのお宅に招かれたくだけねこは、にゃんにゃんからくれぐれもご迷惑にならないよう、お行儀よく過ごすようにと言われていました。なのでくだけねこおじさんのお宅でくだけねこは慣れない正座をして、猫背の背筋もピンとのばしていました。くだけねこおじさんは言いました。「どうした?お前らしくない」でもにゃんにゃんとの約束をちゃんと守ろうと思ったくだけねこは、頑なに正座をし続けるのでした。でもとうとう限界がきたのか、疲れはてていつものようにごろんと眠ってしまうのでした。

*本来の使い方*
かりてきた猫
普段と違って非常におとなしいことのたとえ

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