- 運営しているクリエイター
#書籍化希望
くだけねこのせいくらべ
くだけねこのせいくらべみんながよく見せようとして本当の実力がわからないこと
*稲村さんの解説*
ある日くだけねこの住む町内で身体検査が行われました。するとなんていうことでしょう。参加したみんながちょっとずつ「ズル」をして大きく見せようとしているではありませんか。やぎさんは角を必死に伸ばし二足歩行に、ひつじさんは毛をありったけたくさん伸ばしてモワモワに、ヘビさんも必死に力を振り絞ってまっすぐになっ
くだけねこにねんぶつ
くだけねこにねんぶつ間違って解釈しているのに気づかないこと
*稲村さんの解説*
「馬の耳に念仏」ということわざが「どんなありがたい説法も『馬』には理解できない」という意味だと知ったくだけねこは、普段おうまさんが早く走ったり、荷物を運んだり、馬車を引っ張ったりと、とても働き者でとても賢いのに「にゃんだかおかしいにゃ?」と思いました。
なので意を決してくだけねこはえらいお坊さんに「にゃんぶつってな
くだけねこがちゃをわかす
くだけねこがちゃをわかす滅多にないことのたとえ。また滅多にしないことをして失敗すること
*稲村さんの解説*
ある夜、いぬのおまわりさんにお家まで送ってもらったくだけねこはお礼に「おうちでおちゃでもごちそうするにゃ」と言って家に上がってもらいました。でもすっかり夜中になっており、にゃんにゃんも子供たちもぐっすり寝ておりました。やり方が分からなかったくだけねこは、いつもにゃんにゃんがやっている沸かし