「私はヨーコ JAL17期生」
大阪万博の開催が危ぶまれている。
空飛ぶ車の展示を予定していた人たちはさぞがっかりしているだろう。
目玉にしようと考えていただろうから。
万博という呼び方自体がなんだか古めかしく聞こえる。
現在83歳の私が確か小学校6年性の頃、第一回の万博が開催されたような記憶がある。枚方だっただろうか。その頃、戦後間もなくは、世界がどうなってるのか日本人のほとんどは知らず、さまざまな外国製品が展示される万博は胸躍る催しだった。大人も子供もワクワクしながら会場へ足を運んだ。
今は違う、とてつもなく珍しい物でもネットで瞬時に広められる。実物を見たい触りたいという思いは当時ほど強くない。
つまり、大阪万博は時代遅れの催しなのだ。
いくら空飛ぶ車が時代の先端にあるとしても、ネットで見られるものを、乗って空を飛び回れるわけではないだろう代物を、わざわざ見に行くだろうか。
宇宙人が入り口で握手してくれる、というなら出かけまっせ、多分。
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