私が漫画を描くきっかけをくれた2作品の漫画 [後編]

[前編]では4コマ漫画を描くようになった話を書きました。今回は長編漫画を描くようになった話をしていきます。

小3までは4コマなどの短い漫画をひたすら描いていました。その間に読んだ漫画はブラック・ジャックのみ。今でこそ「ONE PIECE」や「銀魂」などのジャンプ漫画が大好きですが、小学生のときは全く読んでいませんでした。

小4になって、新しい漫画に出会いました。中沢啓治さんの「はだしのゲン」です。戦時中広島で被爆したゲン達の物語です。学校の図書館にあり、私が長編漫画を描くようになるきっかけとなった作品です。

それまで、ブラック・ジャックのように1話完結型の漫画しか読んでこなかった私には驚きの作品でした。漫画1冊分、丸々お話が続いていたので…歴史に興味があったので、どんどん読み進めました。読み終わったとき、感動しました。お話自体もそうですが、4コマよりも満足感があるし、ワクワクする!こういう漫画もいいなあと思いました。

早速、長めの漫画を描いてみることにしました。受験に立ち向かう人の話や戦争の漫画等々。兄弟が宝を求めて冒険する話は、自由帳3冊分にもなりましたw

長編漫画は、物語の構成をしっかり決めないと、描いている途中で訳が分からなくなってきます。人物の名前だけでなく、設定を見直しながら描くのは大変でしたが、完結したときはとてもやりきった感がありました。

その時から、私の将来の夢は漫画家に決まりました。たくさん面白い漫画を描いて、皆を楽しませたい!!

漫画やイラストのノウハウを学ぶために芸術関係の学校を目指しましたが、経済的な理由で諦めました。

別の記事でも描きましたが、皆と同じように、大学を出て普通に就職。病気になり、退職しました。

仕事を辞めた今だからこそ、また漫画を描きたい!そう思うようになりました。

現在、2本の長編漫画を構想中です。漫画の基礎は独学なので、本当に世に出るか分からないし、Instagramやnoteに挙げて終わるかもしれません。

でも、いつか見てもらえる日を夢見て、描いていきたいと思います☺️



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