小金井・ワイズマンコーヒー|珈琲とスイーツの香りに包まれて
休日、神代植物公園で朝日をあびてきらめくバラやダリアを観賞したあと「WISE MAN COFFEE(ワイズマンコーヒー)本店」に向かいました。
住宅街にとけこむカフェ「WISE MAN COFFEE 本店」
2017年に「ゆっくりとコーヒーを楽しめる」をコンセプトにワイズマンコーヒーをオープン。現在、本店を含めて2店舗展開しています。
ワイズマンコーヒー 本店は、住宅街にお店を構えています。駐車場に車をとめて歩きはじめると、本当にこのあたりにあるのだろうかと不安に感じましたが、脇に入ってすぐ目印の看板を発見しました。
扉をあけた瞬間からもう好き
お店の扉をあけると、店員さんの「いらっしゃいませ」という明るい声と、コーヒーやスイーツのいい香りに迎えられます。五感をここちよくくすぐられる感覚に、入店早々きてよかったなと思いました。
メニューを受け取ったあと、決まり次第カウンターに向かいオーダーするスタイルと案内がありました。
2名がけテーブルが4つ、カウンター席が3つと控えめな席数にあわせ、店内は広すぎず狭すぎずのスペースです。休日は並ぶとの口コミをみましたが、オープンして間もない時間だったので店内は3名のみ。それから数十分で2名掛けが埋まりました。
狙いは人気のフレンチトースト
席に座ってメニューを眺め、ワイズマンコーヒーの人気メニューであるフレンチトーストを即決。甘いものにはコーヒーが欠かせないので、アメリカーノを選びました。
注文してすぐに運ばれてきたアメリカーノは、店名がかかれたマグカップになみなみとつがれていてびっくり。たっぷりサイズかな?と思ったくらいです。
アメリカンではなくアメリカーノなので、エスプレッソをお湯で割ったホットコーヒーです。
ローストの香ばしさを感じつつも苦みは控えめ。ほどよい酸味とのバランスがよく、酸味のあるコーヒーが苦手なわたしでもおいしく飲めました。冷めてくると酸味の角が目立ってきますが、ここまでたっぷりなのをふまえると許容範囲内です。
アメリカーノをひと口、ふた口とゆっくり味わっていると、ワイズマンコーヒーの人気メニューであるフレンチトーストがやってきました。
こぶりなプレートにフランスパンでつくられたフレンチトースト、さらにバニラアイスがトッピングされています。
個人的にパンの原型をとどめていない、いわゆるとろとろっとしたフレンチトーストの食感が苦手ですが、ワイズマンコーヒーのフレンチトーストは好みでした。なかまでしっかりしみつつも、ぐちゃっとならないちょうどいい浸かり具合。表面がしっかり焼かれているのも好印象です。
ほろ苦いキャラメルソースがたっぷりかかっているおかげで、甘さに飽きずに完食しました。
フレンチトーストに負けないくらい、バニラアイスが主役級に大きいのもうれしく、サービス精神満点のスイーツです。ほどよい酸味のアメリカーノとの相性もばっちりです。
ゆっくりしてねというメッセージを感じる
カウンター席の端にカフェや喫茶店、コーヒーにまつわる雑誌が置かれています。たっぷり入ったアメリカーノを飲み終えるまでに少し時間がかかりそうだったので、雑誌を読みながらすごすことに。
普段は食べ飲み終えるまでに時間がかからず、すぐ退店するのがほとんど。作業するわけではなくおしゃべりに夢中になるわけでもなく、ひとつの雑誌をみながらぽつぽつ会話をしてゆったりすごすのはちょっと新鮮でした。
限られた席数を限られたスペースに配置しているので、店内は広いといえず席の間隔も狭めです。いつもなら隣が近くて落ち着かない気分になりますが、なぜかこの店は周りを気にせずリラックスできました。
「ゆっくりとコーヒーを楽しめる」というコンセプト通り、オーナーをはじめとした方たちがお店の雰囲気づくりを大切にしているのが伝わります。やさしい接客から気配りも感じられ、またいきたいなと思ったカフェでした。
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