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クリスマス奇行2022(と、個人的な奇跡のおはなし)

メリクリ。(`_´メ)

 ある日を境にクリスマスが苦手になった。
 幼少期のとある日を境にそれはやってきて、やがて大人になっても恋人がいてもいなくても変わらず、ただただ漠然としたどうしようも無い不安。
 年末を迎えるに当たっての慌ただしさが関係しているのかも知れない。
 幸せで無くてはならない、という同調圧力にも似た急かされた何かしらに背中を押され、無理矢理に歩かされているような。
 他人に自分人生の行く先を強制的にハンドリングされている様な感覚、というか。
 兎に角、ボクはクリスマスという行事が苦手でしょうがなかった。
 言うなればハチミツとクローバーの竹本君のような感じだ。

ハチクロの竹本君。
幸せになってくれ…🍀

 画して今年も赤い悪魔と共に覚めぬ悪夢の行事がやってきた。
 これは一人の男のどうしようも無い細やかな反抗とほんの小さなギフト(奇跡)の記録である。
 刮目せ…しなくてもいいか。w
 まぁゆるりとお付き合いください。

奇行2022

 どうやら人間というものはある種の緊張感(ストレス)がMaxに達するとそこから逃避したいが余り、他人から見たらある種の奇行に走るらしい。
 ボクもどうやら例外に漏れず、今年もよくわからん事をしてクリスマスを迎えた…迎え入れたのだが。
 ここに覚えている(または思い出したくない)ものを数点書き出してみよう。

・23日からクリスマス敢行、からのお酒を買う、そしてレビューを施す

 …初手から痛々しくorz。どうしてこうなった。

 時を遡ること二か月前。
 見かけたワインのエチケット(所謂ラベルの部分)がカッコ良かったのでちょいちょい某大手通販サイトで気にかけてたものが値下がっていたので衝動買い…まではいつもの行動なのだが。
 何せ普段の生活内でお酒を嗜まないのでいつ開けたら良いのかが分からない←(バーテンダー・ソムリエ経験有りの人間の発言ですw)。
 なのでクリスマスが週末ということもありそれにかこつけて吞んでしまおう!!←ここまではいい。ここまでは。

 週明け即早朝仕事が待っているので早目に消化することを考えた結果、23日から呑まないと完呑(かんいん。造語)できない計算。
 なので23日からメリークリスマス!!←ここからがおかしい。

 そして寒い部屋の中で勝手に独り盛り上がるも、誰とも語らうことも無くボトル1本開けることの何とも言えない虚無感ったらもう…ねぇw

 人は窮地に陥った際、過去の経験を基に窮地を脱しようと試みる。

 それは凡人であるボクも御多分に漏れず、酔いに浮かされた頭で(先にも書いたが)ほんの少しの拙いソムリエ経験の記憶を辿り、何ともはや周囲が困惑するようなツイートをかましている。

 まぁまぁ。
 多少多方面に困惑とご迷惑をおかけつつ、我ながらワインに関しては的外れなコメントは残してはいない…と思う、のだが。

 ここでリプ返からの思わぬ伏兵にも迷惑をかける事となる。


 …この場を借りてAmazonの小原さんへ。
 リプ返ありがとうございましたご迷惑とお手数をおかけして申し訳ございませんでした公式アカウントで公開処刑とはよくもやってくれたなこの野郎(本音)w🤣🤣🤣

・暴食の悪魔

 こうも寒さが身に染みて来ると、慢性冷え性の為か安易に身体を温めたくなってしまう。
 お風呂に浸かるのが一番手っ取り早い方法なのだが、身体を温める為だけに水槽にお湯を張るのは正直勿体無い。
 となるとやはり温かい食事で身体の芯から温まろう、という結論に行き着く訳なのだが…何せこの寒さだ。
 食べた先から冷えていくわ寒さを紛らわすために何とかしたいわ口に含むワインは上質の冷たさ(飲み頃仕様。我ながら完璧w)だわでもうやってられない。
 そんなこんなで頭が麻痺った結果行き着く先は…ハイファットの極致、高カロリーの食事へと。

 …夜食にかつ丼食うな。何をかくそうこれ、当日六食目だぜ。
 最早普通にあたおか(※あたまが○○しい、の略)の領域だろ…。


 追申:一晩で無事3㌕太りました


・早やる気持ち

 太ってしまった。このままではいけない。何とかしなきゃ。
⇒お外に出る。何もすることが無い。
 所詮友達もいなければ出会い系で他人を貪ることすらできない、行く宛てすら見つからない寂しい人間なのだ。
⇒家に戻る。そこには昨夜の自分が呑み食べ散らかした成れの果て(残骸、とも言うw)が。駄目だ、もうここには居たくない。
⇒おんもに出る。用事が無い。
 何せ太ってしまうレベルで暴食かましてしまったのだ。寂しさを食事で誤魔化すことはもう、できない(またの名をお腹いっぱい、とも言うw)。
⇒おうちもどる。涙目でゴミを片付け始める。
 あれ…何か身体が重いぞ…
⇒最初に戻る。

 の繰り返しをひたすらにループしてた(ご近所様すみません😢)。
 しかも思考が負の連鎖引き起こしているし。
 これもう狂気だろ。

『P·U·L·S·E』(パルス、Pulse)は、1995年に発表されたピンク・フロイドの2枚組のライブ・アルバム。
DISC 2では、1973年発表の『狂気』を全曲にわたって再現している。
ちなみに、本文とは何の関係も無い。


 他にもドン・キホーテで爆買い、普段はPCを使ってゲームやらないのに関わらずエロゲー購入、車の片側だけ洗った後止めて撤退、教会への参拝、世界平和祈願ひとり弾き語りライブ…等々細かい事はちょこちょこあるのですが冗長になるので割愛します。

 いつか話せるといいね(しませんw🤣🤣🤣)!!

暴れ(憐れ)、果ての夢

・KPKO(カロリーパンチ・ノックアウト)、又は酩酊が見せた幻

 画して無事(?)やべぇ厨二モンスターみたいな何かにジョブチェンジし(慣れ果て)てしまい、挙げ句の果てには(上記の通り)カロリー爆弾をせっせと貯め込み散々暴れまくった結果(※)、急激な血糖値の上昇と共に眠りに就く(気絶。失神ともw)こととなる。
※誰かに危害や迷惑をかけてはいないので良しとする。よしよし。

 落ちる寸前「もう、何がしたいんだろう…」と声に出して呟いたことをハッキリと覚えている。
 そんな疲弊した精神状態の中で、あるひとつの夢を見た。掻い摘みながら抜粋すると

4人の芸人と1人のゲイのマネージャーがとある大金持ちが飼っているワガママな子犬のお世話を頼まれた。
奮闘し、時には喧嘩し。
仲違いしながらも健闘し、最後にその大金持ちに一泡吹かせるもやはり、というか見事クビとなり、芸能事務所もカンカンで事務所を退所させられる。
だが、この一件を切っ掛けに4人の芸人はかけがえのないだいじなものを手に入れる。

それは最初はそれこそ手が付けられなかったが、今では心が通じ合っている子犬(白い毛の長いチワワ)と、今回の経験を経てマネージャーからメンバーへと昇格した、芯と心根は誰にも負けない力強い新メンバーの存在。

「新しいマネージャーを探さないと、だな」
「それから仕事も、だね」

窮地に立たされていると言っても過言ではないその顔は、みんな笑顔だった。

 そんな夢。
 それはとても、とても美しい、仲間達が織り成す夢、でした。

夢が己に齎(もたら)したもう、もの


 という訳で結論を言うと。

 何かね、自分の生成した物語に生きる勇気を貰えた。
 登場人物たちが生き生きと躍動するその様に恥じないように現実を生きて行かなきゃって思えた。

 そして自分の中にまだこんな力が残っていたことにも驚いたし、このまま自堕落的に過ごしていてはいけない…という(目には見えない)誰かからの警鐘にも思えた。
 
 物理的にも精神的にも、目が覚めた。
 
 気が付けば何てことも無く霧散してしまった何かだけど、確実に自らの胸の内に、心に刻まれた「何か」。
 
 その「何か」が上手く言葉に出来なくて、取り急ぎ記事に残しておいて、2023年の内で見付けられるようにポチポチと文字を打っております。

 2022年のクリスマスがボクに齎した、局地的な小さな奇跡。
 他人から見たら一笑に付すような些末な出来事ですが、最高のクリスマスプレゼントになりました。

 それではメリークリスマス。
 来年もよろしくお願いいたします。


現実が己に齎(もたら)したもう、もの


・爆買いの半額スイーツやアイス、健康器具の数々
・ひとり乱痴気騒ぎの残骸
・半分汚れたままで取り残された車
・勢いで購入してしまい決済完了しているネットショップからのメール群
・持ち帰って手を付けていない仕事
・脂肪3㌕
・その他、ここでは書ききれぬあれこれ


 おぉう。
 げ、現実は甘くないのぅ…。orz
 まずは生きて来年を迎えようぞ…。

サポートしていただけると幸いです。