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介護施設の経営者。 【キャリア】訪問介護の管理者、サービス提供責任者、ヘルパー、介護タ…

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介護施設の経営者。 【キャリア】訪問介護の管理者、サービス提供責任者、ヘルパー、介護タクシーの運転手、介護施設の廃止経験あり。

最近の記事

「リスキリングって何を学べばいい?」と正解を求めず、手あたり次第に自分で道を切り開く姿勢をもつ

■リスキリングとは何か? 昨今「リスキリング」という言葉を耳にする。 リスキリングとは、時代の変化に即したスキルを身につけることである。 つまり、時代に適応するための学びである。 現代においてはDX(デジタル・トランスフォーメーション)と結び付けて語られることもある。 「学び直し」という言葉とも言い換えられるが、これは過去に勉強したことの焼き直しではない。個人あるいは社会の成長につなげるための、いわば「創造」のための再学習でもある。 ・・・と、色々と語ったが、つまり

    • 認知症は社会に理解が広まっている。社会支援も色々ある。 だからと言って、自分や親が認知症だと診断されたときに 周囲にオープンにするかどうかと問われると難しい。 きっと、社会で孤立して介護している人たちは、統計よりも きっと多いのだろう。

      • 介護施設に入所後、連絡がつかないご家族は困る

        ■ 入所後に連絡がつかなくなるご家族 介護施設の運営における悩みの1つとして「入居者のご家族に連絡がつかない」というものがある。 自宅での生活が困難になった高齢者に対して、その子供や親族などのご家族、担当ケアマネージャーや地域支援機関が介護施設を探すことが多い。 そしてようやく入所先が決まると、大抵のご家族は入所当日までの契約手続きや荷物の搬送までは関わっていただける。 入所後は、ご本人の状況を気にして面会にお越しになったり、施設に「ご迷惑をかけてませんか」「必要な物が

        • 人間は「時間」という概念を生み出した。 人間はロウソクや電気により「灯り(光))」を生み出した。 人間は通信技術により「距離」という物理的な課題を解消した。 これらは社会の統制や生活を便利にした反面、考えようによっては 人間を苦しめている側面もある。 どう考えるかは自由。

        「リスキリングって何を学べばいい?」と正解を求めず、手あたり次第に自分で道を切り開く姿勢をもつ

        • 認知症は社会に理解が広まっている。社会支援も色々ある。 だからと言って、自分や親が認知症だと診断されたときに 周囲にオープンにするかどうかと問われると難しい。 きっと、社会で孤立して介護している人たちは、統計よりも きっと多いのだろう。

        • 介護施設に入所後、連絡がつかないご家族は困る

        • 人間は「時間」という概念を生み出した。 人間はロウソクや電気により「灯り(光))」を生み出した。 人間は通信技術により「距離」という物理的な課題を解消した。 これらは社会の統制や生活を便利にした反面、考えようによっては 人間を苦しめている側面もある。 どう考えるかは自由。

          なぜ高齢者の「できること」を奪う介護従事者がいるのか?

          介護サービスは、対象となる高齢者が「できないこと」を支援することで、これまでの日常生活を送っていただくことを目的としている。 これまで通りの日常生活を送れるということは大事である。ご本人の安心感にもつながるし、支援を通じてご本人が「できること」にも向かい合う機会にもなるので自尊心の保持にもつながる。 しかし、介護従事者が良かれと思って「できること」もやってしまうことがある。「ついでにコレもやっておきますねー」とか「座ってていいですよー」など親切心100%でやってしまう。

          なぜ高齢者の「できること」を奪う介護従事者がいるのか?

          バルブ経済のように偽りの発展があった時代もある。 就職氷河期など「仕事がない」という時代もある。 そして現代は、仕事はあるけど人手不足で休めない。 次はどんな時代になるのだろう。 分かることは、どんな時代でも何とか生きていること。

          バルブ経済のように偽りの発展があった時代もある。 就職氷河期など「仕事がない」という時代もある。 そして現代は、仕事はあるけど人手不足で休めない。 次はどんな時代になるのだろう。 分かることは、どんな時代でも何とか生きていること。

          求人・人材紹介ビジネスは将来的に廃れる。これからは独自の人事システムを構築することが当たり前になる

          ■ 求人・人材会社が乱立する現代 現代は求人募集や人材募集のサービスが多くある。 当然ながら、このようのなサービスをお金を出して利用するのは求人を出している企業である。ハローワーク経由だと応募がないことから、求人サイト や人材紹介・派遣などに頼らざるを得ない。 求職者にとっては仕事を選びやすいし、エージェントを通じて自分に合った職場探しができるメリットがある。実際に働くという前にミスマッチが生じることを予防できる。 働き方が多様化する時代において、求人や人材に関するサ

          求人・人材紹介ビジネスは将来的に廃れる。これからは独自の人事システムを構築することが当たり前になる

          おそらく、ほとんどの人は他人の失敗なんて覚えていない。 他人の失敗をずっと覚えている人がいたら暇だと思う。 だから、自分が失敗したとしても、他人にどう思われているか なんて気にしなくていい。 どんどん挑戦して、どんどん失敗して、どんどん改善していき 自分の人生の糧にする。

          おそらく、ほとんどの人は他人の失敗なんて覚えていない。 他人の失敗をずっと覚えている人がいたら暇だと思う。 だから、自分が失敗したとしても、他人にどう思われているか なんて気にしなくていい。 どんどん挑戦して、どんどん失敗して、どんどん改善していき 自分の人生の糧にする。

          新人職員の教育から「傾聴」と「受容」の大切さに気付いた話

          ■ 新人職員へ教育 介護業界は人手不足と言われている時代において、ここ三カ月の間に2名の新人職員が入った。ありがたい話である。 当方の運営方針として、経験・未経験問わずイチから高齢者介護に関する知識や技術を研修にて教育するようにしている。 基礎研修は私が主に教育を行っているが、利用者に関する細かい介助法やコミュニケーションなどは現場職員にも協力してもらっている。 今回新しく入った新人職員は2名とも介護未経験である。 医療・福祉業界という括りで言えば経験者だが、高齢者

          新人職員の教育から「傾聴」と「受容」の大切さに気付いた話

          健康管理の1つとして体重は大切だが、 「痩せていることは善」「太っていることは悪」 という考え方は偏っていると思う。

          健康管理の1つとして体重は大切だが、 「痩せていることは善」「太っていることは悪」 という考え方は偏っていると思う。

          介護記録や利用者情報は、活用するよりも保管だけの場合が多い

          ■ 「ただ保管しているだけ」で活用されない介護記録 定期的に介護記録や利用者情報を整理をすると、その量の多さに驚く。 記録や書類の電子化は可能であるとは言え、介護業界ではまだまだ紙媒体が主流である。そのため、介護記録1つでも月間だけでも結構な量になる。 事業所間での情報交換や行政への申請や提出物も頻繁に発生するため、分類して保管すると棚があっという間に埋まる。 そこに運営や経営に関する書類も当然加わることになるので、職場内は未だ紙だらけである。 各事業所・施設で年1回

          介護記録や利用者情報は、活用するよりも保管だけの場合が多い

          ”焦る”という状態は、 目の前のタスクを「早く終わらせなければ」という使命感でなく 「この苦しみや不快感から早く逃れたい」という衝動だと思う。

          ”焦る”という状態は、 目の前のタスクを「早く終わらせなければ」という使命感でなく 「この苦しみや不快感から早く逃れたい」という衝動だと思う。

          介護従事者は、医師や看護師に過度にへりくだらなくていい

          ■ 介護の役割/医療の役割 高齢者介護の仕事は、高齢者の日常を肉体的または生活面で支援する。 自立支援のもとに、利用者の心身の状態を観察しながら「できること」は維持・向上して「できないこと」をお手伝いする。 そのためには認知症などの介護知識は必要だし、排泄介助や移乗介助などを円滑に進行するための介護技術を身につけることが有効になる。 医療知識もそれなりに必要だ。排泄や食事、服薬などの健康管理をもって介護を行うし、受診に同行するときにも医療従事者とやり取りするときにある程

          介護従事者は、医師や看護師に過度にへりくだらなくていい

          他人の「できない」を責める暇があったら、 自分の「できない」を「できる」に変える時間に使いたい。

          他人の「できない」を責める暇があったら、 自分の「できない」を「できる」に変える時間に使いたい。

          文章スキルは「読み手の定義」と「他人に伝える」ことの習慣

          本記事は、介護記録をはじめとした「文章を書くのが苦手」という人たちを主たる対象にした記事です。 これを読んですぐに文章が書けるようになるわけではありませんが、すくなくとも「なぜ自分は文章を書くのが苦手なのか?」を知るきっかけになれば幸いです。 ■ 文章を書くのが苦手問題 「介護記録の書き方が分からない」 「介護記録は何を書けばいいのか分からない」 このような悩みを抱える介護職員は少なくない。 それに対して介護記録の書き方に関する書籍はたくさん出ているし、記録作成のため

          文章スキルは「読み手の定義」と「他人に伝える」ことの習慣

          世の中はどんどん面白く変化しているから、現状維持なんて 人生はつまらない。 面倒でも分からなくても、グダグダでも馬鹿にされてもいい。 失敗というエラーをメンテしながら、何とか乗り越える。 寝るときはヘトヘトになるほど、自分をアップデートできる 毎日を送りたい。

          世の中はどんどん面白く変化しているから、現状維持なんて 人生はつまらない。 面倒でも分からなくても、グダグダでも馬鹿にされてもいい。 失敗というエラーをメンテしながら、何とか乗り越える。 寝るときはヘトヘトになるほど、自分をアップデートできる 毎日を送りたい。