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人と組織を考える

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人々が同じ目的を追求するとき、力を合わせて働くために、どのような形のグループとして結集すれば、一人ひとりが生き生きと活躍し、グループとして大きな成果が出せるか? これを考えること… もっと読む
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#コラム

共同運営マガジン「人と組織を考える」メンバー紹介です(2022.6.6更新)

共同運営マガジン「人と組織を考える」でご一緒させていただいている10人の方々を紹介させてい…

「ありえない」と「わからない」:イノベーションの扉を開ける鍵

現代のビジネスシーンにおいて、イノベーションは欠かせない要素です。多くの企業が顧客の「あ…

アート思考が変えた都市風景:ニューヨーク・ハイライン再生秘話

ニューヨークのマンハッタン西側に位置するハイラインは、かつての貨物列車の高架線路を、アー…

アーティスト、シアスター・ゲイツによるシカゴ再生の軌跡

シカゴの街角に新たな息吹を吹き込む、アーティスト、シアスター・ゲイツの活動を紹介します。…

補助線を描くことで見出された画期的新薬

前回、絵葉書を使ったワークで、「考える」と「想う」の違いと、アート思考が斬新な発想のため…

アート思考:斬新な発想の補助線を見出す

アート思考は、アーティストが世界を独特な視点で捉える能力に基づいています。彼らは型にはま…

「想う力」を発揮したイノベーション:日産e-Power

前回の記事では、横尾忠則さんの「想う」力を探求しました。「想う」とは、目的や成果に縛られることなく、子供のような純粋な驚きと遊び心を持ってアイデア創出に取り組むことです。今回は、「想う」力によって生まれた画期的な製品として、日産 e-Powerの開発事例をご紹介します。 「思考の飛躍」: 五感で非連続なアイデアを生み出す 経営学者 野中郁次郎先生とジャーナリスト 勝見明氏の共著『共感経営』では、イノベーションを起こす発想を「跳ぶ仮説」と呼んでいます。これは、一見無関係な事

五感で「想う」、遊び心が生む自由な発想とイノベーション

87歳にしてなお精力的に作品を創り続けるアーティスト、横尾忠則さん。その創造力の源泉は「遊…

大企業におけるアート思考とイノベーション:花王のヘルシア事例を通じて

以前のコラムで、小さな組織で、アート思考によるイノベーションを起こした事例を紹介しました…

イノベーションマガジン『Carbon』第10号に「「アート思考」で「2回目のコペルニクス的転回」を目指す」という記事を寄稿しました。
産業界がアーティストの思考を取り入れることで、新たな未来を創造し社会を前進させるという視点の変革を指について書いています。

高嶋政伸さんのコラム「インティマシーコーディネーター」
プロフェッショナルな人がプロジェクトに臨む姿勢について語っています。プロジェクトに関わる全ての人が安心して取り組むことができ、最高のパフォーマスを引き出す環境をいかに作り出すか。
https://www.shinchosha.co.jp/nami/tachiyomi/20240327.html

小さな組織でもできるアート思考によるイノベーション

先日行ったオンラインセミナー『革新的なアイデアを生み出す アート思考実践論』でいただいた…

休館中のBunkamuraが映す、過去と未来の交錯

Tokyo Creative Salonのイベントとして、休館中のBunkamuraを使ったインスタレーションが展示…

詩的な思考でワクワクする未来社会へのイノベーションを創る

神奈川県真鶴町は、高層マンションやショッピングモールがない昔ながらの美しい街並みを保持しています。この町独自の『美の基準』という街づくり条例は、数値ではなく詩的な言葉で規定されており、大規模開発を防ぐ重要な役割を果たしています。今回は、詩的な表現がいかにして唯一無二の価値を生み出すかを探求します。 真鶴町の『美の基準』 『美の基準』は1993年に制定されました。開発の波が押し寄せる中、町民は自らの手で町の未来を形作ったのです。条例には、「豊かな植生」「静かな背戸」「終わり