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人と組織を考える

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人々が同じ目的を追求するとき、力を合わせて働くために、どのような形のグループとして結集すれば、一人ひとりが生き生きと活躍し、グループとして大きな成果が出せるか? これを考えること… もっと読む
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2023年10月の記事一覧

「1つの部に3人の部長」体制を考える

10月27日の日経新聞で、「日揮、3人で分ける「部長職」 高まる負荷、役割再定義」というタイ…

自然・人間・社会/『アフォーダンスの心理学』と考える/3. アフォーダンスとは?

写真出典:AlainAudet @pixabay このシリーズ、3回目の連載です。第1回で ”エドワード・S・…

日本の「アート思考」によるイノベーション:チキンラーメンとウォークマンの誕生:Ja…

JBpressが運営する「Japan Innovation Review」の「良書抜粋」で、『「アート思考」の技術』第…

理念浸透には対話の量が必要

10月19日の日経新聞で、「オムロン、理念が成長の礎 「より良い社会作る」仕事を評価 社長と…

外国人材受け入れを考える

10月19日の日経新聞で「外国人材受け入れの新制度 就労1年超で転職可」及び「「選ばれる国」…

自然・人間・社会/『アフォーダンスの心理学』と考える/2. スピノザの「一元論」

写真出典:AlainAudet @pixabay 自然の中の人間、そして、その人間が作る社会。その関わり合い…

「アート思考」「デザイン思考」「論理的思考」を比較する:Japan Innovation Review「良書抜粋」第2回公開

JBpressが運営している「Japan Innovation Review」の「良書抜粋」で『「アート思考」の技術』第2回の記事が公開されました。今回は「仏ビジネススクールで誕生したアートとビジネスを融合する方法とは? 「アート」「デザイン」「論理」をどう使い分け、イノベーションを生み出すか」というタイトルで、「アート思考」「デザイン思考」「論理的思考」の比較に焦点をあてています。 第1回では「アート思考」の定義を明確にしましたが、それによって「デザイン思考」との比較も容

自然・人間・社会/『アフォーダンスの心理学』と考える/1. 二元論と心理学

写真出典:AlainAudet @pixabay 自然の中の人間、そして、その人間が作る社会。その関わり合い…

役に立つこと・立たないこと

先日、子育て中の親の方と会話をしていました。 「子どもは、ゲーム、動画、役に立たないこと…

15分間集中して子供と遊ぶ

ある経営者様から「15分間集中して子供と遊ぶとよい」というお話をお聞きしました。同経営者様…

アーティストとサイエンティストが出会い化学反応を起こす

私の著書『「アート思考」の技術』では、「アート思考」を「自らの興味・関心を起点に、これま…

アート思考によるイノベーション:Japan Innovation Reviewに『「アート思考」の技術…

JBpressさんが運営している「Japan Innovation Review」の「良書抜粋」で、私の著書『「アート…

取締役の課題

日経新聞で10月4日から3回にわたって、「企業統治の課題」というテーマの記事が掲載されました…

経営者の主観を磨く(2)

先日は、経営者が自らの主観を磨いて、経営者個人の使命と会社の使命の合致をさせることについて考えました。 その後、ある経営者様から「自分の使命と会社の使命について考え、それらを一致させるプロセスでは、社外の人材と定期的に対話をすることで進めていった」というお話を聞きました。今日は、そのことと、経営者が自らの主観を磨く効用について、さらに考えてみたいと思います。 経営者が自らの主観を磨いて、使命に昇華させることは、何につながるのでしょうか。 バーナードによると、組織の成立に