マガジンのカバー画像

人と組織を考える

619
人々が同じ目的を追求するとき、力を合わせて働くために、どのような形のグループとして結集すれば、一人ひとりが生き生きと活躍し、グループとして大きな成果が出せるか? これを考えること… もっと読む
運営しているクリエイター

2023年7月の記事一覧

【働き方】「雑用」「気付き」「学び」

<おじさんDX Vol 652> とある企業に転職したDさんは、人生の先輩です。そのDさんが転職して…

52

株式報酬の広がり

7月27日の日経新聞で、「株式報酬で専門人材確保 ソニーGは3000人 成果を分配 500社導入、5…

私の読書遍歴(7)/悩みと不安の中で(前編)

今回は、今までの私の人生で最も悩み多く不安だった30代末から40代初めにかけて、すがるよ…

私の読書遍歴(6)The Rise and Decline of Nations

画像出典:https://pixabay.com/ja/users/pok_rie-3210192/ 日本経済は「失われた30年」に苦…

【アート思考でイノベーション】三谷産業さんの「Carbon」No.8に寄稿しました。3回目は、「アーティストとの協業で組織に変革を起こす」。私が企画した、コニカミノルタ社でのアフターコロナのビジョンを考えるプロジェクトに、アーティストの久門剛史さんが参加した事例を紹介しています。

組織のフラット化を考える

7月19日の日経新聞で、「リスキリング、身近な話題から」というタイトルの記事が掲載されまし…

穏やかに話す社長

先日、ある社長のお話を聞く機会がありました。同社長は、自社をフラットな組織にしていくということにとても強いこだわりを持っています。現場発の質の高い情報が上がる、各持ち場での意志決定が自律的にでき、筋肉質に動く組織でないと、この先生き残っていけない、そのためにはフラットな組織であることが必要と考えているからだそうです。 同社長の考えるフラットな組織とは、メンバーが次のような状態であることを指していました。 ・一方通行のコミュニケーションではなく、双方向のコミュニケーションが

言葉は、本来あぶないもの

画像出典: https://pixabay.com/ja/users/luboshouska-198496/?utm_source=link-attribution&

アートから学ぶ捨象された事象への視点

私たちは日々多くの情報に接しています。その中から必要な情報だけを選択し、単純化して理解す…

時間論1~3再考/紺野境さんのコメントに触発されて(後編)

紺野境 https://note.com/kyo_konno さんからいただいたコメントを導き手にして、異なる人間の…

時間論1~3再考/紺野境さんのコメントに触発されて(前編)

これから2回にわたって、紺野境 https://note.com/kyo_konno さんからいただいたコメントを…

私の読書遍歴(3)『レイテ戦記』

画像出典:https://pixabay.com/ja/users/pok_rie-3210192/ 前回はこちら: 前回の終わりで…

10年前、企業で同じチームだった方から突然電話がありました。会社からの提案についての相談で、久しぶりに連絡をくれたことを嬉しく思いました。彼とは違う視点で話をしたところ、彼は前向きな気持ちになりました。どのような決断をするにしても、彼の将来がより充実した日々になってほしいものです

私の読書遍歴(2)

画像出典:https://pixabay.com/ja/users/pok_rie-3210192/ 前回はこちら 今回は、大学から社会人初期の読書体験です。この時期に、私の社会と組織に対する考え方の基礎になってくれた次の3冊と出会っています。 ◆辻 邦夫 『背教者ユリアヌス』 ◆大岡 昇平『レイテ戦記』 ◆開高 健『輝ける闇』  この3冊と向き合うことで私の中に培われた考え方は、今でも現在進行形で生きています。そこで、ここでは「本の紹介⇒そこから得たこと」という形