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何のための初見能力なのか(ひとつのケース)

個人の考えを書きますね。
組織を代表した考えじゃないです。

音大に通うなら初見はある程度できた方がいいです。

何故なら、多くの専門科目が「楽譜を使って説明される」からです。

初見が出来なかったら楽譜を使って説明されている事が【話し言葉を聞くように】すぐに理解することは難しいと思います。それってキツいよね。眠いよね😊

ミュージシャンには楽譜を読めない人は沢山いるし、楽譜が読めなくても「いい音楽」を奏でたり、作ったりすることはできます。楽しむことも。

でも音大で専門教育を受けるなら、【楽譜を使って授業展開する】のだから初見ができた方がいい。ミュージシャンになる道筋は他にもあります。

辻井さんのようにクラシックですら楽譜が読めないかたもいらっしゃいます(これ合ってますよね?違ったらご指摘ください)。全てのケースに当てはめられないことは認識しています。

入試に「授業展開についていける」くらいの初見能力を測る内容があってもいいと思っています。僕が教えているコースには無いんです。

学生の事を考えたらあった方がいいと思うようになりました。

晴れて入学した学生は身に付けること推奨です。

とは言え最もフォーカスすべきは音大生をどう楽しく過ごすかです。
入試に初見が無いのですから遠慮なく来てください。
そこで出会う人、過ごす時間を大切にしていればいいのだと思います。

「何のために初見が要るの?」のひとつの答えにはなっていると思います。

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