リーディングシアター『四つの署名』2024年5月6日公演(古川雄輝・名村辰)レビュー
「セクシーなの♪キュートなの♪どっちが好きなの♪」
私の脳内あややが歌い出す。
理知的な佇まいから色気が零れ落ちるような古川雄輝のホームズ、愛されキャラ感溢れる名村辰のワトソン。朗読劇『緋色の研究』『四つの署名』は、俳優13名が公演ごとにホームズ役とワトソン役と組み合わせを変えて行われる。
古川・名村の2人が作り出すシャーロック・ホームズの世界観を味わえるのは5月6日、1日限りだ。
私にとって朗読劇鑑賞は初めての体験である。2人だけで、女性を含む多数の登場人物をどう表現す