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類は友を呼ぶ。が…

類は友を呼ぶ
ってありますよね

分かりやすいので言えば
愚痴を言う者は、愚痴を言う者と愚痴で仲良くなる

やし、

いつも笑顔で挨拶してる者は、挨拶する者と挨拶で仲良くなる
のもそう

人間関係は
我々個人の生き方。姿勢。態度。
が決めていってるだけなんですよね

自分という人間を知るための
客観的ツールの1つとして、
自分が関わっている
自分に関わろうとしてくれる
人をよくよく観察していると
自分という人間が少し見えてきます

どんな人達が自分と関わってるのか
つまり、自分がどんな人間か

つまり
類は友を呼んでいるってのです

自分の周りが
愚痴、不平不満、文句、誹謗中傷
の類がいる時は
それはその他人が悪いというより
自分という人間を見直す方が
早い問題解決になるかもです

そういう人が集る理由が
あなたにある可能性が高い

ただ世の中ってのは
ご存知の通り
そんなに単純に結論づけれません

この事実が1番大事

類は友を呼ぶ。
のどちらかと言えば
良い部分を紹介した冒頭でした

が、危険もあります

同じ考え方の者が集まり
同じレベルの思索をもつ者が集まり
お互いで認め合い満足し
人間関係はその者達と構築すると決める

あるあるの
危険な状態です

気持ちは強く強く分かります(;^ω^)

やはりね
人間の思想ってのは
同類の人間じゃないと
深くまで理解することはできない
んです

類が違えば
どこまでも単語でしか捉えられず
文脈が読めないものなんです

単語脳or文脈脳ってやつです

自分と
どこかで似てる思想であり
通ずるモノがあり
深くまで理解できるからこそ
類が同じであり
思索LEVELも同じなんです

やからこそ
類は友を呼ぶ事ができるんですが

それをしてしまうと
やはり閉鎖空間を構築してしまうんです

新しい考え方。
今までなかった思想。
新しい角度からの見方。
違う思想でありながら、理解はできる思想。

そう
類が違うからこそ
教えてもらえる事も
大いにあるのです

そこから我々はまた
脳の思想に新陳代謝が行われるのです 

これが同じ類の者だけで集まってしまえば
そこで頭打ちってこともある

組織のトップが
自分を理解してくれて
同じ思想LEVELで
文脈が伝わる者だけを称賛して
その他を排除するようなら
その組織は瓦解します

自分だけが正義である
という思想に陥り
類の違う思想に対して
☒反対意見
☒異質な発想
と断言してしまい
自分とは分断してしまう

これは誰もが陥る落とし穴です

これが
類は友を呼ぶ。
の表裏です

良いとか
悪いとか
ではないのです

僕は精神科の世界に長くいます
元刑務所で勤務しており
現在も精神科病院で勤務
専門学校外部講師でも脳神経学を担当してます

その中では
やはりと言うべきか
大半の人の思想は
僕とは類が違います

中には聞いてられないような思想や
聞いてるだけでしんどくなる思想や
心底恐ろしい思想もあります

しかしそこから逃げずに
自分の思想だけで判断せずに
自分の軸で他人の思想を測らずに
なんとか相手の話を聞き続けてきました

もちろん
それらの思想は
今でも一縷も納得できないモノもあります

心底何を言ってるのか
理解不能な思想もあります

ですが

その思想コレクションが
僕の脳内に刻まれていった事で
確実に言えることは
自分の思索LEVELが向上したってことです

俗に言う
こんな人達もいるんや…
あーこんな世界もあるんや…

 ってやつです

みなさんも
自分とは異質の思想や世界と出逢い

その時
スッと楽になった時とかないです?
発想が変えられた事とかないです?
常識が覆った時とか

そう。
類は友を呼びます
が、
違う類は視点をくれます

自分では絶対にない
発想、思想、視点、思考過程
これは
この世界を生きていくのに
非常に大事なアイテムとなります

なので
いつも同じメンバー
同じコミュニティ、友達、異性
だけでなく
時には
全く違う思想世界に
勇気をもって飛び込む事も大事なのです

これは
口で言うのは簡単ですが
実際は恐ろしいことですし
非常に難易度は高いです 

僕も、
精神世界で働いていたらからこそ
わかった事でもある

ですが
少しでもいいんです

いつもの同じ友達。
の、友達に会ってみる

とかからでもいいんですよ

とにかく
新しい人に出会ってみて
思想を聞いてみる

それでも難しい人も
たくさんいます

なので
どうしても難しい人は
本でもいいと思います

たくさんの人の思想と出会う

本はその体験をくれる事でしょう

自分と同じ思想やLEVELの人としか関わらない選択をとってしまうと
異質な思想をもつ人と出会った時に
何も太刀打ちできなくなります

僕もみなさんも
たくさんの人間の思想と
出逢っていきましょ

その作業は
他の誰でもない

自分を救うアイテムとなるのです















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