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大人の夏休み・絵本展から旧小学校の水族館へ

この日は有休をとって、毎年夏に開催されている西宮市大谷記念美術館のイタリアボローニャ国際絵本原画展へ。

様々な国や地域の作家さんの絵本の原画が楽しめます。
最近は撮影可な展覧会もだいぶ増えてきましたが、ボローニャ展は館内の作品は全て撮影禁止です。
撮影できることは嬉しいですが、この日は余計なことに気を取られず作品をじっくり鑑賞することができました。
子供が楽しめるものから可愛らしさの中に教訓が込められているもの、ダイレクトに国や世界の問題を扱っているものなど、地域によって色が違うのも興味深いです。

今年の印象としてはアジアの作品が増えたように感じました。
特に前回辺りから韓国の作家さんの作品が徐々に増え、以前の韓国の作品は政治的揶揄が込められていたり色合いもモノトーンが多かったように感じていたのですが、年々ポップで可愛らしい作品が選ばれるようになった印象です。

多くの作品の中から特に好きだったのは、さぶさちえさんの切り絵の作品。
原画の中から4点が展示されていたのですが、実物だからこそより感じられる手仕事の跡。
気が遠くなるほどの緻密な作業が想像できます。

今回はくまのポストカードを買ったのですが、海に飛び込む狐の絵もとても素敵でした。
原画を見ることができて良かったです。
ロビーにはモビールも飾ってありました。

あとは台湾のWei Hsuanさんという方の絵が可愛くて「これのポストカードがあったら買う」という話をしていたらピンポイントで一番気に入っていたうさぎの絵があったので、こちらも購入しました。
どこにどうやって飾ろうか思案中です。

大谷記念美術館は庭園もとても素敵なので(この日は暑すぎて散策しなかったのですが)おすすめの美術館です。

せっかく西宮まで来たので、車で5分ほどの場所にあるアンリ・シャルパンティエでお茶することに。ここのフィナンシェは間違いないです。

ショートケーキとカフェオレセット

少し涼んで、以前車で通りかかって気になっていたみなとやま水族館に向かいます。
昔ながらの商店街の横に突如おしゃれ建物が現れたので「何ここ?」となって調べたのですが、廃校になった小学校をリノベーションしているそうで。
平日だしそんなに混んでいないだろうと思っていたら、満車近くまで停まっていました。

すっかり洗練された建物
小学校の名残も

フードコートやお花屋さんなども併設されているのですが、まずは水族館から楽しむことに。
元小学校ということで、懐かしい椅子に座って目の前の水槽を眺めることができます。

荷物を預けるロッカーもレトロでかわいい

しゃがんで低い水槽を眺めていたら、スタッフさんがクッションを持ってきてくださり、座ってのんびりと過ごすことができました。

カクレクマノミ
目が合ってる…?

最後に主人がドクターフィッシュのところに行きたいというので向かいました。
水槽に手を入れて触れ合い体験ができるのですが、元々小さいものの集合体と魚の感触が苦手な私、水槽を見てビビり倒してしまい体験断固拒否。
「大丈夫だから入れてみ!」と半ば強引に背中を押されて手を入れてみたのですが、手先3秒ほど入れただけで無理でした。
あと思った以上にくすぐったかったです。

この時点で14時前とお昼の時間はだいぶ過ぎていたのですが、せっかくなのでフードコートも覗きにいきました。

懐かしい雰囲気

フードコートに漂うカレーの香りがあまりに美味しそうだったので半分こで食べることに。
カレーを9種類のうちから2種類選ぶことができたので、牛すじカレーと、本当はバターチキンが食べたかったのですが直前で完売してしまったそうで甘口ビーフを選びました。
この甘口ビーフが大当たりで、辛味がマイルドで食べやすく、お肉の食べ応えもあってすごく美味しかったです。

マンドリルカレー

フードコート内にあら、りんごを発見してしまい、結局りんご飴もその場でカットしてもらって思ったよりガッツリ食事をとってしまいました。
このりんごあめも私が購入したあとすぐに完売となっていたので、フードコートで食事も楽しみたい方は早めに行ったほうがいいと思います。

食べやすくしてくれてありがたい

朝早くから出かけていたので、帰宅ラッシュ前に家に着いても充実した1日だったと感じました。
小分けにした夏休みも終わってしまったので、また秋に向けて労働しなければと思います。

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