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うちの猫の話

一日一枚絵「猫」のまとめが初めていいねを100いただいて驚いています。さすが猫の日…!
見てくださって大感謝です。ありがとうございます。


実は何を思ったのか完全に日付を勘違いしていて、後から「猫の日、明日だ…」って気づいたんですけど、逆にフライングして良かったのかも。
お出かけ記事も普段の記事も書いていて楽しいんだけど、ずっと絵を描いてきた身としてはこの記事をたくさんの方にご覧いただいたことが、とても嬉しく思います。我が家の猫の話もいつかイラスト交えて描けたらいいなと思っていたので、一層頑張ろうと思いました。

ここからはちょっと暗い話しかもしれません。
うちの実家の猫の話。

うちの実家の猫は3匹が亡くなってしまって、今はもう1匹しかいません。その子も今体調を崩していて入院中です。ちょうど帰省中で会いに行ってきたのですが、元気がなく身体に色んな機械を付けられている姿が痛々しくて、病院で先生の話を聞いている間涙をこらえるのに必死でした。

他の3匹が亡くなる時にはもう私は実家を離れており、コロナ禍で1年以上帰れない時期を挟んでいたので弱々しい姿を目の当たりにしたのは今回が初めてでした。そんな姿を前に、ずっとお世話をしてくれた両親の気持ちを想像するだけで苦しいです。

猫たちが歳をとってからは、帰省のたびに「これで会うのは最後かもしれない」と覚悟を持って別れていたつもりでした。ただ今回診察が終わってキャリーケースに入ったまま先生に連れていかれたのを見て、想像以上にこれまでより強烈な別れを感じ取ってしまいました。もちろん望みは捨てないけど、現実だって見なければいけない。

一緒に過ごした時間は間違いなく大切な時間です。動物を迎えることに対して、改めて色々な責任と感情と、両親への感謝の気持ちを抱きました。

3度の猫たちとの別れを経て感じたこと。
今動物を飼っている人には、写真もだけど動画をたくさん撮っておくのがいいですよと伝えたい。私は愛猫が旅立った後に、悲しくて寂しくてしばらく写真も動画も見れませんでした。けれど数ヶ月、1年と経つと元気な頃の動画を見て少しずつ幸せな時間を思い出すことができました。今では元気がない時に立ち直るためのおまじないのような気持ちで動画を見返しています。
今一緒に過ごせる時間を、大切に過ごしてあげてください。

全ての猫に幸せな猫生が訪れてほしい。
そして我が家の猫が少しでも長く穏やかな時間を過ごせるよう願いたいと思います。

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