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『ドュアルジェンダーであることを受け入れる』

昨日の録音を聞き返して、頑張って言葉にして口から出したことを、書いてみる。

ずっと取り組んできて、七転八倒していること。それは、本当にありたいのは男性であり、しかし女性的な身体を持っているから、そうはなり得ないこと、つまり自分がドュアルジェンダーな存在でしかあり得ないことを受け止める、という作業である。極めてトランスらしく、あり得ないほど辛い。

本当に七転八倒している。

しかし、その辛さを、これはフィールドワークだと思うことで、ある意味誤魔化そうとしている。今回はパラエスノグラフィを書く、ということにして。エスノグラフィを書くことにして、辛い時をやり過ごそうとするのは、私のサバイバルスキルだ。何でもそうだった。大学に入って、すぐくらいからずっと。生きていることをフィールドワークだと捉えて、しんどすぎることと距離を取ることで、生き延びてきた。

また、ここを乗り越えると、自分のことを癒せるようになると思う。それで、調査がヒーリングになる、セラピーになる、というやり方を取ってるんだなと思う。もちろん、しているのがプロセシングだからというのもあるけれど、抜けたら楽になることを、既に知ってるんだと思う。それは、トランセスターが教えてくれてるから、なのではないかな。

それ自体、コミュニティがある証拠だし、機能している証拠。私も、その一部でありたいと思う。



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