見出し画像

GPT4付きオンラインIDE「Replit Core」!令和5年12月まで50%オフの年額120ドルで契約可能(2年目までは同額?)

 オンラインIDE&実行環境のReplit。今月末(令和5年12月)までに年額契約すると50%オフの120ドルで契約できるそうだ。残り1ヶ月を切っている(12月2日現在)。Go、Rust、Juliaまで含めた50以上ものプログラミング言語に対応したリッチな環境を月額換算10ドルで使うことができる。お得かな?※円高傾向なので微妙だが・・・いずれにしろ、ご購入/契約にあたってはご自身の責任でお願いします。

 Replit CoreはオンラインIDE。Replit(りぷりっと?)はREPLとItの合成語だそうだ。REPLは Read-Eval-Print Loopの略。Pythonなど使っている人にはおなじみでしょう。

 オンラインのIDEといえばAWSに買収されたがCloud9などが老舗で有名です。コードをSNSのように共有するCodePenなども有名です。いまでは類似のサービスは数え切れないほど存在します。VercelHerokuのようなPaaSと統合されているという点ではReplitはGlitchにも近いかもしれません。その基盤にはNixパッケージマネージャーNixOSという技術が使われているそうです。

 また、最近のコーディングはAIによるアシストが当たり前になってきています。 ReplitもGhostwriterという名前でPaLM2ベースのAI支援を提供してきました。しかし、11月に入ってReplit AIというGPT4ベースのAI支援機能にアップグレードされました。普通に日本語でも使えます。

ReplitAIのUI

 GoogleのBardRepritへのExportもサポートしていますが、Replit内で直接AIを利用できるので使う機会は減るでしょう。最近(令和5年)話題となっているCursorなどのGPTベースのAI支援エディタも存在しますが、Replitも同等のことができそうです。

 開発に必要な機能が広くサポートされています。当然、GitGithubとの連携はサポートされていて、特に困ることもありません。専用のReplitのVMを用意してデプロイすることもIDEから離れずに実行できます。

おすすめ!

 ハンズオンを基本としたソフトウェア入門書の多くがVSCodeのセットアップや実行環境の構築などでかなりのページを割いています。しかし、新しい技術や問題となっているソースコードをちょっと動かせれば良いという人やプログラムをお勉強するだけの人には面倒です。Google Colabが重宝されているのも、面倒な手続きから解放されるからでしょう。
 Replitはこのようなちょっと使いには最適な環境と感じます。価格が下がっている現在、契約してみてはいかがでしょうか?(Freeプランでも制約はるもののAI機能は提供されるようになったようです)。

もっとも、変化の激しい業界なので令和6年には変わっているかも知れませんが。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?