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素敵な暮らしのあの人に 14【花や植物、たくさんの“好き”を詰め込んだこだわりのお家】rumiさんのお家(後編)

光が降り注ぐ大空間の吹き抜けリビングに、グリーンやお花、お気に入りの家具がそこかしこに。見とれてしまうほど素敵なお家で暮らすrumiさん(@rumyroom)を訪ねました。
花やグリーン、ポスターのことを伺った前編に続き、後編では2度目の家づくりをした貴重な経験と、ペットとの暮らしについてお話を聞かせていただきました。

お気に入りの場所でゆっくり、のんびりと

大きな窓がある吹き抜けのリビングや室内パーテーションを設置したアトリエスペース、使いやすそうなランドリールームなど、素敵な空間がたくさん。特にお気に入りの場所はどこですか?

1番を選ぶのは難しいのですが、絶対に欲しかったのはリビングから繋がるお庭。季節の移り変わりを感じることができるよう、落葉樹やさまざな植物を植えています。気候がいい時はのんびりとお茶やお酒を飲んだりするアウトドアリビングに。寒かったり暑かったりする時も、室内からいつもお庭が見える風景は思い描いていた以上に気持ちがいいものです。(rumiさん)

rumiさんの言う通り、解放感があってとても気持ちが良さそう!光を受けたオマジオ パールMサイズがキラキラ輝いています。

入居したばかりの時はとにかくランドリールームが使いやすくて。狭かった旧宅の洗面所兼洗濯場の使いにくさから解放されて、本当に日当たりのいいランドリーにずっと居たくなるくらいお気に入りでした。(rumiさん)


パーテーションで区切られたアトリエスペース。お教室はこちらで開催しているのだそう。

ランドリールームは今ももちろん好きですが、やはり今は去年リフォームしたアトリエを、ダイニング側から眺めるのが一番のお気に入りです。
猫たちがいたずらしたり食べてしまわないようにお花は主にアトリエに飾っています。外側から眺めながら食事をしたりくつろいだりしています。アトリエの中はお花の管理ために少し温度が低い設定にしているので、外側から見ているくらいがちょうどいいですね(笑)。(rumiさん)


アトリエを作る方は少ないと思いますので……もしこれから家づくりをされる方でしたら、リビングの一角に和室コーナーを作るのも良いと思います。
使わないかも、と無くす方もいらっしゃいますが、うちのアトリエのように飾ったり眺めたりする場所として、思い切り素敵にしてしまうのもアリだなと思うんです。
雛人形などを飾ったりする場所って意外と少ないし、生活空間と分けて「癒し空間」として綺麗に簡単DIYやリフォームするのも楽しいのではと思います。贅沢なスペースですが、ちょっとしたストレッチをしたり、大きな荷物を一時置きできるスペースが普段過ごすリビング以外に3畳でもあると、全然ゆとりが違う気がします。(rumiさん)

信頼の家づくりで得られた、明るく開放的なリビング

2度の家づくりをされているrumiさん。やってよかった成功ポイントや失敗談が聞きたいです!これから家を建てる人へのアドバイスもお願いします

うちは北と東向きのリビングなのですが、最初は完全に「この設計士さんありえない!」と思っていました(笑)。2度目の家作りでしたが、南向きの神話に惑わされていました。(rumiさん)

あんなに暑かった旧宅でしたが……まだ南向きにこだわっていた家づくり当初。
渡されたプランでは​、​土地の形状や隣家との兼ね合いで視界が抜けて、公園の緑と山の緑の見晴らしが良い北を1番開放的に設計された図面でした。正直驚きましたが、「パッシブデザイン」を採用したとのこと。季節によって変わる光の入り方や風通しを計算し、隣家が少し高い位置にあることで光を取り込みにくい南側より、ちゃんと明るく気持ちいい空間になるという理論的な説明を受けました。パース画像も見せていただいたので、設計士さんを信頼し進めることができました。(rumiさん)

※パッシブデザインとは……機械に頼らず太陽の光や熱、風など自然の力を利用する設計技術。住宅に自然エネルギーを利用することで、省エネルギーな生活が実現できます。

とにかく家づくりは、担当してくださるスタッフの方々とのチームワークが何より大切だと思います!
少しでも疑問や違和感があれば、必ず確認し納得して進めていくのがいい。お家は安い買い物ではありませんから。
なので、信頼できないスタッフさんや業者さんにはお任せしない方がいいと思います。
知識豊富なプロの意見に耳を傾けることが大事。「北向きが暗くならないのは反射光が間接的に常に取り込めるから。さらに高い位置に窓を取れば十分に明るいリビングになりますよ。」と設計士さんが言った通り、明るいLDKとなりました。
南向きにこだわりすぎなくていい、ということも2度目にして学びました。(rumiさん)

花と、植物と、ペットとの暮らし

たくさんの可愛いペットと暮らしていますね!観葉植物も多く置かれているので、イタズラしたり食べっちゃったりしていないかなど、ペットとの暮らしで気をつけていることを聞かせてください。

観葉植物の葉っぱをかじることはありませんが、子猫の時に植木鉢の土を掘ることはありました。麻布を土の部分に被せて掘れないようにカバーしていますが、時々その上で眠ったりしています。(rumiさん)

お花はほとんど興味がないのですが、誤って食べたら怖い植物もあります。なので、ほとんどは猫や犬がいけないアトリエか玄関に飾ることにしています。(rumiさん)

あとは極力壁や天井を利用しハンギングにして吊るしているので、いたずらすることはありません。ハンギンググリーンは狭い空間でも飾れるし、小さいお子さんやわが家のように動物が多いお家、お年寄りが杖を使われるお家などでも採用しやすいのがメリット。見た目も目線が上がるので、空間がより広く素敵に見えるのでオススメです。(rumiさん)

寛ぐペットたち。KOZのペットアイテムで欲しいものは……

KOZでもペットアイテムの展開をスタートしました。気になるものはありますか?

インテリアに馴染むデザインばかりで、ペットのアイテムとは思えないものばかりですね!スタンド付きウォーターボウル、素敵で欲しくなりました!(rumiさん)

rumiさんが気になっているウォーターボウルがこちら。
シンプルなデザインで人気です!

知りたい!KOZの“Wish”アイテム

こだわりのインテリアが素敵なrumiさんのお家。KOZのアイテムで欲しいなあ、と思うものはありますか?

ferm LIVINGの「プラントボックス」はずっと憧れています。ベージュ系のニュアンスカラーのものがたまらなくかわいいので、いつかお迎えし、たくさんのグリーンを飾りたいなぁと妄想中です。(rumiさん)

ferm LIVINGの人気アイテム・プラントボックス。
グリーンを飾ったり、収納ボックスとして使うのもおすすめです◎

あとは、テーム・ヤルヴィの植物のアート。すでに1枚ありますが、追加で購入してアトリエに飾れたらいいなぁと考えていて、時々チェックしています。動物のものが素敵で、飾る場所を探しています(笑)。(rumiさん)

テーム・ヤルヴィのアートポスター。
動物好きのrumiさんらしいセレクトです。

程よい生活感と、家族みんなの心地いい場所がある家

日々の暮らしで大事にしていること、豊かな暮らしのために大切にしていることは何ですか?

「生活感をなくしすぎない」ことと「無理をしない」ことです。
綺麗な真っ白なお家なども素敵ですが、性格的に維持できないうえ、ホテルのような場所だと落ち着かないので、程よくごちゃっとしている空間にしています。(rumiさん)

ルールを決めすぎず、心地よく暮らすこと。
好きな場所もくつろぎ方も家族みんな違うので、いろんな場所でくつろげるように工夫しています。パーソナルチェアをいくつか置いたり、ベンチスペースを作ってもらったり(今はアトリエになってしまいましたが……)階段にも座れるようにしたり、セカンドリビングの床でゴロゴロできるようにヨギボーを置いてみたり。動物たちも含めた家族みんなに「お気に入りの場所」がある、居心地のいい家になるように心がけています。(rumiさん)

ありがとうございました!

憧れの大空間リビングやこだわりのインテリアは、大事な家族が心地よくくつろぐためのもの。あたたかい気持ちが込められているからこそ、私たちの目を引く素敵なお家になっていったのではないでしょうか。そんな想いを表現したrumiさんの暮らし。今後も目が離せません!

【写真】rumi

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rumi Instagram:@rumyroom, @flamme_candleandflower フラワーとキャンドル教室講師。関西在住。3年半前に2度目となるお家が完成。人間4人、犬猫5匹、鳥さん2羽で賑やかに暮らしています。2023年から自宅アトリエにてフラワーとキャンドルの教室アトリエフラムをオープン。大好きなお花とインテリアを楽しみながら暮らしの工夫あれこれをインスタグラムで発信しています。


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