強くなると許せる

自分が強くなると、苦手意識のあった人のことを許せる気がする、という話を書いていきたいと思います。
たぶん、まとまらない文章になるような気がしますが…笑
思考の整理という意味も込めて。

前職の上司

僕は昨年の後半に転職活動をして、13年半勤めたいわゆる大企業を辞めました。
その前職の直属の上司がなかなか癖のある方で。

その上司のNさんは、同じ職場で同じ役職(係長)として10年以上在籍しているという方でした。
また、その間ずっと単身赴任をしているという状況。
そんな感じだと、どこか勘違いをしてしまうのか、基本的に偉そうで態度がでかいんですよね。笑

そんな上司のもとで、けっこうストレスを感じていたり消耗したりしていました。
うまくスルーしたり自分が対応を変えたり、捉え方を変えたり…いろいろと工夫はしていた気がしますが、どうしても毎日顔を合わせるのでどうしても消耗してしまう日々を過ごしていました。

会社の外で活動することで視野が広がった

僕は4年ほど前から、会社の外で少しづつ活動して来ました。
自己研鑽・自己投資ということになるのでしょうか。

そんな中、会社の外でのつながりが少しづつ増えていきます。
その方たちの中には、50代〜60代の方もいるのですが、どの方にも共通しているのは「謙虚」で決して偉そうにしていないということなんです。

そのように会社の外での活動をしていると、自分がいる会社やその中にいる人たちを俯瞰して見るようになります。
上司のNさんに対しても、
「この人、大した実力もないのに、なんでこんなに偉そうなんだろう。会社の外に出たら、あんまり活躍できないんだろうな…」
と思うように…笑

パワハラ、そして転職活動

ある時期は、Nさんのパワハラに近い言動から、メンタルをやられてしまうこともありました。
それもきっかけの一つとなって、転職活動を始めることとなります。

36歳で大企業からの転職活動ということもあり、なかなかうまくいかない日々が続きます。
でも、そんな時に思っていたのは
「今ここで諦めたら、ずっと今の上司と働き続けることになるんだぞ。それでもいいのか?」
と自分に問いかけていました。

なんとか転職活動を挫折せずに転職できたのは、この思いがあったからかもしれませんね。

自信

転職してもうすぐ3ヶ月が経とうとしています。
前職ではあまり評価されなかった僕ですが、転職先の今の会社ではありがたいことに「必要とされている感」を感じます。
それも、上記で述べた自己投資(プログラミングやWeb制作の学習)が評価されているということもあります。

また先日、転職活動中のことを書いたKindle本を出版しました。
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Kindle本を出版できたこと、またありがたいことにいろんな方が応援してくれたりダウンロードしてくれたりしたこと。
それらによって、少しだけ自信がついてきたように思います。

強くなると許せる

そんな感じで、前よりも自信がついて自分を肯定できるようになってきたここ最近。
そうすると、自然と前職の上司Nさんのことは、あまり気にならなくなってきたように思います。

特に「見返してやる」という感情もなく。
ただ
「あの人は、あの会社でそれなりに満足しているから、それでいいんだろうな。もう、俺とは全く違う世界の人だ。」
と、なんだか許していくような感覚を覚えています。


人は強くなると、傲慢になったり驕りたかぶったりするのではなく、器が広くなっていくのかな、とそんなことをぼんやりと考えています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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