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メタバースと地域性

高橋広野です.

ここ数週間でメタバースとう単語を頻繁に見聞きするようになった.ネット上でも突発的なトークイベントがいくつも開催され盛り上がりを見せている.

ひとつにfacebookが社名をMetaに変え,メタバース事業に注力する方針を示したこと.そこには現Facebookの劣勢を垣間見れる.Z世代を中心にFacebookはもはや時代遅れのツールになってしまった.時間が経てば経つほどユーザーが離れていくことはもはや明白である.いかに若年層に刺さるプラットフォームでいられるかが,Metaへと進化したポイントだろう.

メタ+ユニバース=メタバース

幾つのも小宇宙を包含する世界が訪れる.

現実の世界も一つのユニバースとして,インターネット上にいくつもの別世界が構築され,行き来する未来になるだろう.


リアルとの関係性はいかに??

誰もが当たり前のように自身の分身であるアバターを所有することになるのは想像しやすい.そんな中で、情報を得たり、コミュニケーションを取ったり、ライブや美術観賞に参加したりなどのエンタメ的な使い方と,時には打ち合わせなどビジネス的な使い方は想像が容易い.

だが,リアルの地域とはいかに結びつくのかが全くビジョンが見えない.リアルを再現したものとしてワールドが形成されていくのか.リアルを補完する時間軸の地域が形成されるのか.

いま,まちづくりとか地域づくりとかが当たり前に行われる時代になって,良くも悪くもどこでも同じことをやっている.(同じと言ってしまうのはもちろん語弊があるが)

いま過ごしている日常ががらっと変わるような未来が近くにあるかもしれないので,未来的日常につながるまちづくり,地域づくりを考えてみたいと思う.

そんなことを考えているとコロナ禍で頻繁に見かけるようになった飲食店のパーテンションなどもいつも間にか液晶画面に置き換わって,気軽に別世界にログインできるツールになっているかもしれない.未来に想像が膨らむ.


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