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“つくること”の民主化の先で生き残るには

いまや誰もがクリエイターになれる時代になった.

ひと昔前までプロしか持てなかったようなツールがいまや誰でも簡単に手に入る,誰でも簡単に扱える.

出版に,写真に,動画編集に,WEBデザインに,グラフィックデザインに,家具制作などなど.

誰でも,“名乗れば”クリエイターになれてしまう.世の中にそんなクリエイターが溢れてきた.

誰もがクリエイションできる,創造を楽しめるのは基本的には良い傾向だと思う.

それだけクリエイターが求められる時代なのもたしかだと思う.いいものが世の中に溢れてきた.

のちに建築も民主化されるだろう.いままさにされ始めている.

いまや改装で食っている設計事務所も溢れるばかりである.どこもがある程度の“いい”デザインを提供してくれる.全体としてレベルも上がり,施主(客)が前提として持つ情報(知識)レベルも上がっている.

そんな誰もが“いい”デザインを提供できるとなったとき,同じレベルで“いい”デザインを提供できることに価値はなくなるだろう.

“いい”感じに内装をデザインできます.建築をつくれます.といったときに,そんな会社はいくらでもある.

他にないこと,できないことに挑戦していかなくては,生き残るすべはないのか.なんとなく建築を志し,なんとなく独立しようでは歯が立たない世界かもしれない.

そんな“つくる”ことの民主化の先に生き残るために準備することを考える.


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