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(希望の新聞HOPE)失敗を見せられる大人は美しい 〜奈良県橿原市の門川好美さん、ミセスアース世界大会へ〜

(この記事は2023年2月に発行された『希望の新聞HOPE』のアーカイブ記事です。当時の情報をそのまま掲載しているため、現在とは状況が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。)

 チャレンジ精神豊富な人は世の中にたくさんいますが、「素の自分」を見せられる人は意外といません。自分を取り繕ったり、仮面を被ったりしてしまう人が大半です。ありのままの自分を表現するのは、年齢を重ねるほど難しくなるように思われます。ましてや未知への挑戦となると、不安や恥じらいまで心に浮かんでくるものです。

 門川さんの挑戦は、そんな気持ちを持つ人に希望と勇気を与えてくれるかもしれません。育児をしながら、夫とリフォーム事業を手がけ、ヨガ講師としても独立。女性や子どもへの希望になればと数々のコンテストにも出場してきました。これまでベストボディジャパンやミセスクイーンに出場し、ミセスアースでは世界大会の切符も掴みました。

「年に一度、初めてのことに挑戦するようにしています。『成長痛』に共感できることが、子どもや女性への応援になります」

 出産を経験し、年齢を重ねると、体型や健康の維持は難しくなります。そして、時には失敗とも向き合うことになります。しかし、そういう姿を示すことで「いくつになっても挑戦してもいいんだ」というメッセージが伝わります。「お母さんはやめとくわ、ではなく、苦しみも一緒に味わうことが大切」と門川さんは語ります。

「私の理念は、『健康的に美しく、愛あふれる人生を』です。大人が自分らしく輝き続けることで、我が子だけでなく、次世代の女性にもイキイキと人生を楽しんでもらえたら嬉しいです」

 綺麗なところだけでなく、失敗や不安といった負の側面も含めて、自分らしさを表現できる人にこそ、真の美しさが表れるのかもしれません。

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