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【論文が警告】お金の不安があると老化が速まる理由と対処法

見た目の老化は、紫外線による「光老化」や生活習慣の悪さからくる「生活習慣病」など様々あります。

可能な限り老化を遅らせるために、日焼け止めを塗ったり、食事や睡眠に気を付け、運動も行っている方もいるでしょう。

ですが実は「お金の不安や不満」が老化を促進してしまうことをご存知ですか?

今回は、お金のストレスが見た目の老化に影響する理由と、金銭的なストレスを減らす対処法をご紹介します。


ストレスと老化の実験

26~75歳の228名の過去と現在の老化具合を比べた論文で(Stress and Subjective Age: Those With Greater Financial Stress Look Older)

「自分が何歳だと感じるか」「自分が何歳に見えるか」を本人に判断して貰い、顔写真を撮る

10年間の老け具合を、現在と過去の顔写真を比べて第三者が見た目の評価をする

という実験を行ったところ。

より高いレベルの経済的ストレスを報告した参加者は、実際の年齢よりもかなり年上であると認識され、他の見た目年齢のより大きな増加が示されました。

これは本人の収入、一般的なストレス、健康、魅力度を調整しても変わらず、金銭的に不安や不満を抱えている人ほど、見た目がより老けていくという結果になりました。

経済的ストレスで見た目が老ける理由

こういった現象が起きる理由としては、慢性的なストレスが活性酸素を発生させ、体に様々な悪影響を与えることで老化を促進してしまうため。

厚生労働省が運営するサイトなどでも、

過度な運動やストレスも活性酸素の産生を促し、酸化ストレスを引き起こす要因となります。

出典:e-ヘルスネット「活性酸素と酸化ストレス

活性酸素によって細胞が攻撃されると、細胞膜の脂質が酸化し、細胞で行われる「栄養と老廃物の出し入れ」が、スムーズに行えなくなります。

また、細胞の核が損傷すると細胞が死滅したり、LDLコレステロールが酸化されると血管の老化を促進します。

このように活性酸素は細胞を傷つけたり死滅させることによって、老化を促進するということが分かっています。

出典:健康長寿ネット「酸化ストレス

特に金銭的な不安や不満が老化に影響するのは、

「持続的にストレスを与え続ける」
「見た目にお金をかけなくなる」

この2つが大きな理由です。

職場でのストレス、友人や恋人との別れなどは、実際にその場所や状況にいるときの一時的なストレスであったり、時間の経過と共にストレス値が下がっていきます。

一方、金銭的なストレスは、仕事中でもプライベート中でも関係なく、

「お金持ちだったら仕事辞められて好きなことができるのに……」
「お金がかかるから買うのを我慢しよう」

など、時間も場所も問わずに、いつでも何度でもストレスを感じる機会があります。

また、金銭的不安を抱えていると、見た目や健康にあまりお金を掛けられなかったり、お金を使うことを諦めたりすることで、結果的に見た目の老化がより進行していきます。

金銭的ストレスを下げる方法

ベストは現在よりお金を稼いだり、借金があれば即座に完済して不安を無くすことですが、それがすぐに実行できたら誰しも金銭的ストレスは抱えないでしょう。

オススメの方法はいくつかありますが、まず重要なのは「固定費の見直し」

家賃、携帯代、ネット代、保険料、サブスク代、年会費など、金額を下げたり解約することで、毎月や毎年かかっている固定費を下げましょう。

固定費は一度見直して設定してしまえば、何もせずとも継続的に節約となり使えるお金が増えるので、手間と思わずに実行すると良いでしょう。

次に借金やローンがある方は、優先して「返済」を行いましょう。

例えばクレジットカードのキャッシングで借りているお金が100万円あるとします。

キャッシングの一般的な金利は「年15~18%」

これを普通に毎月返していると、実際に借りているお金の利子だけで年間15~18万円近く余分にお金を取られます。

固定費の見直しをしたら、借りているお金をまとめて返すなどして、優先的に返済していきましょう。

最後に行うのが「資産運用」

資産運用と言うと、「よくわからなくて不安」「お金を失いそうで怖い」と言う方もいますが、資産運用である投資とギャンブルはまったくの別物です。

詳しくは向上ライフの記事に「【超初心者向け】資産運用や投資って何?」があるので、そちらをご覧ください。

余裕がある方は、転職して年収を上げたり、副業をして収入を増やすことにもチャレンジしてみてください。

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