2024/05/08 ドナ…ドナ、うしの気持ち
ぼくは今きみの眼、鼻、口、からだと気持ち。
きみもいつかぼくみたいに姿が消えてなくなっていく。
それまでのあいだぼくのなかまたちも次々ときみの、
眼、鼻、口、からだと気持ちになっては消えていく。
ぼくのことをきみたちはうしと呼ぶ。
きみたちのなかにはきみたちの姿をした救い主を信じるひともいる。
ドナ…ドナ
つまりそのひとはなかまを助けるために「つみ」を背負い
いのちをなげだして
はくがいされるなかまたちを救ったという。
いのちがなくなってもたましいはすくわれると。
ぼくには