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【視点】その笑顔を守るために

このタイトルを見て誰の顔が浮かびましたか?
夫婦、お子様、親、恋人、友人、パートナー、ペット、
最初に浮かぶのは人それぞれですね。

昔はTVニュースだけでしたが、今はTVだけでなくネットを介して様々な情報が入ります。
不思議と、私が幼い頃のブラウン管のテレビだと遠くに感じた景色も、現代のモニターだととても現実味のある生々しい映像が映ります。
スマホの普及もあり、よりリアリティが増しています。

嫌なニュースが多いですね。
心を持っていかれることがあります。
いじめ、殺人、戦争。
とても身近に感じます。
だけれど、身近になったのではありません。
ずっと身近にあることです。
私が幼いころ見ていた、たかだか数十年前の白黒の映像も現実です。
白黒がモザイクの役割になってしまっていますが、ほんとうは同じです。

亡き祖母は私の幼いころから繰り返し戦争の体験を話していました。
どこまでが本当か分かりませんが、10代のころ出稼ぎで東京にいるとき火炎爆弾が降り、川に浮いた多くの亡骸、道端に転がるそれを踏まないようにお経を唱えながら歩いたそうです。
私の世代から下は、直接の戦争体験者から話を聞く機会はグンと減るでしょうね。

そんなこと掘り返したらキリが無いです。
これまでの全ての人は先人の屍の上に立っていますから。
この投稿で言いたいことはそんなことではありません。

精神の耐久力は個人差がものすごく大きいと思っています。
心をかき回されて落ちる前に、一度離れてください。
どんなに悲しい現実があっても私たち庶民にできることはそもそも限られています。

話を最初に戻します。
「ご自身の笑顔を守ってほしい。」
そのためには耳を塞いでもいいでしょう。
見ないふりをしてもいいでしょう。
悪いことではありません。
それぞれが正しいです。
と、同時に誰かにとってはそれぞれが間違いでもあります。
その程度のものです。
その程度のものに壊されないでほしい。
あなたが壊れてはユメもキボーもありません。

そもそも大きな答えなんて無いんです。
そんなものがあったら、とっくの昔に理想郷ができているでしょう。
だけれど小さな答えは、けっこうたくさんあると思っています。
何だと思いますか。
それは、小さなコミュニティーです。
マクロの視点を広げる前に。最小の繋がりを大切にしてほしい。
それは人それぞれ。
親とか兄弟とか近所の人とか親友とか。
その環境が無い人は施設でお世話になった人でもいいし、ネットを介し応援してくれるファンでもいい。
「おはよー」「ありがとー」「すき」
そのことだけで止められた過去の悲しい出来事もたくさんあると信じています。

職業柄、子供たちの前でお話をすることがあります。
先生方には仕事のことを話してほしいと言われているのですが、必ず最後に伝えることがあります。
それは「一番近い人を大切にしてほしい。」ということです。
この子たちの時代は情報が入り乱れて、何が正しいのか見失う事が多くなるでしょう。
悪い意味で宗教の力が弱くなります。
教育でそれが補填できればいいのですが、現在の教育システムでは生徒の心を助けてくれる情熱の先生は目立つことが難しいでしょう。

この記事、不要だった人にはごめんなさい。
ただの雑音ですね。
少し不器用で抱え込んでしまう人の気持ちが少し軽くなればいいなぁと思って投稿しました。
今日は猫に関する投稿をしようと思っていたのですが、ある方の投稿を見て気が変わりました。

明日は誰にオハヨーするんだろう。
最初はスヤ太、そのあと妻、そして猫たちかな。
あ、実兄も出勤するんだった。
そんな日々に生かされています。
悪くない人生です。
それでは('ω')ノ


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